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ペアリングイベント2024 / 3rdのはなし intro
今回からは2024 1stで行った野口 栞 aka 季のくじら さんとのセッション2回目のはなし。
一つ二つ間を置こうかと思ったけどそれやると年を跨ぐ(もうそんな時期なんですよね…一年は早い)のでさっさと行くことにしました。たぶん6回構成になるはずなのでギリギリ納められるはず。
諸事情絡んで和菓子セッションから時をおかずの開催。
立て続けにも関わらず参加頂いた皆々様、ありがとうございました。今後とも良しなに。
新規参加の方々、ありがとうございました。
ご興味あれば次回も是非に。
では、御礼もそこそこに概要。
構成は今までと同じく3杯 × 3皿。
だけど今回は新たな趣向として「グラスより提案する一皿」というものを組み入れた。
基本的にドリンクというのは皿に合わせるもの。
なぜならサーブするギリギリまで変更可能だから。
故にどうしても主=スイーツ、従=ドリンク的な関係になり、ドリンクは支える側に回るようになる。
ではその関係性を逆転させたらどうなるのか?
この思考自体は最初から持っていたのだけど、それを提案できるほどの自信も余裕も発想力もなくここまでしなかった。
しかしこのままでは「『いつかやりたい』と言い続けてズルズルやらないままになるのでは?」と危機感を抱き、組み入れるに至った。
どうせ苦労するなら早いに越したことはない。
それでも決断するのに1年以上かかったわけだが。
で、これがまあ予想通り…どころかそれ以上にとんでもなく難しく、こちらも野口さんも初めての試みで思考が行ったり来たり、道を見失ってみたり悩みに悩んだ。
このペアリングセッション全回を通して最も悩んだ一杯&一皿と言っていい。それくらいであった。
そんな話は解説で書くとしてメニュー。
【Desert】
1.ディルと松のオイルでマリネした葡萄
~紅茶のムースと共に
2.梨のメルバ ~桃のソース
3.イチヂクのティラミス
続いてドリンク。
【Cocktail】
1.ミント香るブランデーとラベンダーのカクテル
2.梨のメルバの液化解釈
3.イチヂクのティラミスのためのフェイクコーヒーカクテル ~クマリンの香り、マルドンソルト、仄かにブルーチーズ
【Mocktail】
1.ミント、黒葡萄、葡萄葉の茶、ラベンダー水のモクテル
2.梨のメルバの液化解釈 ~モクテルとして
3. イチヂクのティラミスのためのフェイクコーヒー ~クマリンの香り
ということでまた次回よりカクテル解説スタート。
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