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過去のトラウマから目を背けるために #339

昨日の夜21時頃から、読書をしているのにふと過去のことを思い出してしまい、集中力が途切れ途切れになりながらもがいていました。

読書に集中しようと試みましたがなかなかうまくはいかず。

うまく処理できないまま時間が過ぎ、夜中になっても頭の中が落ち着いてくれず、1時になってやっと布団に入ってからも過去のことやそれ以外のことで頭が支配され、動悸も起こる始末。

その苦しさもありますが、そんな時には非常に冷静に「こんなの死んでしまえば楽になれるんだけどなぁ~」と考えてしまいます。

「どうやったらうまく死ねるかな」とかそんなことを真面目に考え始めつつ、「いかんいかん」と言い聞かせてなんとか抑えました。

パニックになるとか苦しくて泣きわめくとか、そういったことは今はないのですが、一度自殺未遂までしたのもあってすごく真剣に死について考えるようになってしまいました。

なんだか死への恐怖心より人間への恐怖心の方が苦しいと思っているように感じます。


入院中に臨床心理士さんによるカウンセリングを受けた時や、退院後もセカンドオピニオンで当時通っていた病院とは違うところで診察を受けた際に、フラッシュバックや強い不安感による私生活への支障はPTSD(心的外傷後ストレス障害)によるものであると言われました。

休職してから入院するまでの約半年間は、家の外の世界にいる人間(主に職場の人たち)がこわすぎて一切外に出れなくなりました。

それにより広場恐怖症になったわけですが、これもトラウマを思い出させる物事(活動、状況、人)を執拗に避けるという回避症状のひとつでした。

他にも職場の人を思い出させるようなこととしてゲームがこわくなったり、休職直後から今も県内のニュースは一切見ないし、昨年まで住んでいた地域や前職の人が多く住んでいる地域はこわくて行くのを避けています。

これらを克服することはなかなか難しいように思います。


それでも、以前はフラッシュバックによる不安感で毎日長時間苦しんでいましたが、それは長い時間をかけだいぶ抑えられるようになりました。

考え方を変える努力をしたり、何かに打ち込めるように工夫してみたり、いろいろ試してきた結果ではありますが、まだまだ完全ではないし未だに非常に苦しむことなので、新たな対策を考えなければならないと感じています。

本当は誰か友人などに話を聞いてもらうのがいいとのことですが、残念ながら気軽に話すことのできる人はいないので、これからも自分なりの方法を見つけて闘っていくしかありません。


長い間苦しめるこの記憶の断片たちをさっさと忘れられるように、これからも一生懸命抗っていこうと思います。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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