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あきない世傳金と銀(11)風待ち篇

南の方を動いている台風の影響を私の頭が受けていて、この2、3日頭痛が強くなったり、弱まったりを繰り返しています。

日本は昔から自然災害の多い国ですが、最近は特に多い気がします。どうか今回の台風で被害が出ませんようにと祈るばかりです。

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高田郁さんの時代小説はどれも好きですが、この作品も早くも11巻まできました。

呉服商を舞台にしたこの作品は主人公幸が、奉公先の呉服商で、店主と夫婦となりますが、嫁いだ夫が次々となくなり、商いの才能を認められて店主となるものの、次々と困難が待ち受け、立ち向かい、乗り越えていくというものです。

主人公幸の才能だけでなく、人柄から店の仲間(主従関係を超えて)さらに商売仲間の信頼を得て、待ち受けるものに向かっていく様子が、毎回とても痛快です。

現代以上に格差が大きかったはずの江戸時代を舞台に、これほどまで女性が活躍するフィクションを応援してしまうファンは多いでしょう。

高田郁さんの作品がこれほどまでに続く理由がここにあると思います。

湯上りの身拭いにすぎなかった「湯帷子」を、夕涼みや寛ぎ着としての「浴衣」に──そんな思いから売り出した五鈴屋の藍染め浴衣地は、江戸中の支持を集めた。店主の幸は「一時の流行りで終らせないためにはどうすべきか」を考え続ける。折しも宝暦十年、辰の年。かねてよりの予言通り、江戸の街を災禍が襲う。困難を極める状況の中で、「買うての幸い、売っての幸せ」を貫くため、幸のくだす決断とは何か。大海に出るために、風を信じて帆を上げる五鈴屋の主従と仲間たちの奮闘を描く。(Amazon内容紹介)

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