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小さい頃「お前は何も続かないね」と言われていた

おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。

青空が出ただけでかなりHappyになる河野です。ビール飲んだ時ぐらい嬉しいです。

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小さい頃「お前は何も続かないね」と言われていた

普段は忘れているけど、ふとしたきっかけで幼い頃に両親や親族、周りの人からかけてもらった言葉を思い出します。

今さっき思い出したその中の一つに、「お前は何も続かないね」というのがあります。

今となっては「そんなこと言ったって、まだこの世に出てきて数年とか10何年なんだから、続く続かないの話以前に、人生を過ごしてきた年数自体が少ないから仕方なくない?」と言えますが、当時の僕には少し呪いのようになり、「そうか、僕はあまり何かを長続きさせられる人間ではないのか」と思った記憶があります。

正直、その後の人生で中学一年生の時に音楽鑑賞教室で聞かせてもらい感動した弦楽四重奏から吹奏楽部の門を叩き、吹奏楽にはヴァイオリンはなくコントラバスしかない現実に衝撃を受け(しかも定員over)、そのまま素直に仮入部でフルートかチューバかとなり、当時学年で一番背が高かった河野は無事チューバに選ばれました。

そこからもう25年、おかげさまでチューバをはじめ、音楽に携わらさせてもらっています。また小学1年生の頃から親しくさせてもらっている親友たちとも年に数回会うなど交流も続けられていますし、これも大変おかげさまですが、金管バンドに出会った大学生からすでに19年近く経ち、今では専門家として研鑽を積ませてもらっています。

というように、河野は結構長く何かを続ける能力がありますし、幸運なことと周りの方々の厚いご支援のおかげで続けさせてもらえる環境というのもありました。

今日のnoteで何が言いたいのかというと、例えば「今」この瞬間やりたくてやりたくて仕方のないことが’なかった’としても、また継続できたことが何も’なかった’としても、「この先何があるかわからないじゃん!」ということです。

河野は弦楽四重奏を中一の頃に聴いて、電流が走るかの如く感銘を受け、そこから今の職業につながっています。ですが、我が親友の一人は長年やりたいことがわからないと言い、ですが自分の生活やパートナーとの生活、子供たちのためにと良い仕事につき人生を謳歌しています。

どっちが正しいなんていうのもないと思いますし、どっちが悪い人生なんていうのもありません。人それぞれ実は深層心理的に望んだ世界を生きています。

なので、今心の底から「好き!」と言えることが例えなかったとしてもそれはそれで良いわけです。誰かと比べて自分はそんなものも無いのかなんていうのも思う必要はありません。なぜならこの先そういうものができるかもしれないし、例えできなくてもそれはそれで良いわけです。

継続できることだってそうです。好きでなければそう簡単に継続なんてできません。去年2023年のデータですが、現在日本人の平均寿命はこうです。

なので、今20代の人は半世紀ちょい、30代は約半世紀で死にます。
このどこかで好きなもの、楽しいこと、そして続けていきたいなと思えることに出会えたら良いのでは無いのでしょうか

それが早いか遅いかだけの話です。河野は死ぬまで音楽していたいですが、それでさえどういう形になっていくか今後わかりません。例えばちょっと前まで起きていたパンデミック、コロナ禍のようなことが続けば音楽活動なんていうのはあっという間に収縮し、多くの音楽家が転職を迫られます。

といった具合に先のことなんて、僕が小さい頃に言われた「お前は何も続かないね」と同様にわからないわけです。今を悲観したり、しょんぼりするよりも来年、5年後、10年後、20年後どんな人生になっているかワクワクしながら生きた方が楽しいです。

好きなことガンガンやって生きていく人生も楽しいですし、クラゲのように流れに身を任せてのんびり生きていくのも一興です。

自分の人生は自分で彩っていきていきたいものです。ちょっとまとまりが悪いですが、今日もここまでお読みいただきありがとうございました。

Thank you

Kazz


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