【人生ノート 247ページ】偉人を知るは偉人である。
人生は議論ではない
人間にとって甚えられないものは単調である。単調な人ほどつまらぬ人である。
苦楽はとにかく、毎日倦怠のない生活を送り得る人は幸福である。
人生は議論ではない。
科学は人間を獣にす。
それぞれ好きなようにするがよい。要するに守護神だけのことしか出来ないのだ。
偉人を知るは偉人である。
善悪いずれにせよ、一切報酬を目的とせぬ行動は美しい。
自己の哲学を至上のものと思うのが馬鹿の骨頂だ。
形で人を観るくせをやめよ。
極端に自己を発揮する人ほど、もっともよく天の使命を果たしている人なのだ。
なるべく小さいかたでおすまし下さるのは、みずのみたまの大神さまのお慈悲だ。悟るまでは苦しむ。
『信仰覚書』第一巻 人生は議論ではない 出口日出麿著