普通に笑いながら日常を生きていたい
久しぶりに三浦しをんさんの作品を読みました。今回は著者お得意(?)の青春小説です。
舞台は長閑な温泉町の商店街と住宅地。そこに住む男子高校生たちが主役でそれぞれに家庭の事情があり、進路に悩み、そんな中悪友として馬鹿騒ぎをし、事件や夢がなくても、普通に日常は営まれていきます。
おバカなノリの彼らに笑い、ほっこりし、時に涙腺を緩め、心から応援してしまう、三浦しをんさんが若者を描く作品は絶品です。
コロナ禍、住むところでそれぞれ事情が異なりますが、どうしても暗くなってしまう今日、こんな小説が日本を明るくしてくれる気がします。
年代を問わず読んでいただきたいと思った作品でした。
海と山に囲まれた餅湯温泉。団体旅行客で賑わっていたかつての面影はとうにない。 のどかでさびれた町に暮らす高校2年生の怜は、複雑な家庭の事情、迫りくる進路選択、 自由奔放な友人たちに振りまわされ、悩み多き日々を送っている。 そんななか、餅湯博物館から縄文式土器が盗まれたとのニュースが……。(Amazon内容紹介)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
6月最後の日曜日、あなたにとってかけがえのない1日となりますように。
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