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小さいことだけど大きな一歩 #119

昨日、9時前から16時前まで1日、マルシェに出店したコーヒー屋さんのお手伝いをしてきました。

マルシェの様子
コーヒーの香りに包まれて

休職し退職して、仕事に行かなくなってから1年半経ち、久々のお金をもらえる時間を過ごしました。

コーヒー屋さんのお手伝いはコーヒーを淹れるためのお湯を沸かしたり、お会計をしたり、接客が多かったりして、あまり経験したことのないことをすると聞いていたので、前日はうまくできるか心配で少し緊張したりしていました。

そして何より人前に出て、不特定多数の人と関わるという恐怖心もありました。

それを克服するための一歩として自分から申し出たんですけどね。

対人恐怖がありつつも、接客に関しては、前の仕事では外部の人とやりとりすることが多かったのもあり、前のようにやれば大丈夫だろうとは思っていました。


そして当日。

マルシェ開始前にその日に出すコーヒーの試飲をさせていただきました。

気温が上がる予報だったので、アイスコーヒーが出るだろうとのことでアイスコーヒーを試飲させていただきました。

コーヒーを飲んで気合を入れて、マルシェが開始。

お客さんがどんどん入ってきて、たくさんコーヒーが出ていきました。

私が心配していた接客やお会計、コーヒーを淹れるお手伝いは順調にできました。

そんなに難しいことはなかったので、淡々とこなす感じで、さくさくと進みました。

お客さんとも雑談をしたり、何事もなくお話ができました。

途中、店主がマルシェで買ってくれたプリンを食べながら、一息ついたりもしました。

そんな中ひとつ気になったのが、パニック症状が出てきたことです。

元々、強い仕事のストレス、対人恐怖によりパニック症状が強く出ていた時期が長く、人前や職場で手や足が震えたり、過呼吸になったりしていました。

それは職場以外でも出るようになり、いろんな場面で私生活が困難になるほどでした。

今回出てきたのもパニック症状だと気づき、どうしようかと焦りました。

症状として出てきたのは手の震えで、お会計の時にお金をつかみ損ねたり、落としそうになったりがありました。

幸い、お客さんや店主に気づかれることはなかったですが。

緊張や不安をそんなに感じていなくても、体がどうしても拒否反応を起こしてしまうことが多々あるので、これが完治しないのは厄介だなと感じます。

やはり根強い対人恐怖や、心の奥底の不安感は拭い去れないものだなと感じた1日でした。


パニック症状は出たものの、無事マルシェが終了し、報酬をいただき、帰宅しました。

マルシェの間は店主ともコーヒーの淹れ方の話をしたり、カフェインレスの試飲をさせていただいたりとたくさんお話をすることができました。

久々にいろいろな刺激を受けた日になりましたが、体力だけはあるので疲労感はあまり感じませんでした。

帰ってきてから18時頃走りに出かけ、10km走ることもできました。

今回の作業的には難しいことはなく、小さなチャレンジではありましたが、こういう時にどうなるかということが再確認出来たり、単純に人前に出るということでも大きな一歩、チャレンジになったと自覚しています。

これからまた単発の仕事を少しずつ増やし、リハビリをしながら今後の活動につなげられるように、頑張っていきたいと思います。

対人恐怖や不安感、パニック症状などの対処法はそこで少しずつ考えていければいいなと思います。


今日は通院の日です。

主治医には立ちくらみなどの不調のことや、昨日(パニック症状)のことを相談してこようと思います。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。



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