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鈴廣かまぼこの里で、かまぼこバーに舌鼓!箱根ビールも美味しかったが紅葉は終わっていてショボーンだった話
こんにちは、水無瀬あずさです。
12/10の日曜は、大学仲間のイツメンで渋谷で飲みました。忘年会シーズンだからか、ただでさえいつも混雑がエグいのにさらにすごい人混みで、都会コワイなどと思ったりしました。
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飲み放題だったので、ビールを何杯か飲んでからチューハイを頼んだら、友達(男)から「水無瀬さんって意外と女の子みたいな可愛らしいお酒頼むよな」と言われたので、「せやで。これからは可愛い女の子的な扱いしてくれてええんやで」と答えたところ、「10年来の付き合いやけど、それだけは無理や」とハッキリ断られました。「無理」の意味が分からない、なぜなの。
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でもって翌日の月曜日は、それほど飲んだわけではないから吐くとかではないんだけど朝から体がダル重くて、本業・副業ともにまったく頭が働かなかったです。若いときは吐きながらでも翌日朝から働けたのに、年を取るってこういうことなんだなあ(年をとってもやることはさして変わっていないという件はさておき)。
結局月曜はだるくて早めに就寝し、本日火曜は朝から全快でした。「二日酔いの回復には2日かかるなあ」と呟いたら、次男ちびたが「だから『二日酔い』っていうんじゃないの?」と言われて「確かに!」ってなりました。
そんなこんなで年齢と重力と欲望には逆らえなくなってきた今日この頃ですが、先週の土曜日に家族で小田原の鈴廣かまぼこの里に行ってきました。前々から興味があったのですが、ドライブがてら行ってみようということになったのです。ということで今回は、弾丸ツアーででかけた鈴廣かまぼこの里の魅力についてご紹介するnoteです。
これからますます寒さが辛くなる季節ですが、美味しいかまぼこを食べて癒されてみてはいかがでしょうか。箱根ビールも美味しいよ!
鈴廣かまぼこの里とは
鈴廣かまぼこの里は、小田原の名産であるかまぼこを扱った「買・食・遊」のかまぼこテーマパークです。1文のなかに「かまぼこ」を3回も使ってしまった!
農林水産省によると、「小田原かまぼこ」は我らが神奈川県の郷土料理なんだそうです。関西のとは違うものだったなんて知らなかったなー!
味付けしてよく練った魚のすり身を木の板に盛り付けて蒸しあげたもので、小田原市の特産品。食材には主に白身魚のグチ(イシモチ)が使われる。魚をすり身にする前に何度も水にさらして不純物や油分を取り除くことで、きめ細かく弾力のある食感のかまぼこが生み出される。板からぷっくりとはみ出した扇形が特徴的である。
かまぼこの起こりは大変古く、現存する文献の中では、平安時代に描かれた祝宴の図に初めて「蒲鉾」の文字が登場する。当初は、なまずのすり身をすりつぶし、竹を芯にして焼いた、ちくわのようなものだったという。その見た目が蒲(がま)の穂や鉾に似ていることから「蒲鉾」と呼ばれるようになった。やがて魚のすり身を木の板に乗せて焼くようになり、江戸時代の終わりには蒸しかまぼこが登場した。
小田原では室町時代にはすでにかまぼこが作られていたが、盛んに生産されるようになったのは江戸時代後期である。相模湾が近く魚がよく獲れたこと、箱根丹沢山系を水源とするミネラル豊富な水に恵まれたこと、そして東海道の宿場町という多くの人々が行き交う場所であったことから、関西地方で主流の焼きかまぼことはまた違う、江戸好みの蒸しかまぼこが小田原の名物として全国に知られるようになった。
鈴廣かまぼこの製造をしている鈴廣の公式サイトを見ると、創業はなんと江戸時代の1865年(慶応元年)!現在かまぼこの里がある小田原市風祭に工場を建設したのが1962年(昭和37年)とあります。そんな昔から、ここ小田原の地でかまぼこを作り続けているんですね。歴史が半端ねえ。
鈴廣かまぼこの里では、買い物ができる「鈴なり市場」をはじめ、レストランやカフェ、かまぼこについて学び、実際にかまぼこづくりを体験できる博物館があります。
鈴廣かまぼこの里のおすすめポイントはココ!
割と無計画な弾丸ツアーで行った鈴廣かまぼこの里ですが、思っていたより楽しめました。体験は予約が必要だったりするので、興味のある方は事前にしっかり計画を立ててから行くことをおすすめします。
かまぼこ博物館でかまぼこを学ぶ
鈴廣かまぼこの里にはかまぼこ博物館があり、かまぼこ・ちくわ手づくり体験教室をはじめ、かまぼこの歴史や不思議、栄養のことなどを、楽しみながら学べます。さて1つの文章で「かまぼこ」を何回言ったでしょう?
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人生でこれほどかまぼこについて考えたことがあるだろうかっていうくらい、かまぼこの説明を読むことになります。もう頭の中は完全にかまぼこです。
1階はかまぼこについての説明とミュージアムショップ、体験ゾーン。2階はかまぼこ板絵美術館、3階が企画展示室スペースやワークショップスペースになっています。
が、2階があることを知らなかったので、1階をスルーっと見てショップで買い物だけして終わってしまいました。次回行ったら上もちゃんと見よう。
かまぼこの手作り体験ができる
完全予約制ですが、かまぼこ博物館ではかまぼこ・ちくわの手作り体験ができます。2日ほど前にWebサイトを見たときは、土日の予約がまだ結構空いていたので、ギリギリでも大丈夫ではないかと思います。興味のある方はぜひ予約してみてくださいね。
我が家は残念ながら弾丸ツアーだったので予約しておらず、当日はすでにいっぱいと言われたので断念しました。次はちゃんと予約していこうと思います。
体験できない代わりに、自宅で作れるかまぼこキットなるものを買って帰りました。年末に作る暇が・・・あるだろうか果たして。がんばろう。
かまぼこバーでほっと一息
鈴廣かまぼこの里の鈴なり市場には、「かまぼこバー」なるスペースがありました。かまぼこ博物館に行く前に一瞬前を通り過ぎたとき、「えっかまぼこバーってなに超気になるんだけど!!」と気が気でなかったので、博物館が終わってから速攻で来ました。かまぼこの食べ比べができるみたいです。
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かまぼこバーの素晴らしいところはですね、いろいろなかまぼこの食べ比べができるとともに、ビールをはじめとするお酒も一緒にいただけることなのです!箱根ビールバンザイ!
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ひとくちにかまぼこと言っても、本当にいろいろな種類があります。お買い物を楽しむ前に、ちょっとずつ食べ比べができるってのが嬉しい。みんなで相談して、長男くんは「グランシェフセット」、次男くんが「お試しセット」、夫は「板前ちんみセット」、私は「浜の月と特上蒲鉾セット」をそれぞれ頼みました。
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チーズ多めの洋風かまぼこ
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一番左は4000円ぐらいする高級蒲鉾
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お酒のつまみになるし見た目が可愛い
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しんじょがハンペンみたいにふわふわ
ひとくちずつっていうのが非常にちょうどよく、とても楽しみながら食べられました。高級蒲鉾を食べた次男くんが、一番高いのを指さして「俺、これが一番好き!」っていうから、そりゃそうやろと思いました。ごめん、かまぼこに4000円は出せない。
みんなでちょっとずつ食べ比べた結果、板前ちんみセットの3つとグランシェフセットにある1つ、それから普通のかまぼこ(それでも1000円くらいする)をお土産に買って帰りました。
スイーツもあるらしい
今回は時間に割と限りがあったので、買い物を済ませてササっと帰ってきてしまったのですが、実はかまぼこの里にはカフェもあり、スイーツも楽しめるらしいです。
和菓子やケーキ、アイスクリームとかもあったらしい。くそ、ゆっくり見ていればいろいろと制覇できたんだけど残念。伊達巻ジェラートっていうのが個人的にはとてもとても気になりました。もし行って食べた人がいたら、感想を聞かせてください!
かまぼこ以外にもいろいろ買える
鈴なり市場にはかまぼこ以外にも、ちくわやら干物、箱根ビール、雑貨屋さんなんかもありました。私は箱根ビール3本セットを買って帰りました。クラフトビール美味しいよね。鈴廣さんが作っていたとは知らなかったけど。
細かく見ていないけど、かまぼこ以外にもいろいろな買い物が楽しめるのはいいなと思いました。試食したちくわも弾力がすごくて超美味しかった!
食べ物以外のお土産として、「かまぼこピアス」を見つけて買いました。夫から「着けるの・・・?」と真顔で聞かれました。着けますけど何か。
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結び
鈴廣かまぼこの里に行った土曜日は、朝から次男くんの土曜参観があり、「お昼ご飯を食べがてらドライブでも行こう」「ついでに紅葉が見れるといいね」なんて出かけたわけですが、鈴廣かまぼこの里付近の紅葉は葉がほぼ落ちていて全然紅葉狩りにはならなかった件。Xでは今が見ごろって書いてあったんだけど、ちゃんと手入れされているところだけなんだろうな・・・って思いました。しょぼん。
かまぼこの里の紅葉は例年よりやや少し遅い印象ですが
— 小田原 鈴廣かまぼこ(158歳) (@szhr1865) December 7, 2023
美しく色づき始めています
本店のお庭と
且座と大清水から臨むお庭で紅葉をご覧いただけます
店内でほっとくつろぎながら
紅葉狩りをご堪能ください pic.twitter.com/MKmfV4DxJD
横浜にもう15年以上住んでいるけど、いまだに横浜市内も神奈川県内も行ったことがないところがたくさんあるんだよな~って思います。コロナ禍の自粛期間には家族でよく県内や市内の行ったことがないところへドライブに行ったけど、またそういう機会があってもいいなあなどと思ったりしました。
というわけで。週末のお出かけに、お節料理のお買い物に、小田原の鈴廣かまぼこの里へ行ってみてはいかがでしょうか?今回は4000字といつもより控えめにお届けしました。次回はたぶんゲームの記事になる予定です。