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BABYBOOTH

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助産師×カメラマンによる産後ケア&ニューボーンフォトのサービス、BABYBOOTH。 こちらに関連する記事をまとめたノートです。
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#ニューボーンフォト

【出産記vol.1】母とは「役割」だけではなくて、 おもしろい「経験」なのかもしれない。

出産のストーリーは百者百様。 じっくりと聞く機会の少ない話ですが、出産した本人は決して忘れることのない出来事です。そんないろんな体験を聞いていこうという企画です。 記念すべきお一人目は、三人の子育てをする中野さん。 BABYBOOTH四国をご利用していただいたご縁でお話を聞かせてもらいました。 インタビュー・文章はライターの齊藤美結さんにお願いしました。 出産体験記VOL.13人の娘さんを育てる、パワフルな中野さん。 インタビューの間も、赤ちゃんが泣いたらお乳をあげたり

BABYBOOTHのはじまりのお話(ラジオ#14)

私がニューボーンフォトを知ったのは、もう10年以上前。 だけど、新生児の赤ちゃんを扱うなんてとても怖くて無理だと思っていた。 今でも、いつも怖い。私はとっても怖がりなので助産師という最強のパートナーと一緒に訪問しています。 私ができないことを彼女たちがやってくれるおかげでここまでやってこれたし、本当に感謝している。自分ではできないことも、誰かと一緒ならできる。そんな、BABYBOOTHの始まりのお話をしています。 今回は私達の「BABYBOOTH」についてお話します!14回

ニューボーンフォトの撮影になぜ助産師さんが来るの? GUEST: BABYBOOTH助産師チーフ小山千里(ラジオ#15)

撮影現場で一番に何を大事にしているのかというお話です。 これからの季節、保温、体調管理、お母さんの負担にならない気配り心配り。 それもこれも、撮影に夢中になるカメラマンの隣で助産師さんがしっかりと管理!厳しい目で安全をチェックしています。 そして、お母さんに楽しかったと思ってもらえたら最高やね、って話をしてます! ニューボーンフォトの撮影のとき、写真家とともに助産師さんも一緒に、赤ちゃんのいるご自宅を訪問するのがBABYBOOTHの特徴です。 今回は、助産師チーフの小山さ

弟の撮影中にヘソを曲げてしまったお兄ちゃんとのお話(ラジオ#16)

初めての育児はバタバタだけど、2人目が生まれるとまた違った大変さが。 新生児を久しぶりに抱いた時、それまで小さいと思っていた上の子がめちゃくちゃ大きくみえるもの。 ああ、こんなに大きくなったんだなと実感するのはまだ良しとして、その次にでてくるのが、もうお兄ちゃんになったんだから、って言葉。 言っちゃダメだとわかっていつつも、赤ちゃんじゃないんだからって思ってしまう。 どれぐらい年が離れているかにもよるけど、新しい家族を受け入れるのに上の子たちも必死でがんばっているんだなって

産後ケアとしてのBABYBOOTH

BABYBOOTHはニューボーンフォトのサービスです。 BABYBOOTHは産後ケアのサービスです。 これはどちらも本当。そして、代表である私としては、産後ケアがしたいと言う気持ちでこのサービスを作った。 産後ケアって本当に幅が広いとは思うのだけど、退院後すぐのママと赤ちゃんに対してアプローチできる方法としてBABYBOOTHは存在している。顧客対象は生後3週間以内(場合によってはもう少し大きい子も)の赤ちゃんのみだ。めちゃニッチ。 ニューボーンフォトと助産師訪問の組み合わ

BABYBOOTHは写真のサービスなのですが

産後ケアをやりたくてBABYBOOTH始めたっていうと「え?!」って言われる。うん。その通りだよな。 この5年やってきた中で私がいつでも悶々としてきたことがある。 これは産後ケアなの? ただの付加価値じゃないのか、最初から無理無理くっついてるオプションじゃないのか、と思われているかも。さらにはそのことで値段が高く設定されてるんじゃないのか、と。 いやいや、私の思いとしては貴重な生まれたての姿を写真に残したい!とか写真撮影好き!という「楽しい」に助産師さんが勝手にくっついて

産後ケア・お母さん側の悩み

産後やら育児やらその先に続く教育やら実際に今自分が仕事でも実生活でもやってて思うこと。いくつか。 1,各フェーズにおける問題が全然違う。 妊娠期と、産後すぐ、生後1ヶ月の赤ちゃん、2ヶ月の赤ちゃん、その先も。とにかく全然抱える悩みやら問題が違う。新生児と生後2ヶ月の赤ちゃんは別の生き物ぐらい違う。成長に合わせて新たな悩みや疑問が次々に湧いてくる。さらにはその問題が発生する期間が短い(すぎてしまえばあっという間) 2,個別固有の問題が多すぎる おっぱいの悩み、と言っても出す

産後ケア・助産師さんの働き方

前回、お母さん側の悩みを書きましたが次はケアする側について。 産後のお母さんをケアする人ってたくさんいると思います。が、産前産後の女性と赤ちゃんに特化した専門職かつ国家資格保持者っていう意味でもここでは助産師さんにフォーカスです。 1,働く場所 全国で働く助産師は4万人弱。その中で病院で働く人は3万5千人ほどと圧倒的多数が病院勤務となっている。病院以外だと、助産所や出張専門助産師、行政で働くなど。 https://www.nurse.or.jp/home/statistic

人の役にたちたいなんて誰でも思っている

年末にBABYBOOTHの全体MTGをした。 なぜか関西出身者が9割を占める弊メンバー。 なので、いつでも年末には関西で忘年会を兼ねたMTGをする。 今回は冬休み海外で過ごすスタッフもWEB参加。いい時代だ。 今年の振り返りと改善すべきポイントなどを話し合う。これはいつも通り。 今回は不安感の強いお母さんがいた場合の対応策について、かなりの時間を割いて話し合うことに。 私たちは比較的早い時期の産後のお母さんと接触する。 いつも思うことだけど、「家にあがる」ということはかなり

助産師は撮影現場で何を見ているか

おはようございます。 最近月一で蓄膿症に罹患するこの頃です。ああ、今月も、またきたね。 さて、撮影に助産師さんが同行して一体何をしているの?カメラマンだけじゃだめなの? ということなのですが、写真を撮るだけならばもちろんカメラマンだけでいいと思います。うん、たぶんいいんじゃないかな。 超絶赤ちゃんが大好きで、隙あらば抱っこしたいと願っているわたしですが、一方でその扱いに対しては恐怖心を持っています。 なんて言葉が最適かはわからないけど、たぶん恐怖心だな。 だって、新生児で

助産師さんは何をみているの?その2

こんにちは。 昨日はボディソープで頭を洗ってしまいました。 さて、ちょっと心配だなあという赤ちゃんやママに出会ったらどうするの、ということです。 まず、そもそも産後1ヶ月の間(1ヶ月検診までの間)というのは、「何かあったら産院へ」という時期です。なので、みなさんも産後1ヶ月の間に何かあったら産院へとりあえず電話してみてください。でも、「病院はいつも忙しそうやし気が引ける」とか「聞くほどのことかどうかわからない」という場合もあります。ほんとうはそんな遠慮いらないのやけれど、

新型コロナウイルス感染拡大防止のために決断したこと

昨日HP等でも公表していますが、コロナウイルス感染拡大防止措置としてBABYBOOTHの予約を一時受付停止にしました。 その経緯と理由について書いていけたらいいなと思っています。 まず、2月末にHPにアップした記事にはこのように書きました。 新型コロナウィルスの影響が各方面で報道されています。 こんな時にこそ、訪問できる私たちの強みを生かす時ではないかと考えております。もし、おっぱいトラブルなどでお母さんの体調がわるく、でも病院に行ったりするのが不安な方はご相談ください。

ニューボーンフォト予約再開指標と訪問撮影時のガイドラインを定めました

ようやく、自粛生活の出口らしきものが見え始めてきたこの頃。 4月2日から訪問自粛と新規予約受付中止の措置をとっていた弊サービスも、再開に向けてやっと動き出せそうな気配がします。 ニューボーンフォトや、出張撮影などのガイドラインは出ていないようですが、助産師監修のもとオリジナルでガイドラインを作りました。 予約・訪問再開について緊急事態宣言の解除、および各エリアの助産師による判断で予約・訪問の再開を決定する 訪問時のマニュアル<スタッフ> ・訪問前にスタッフは検温。同居家