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食欲の秋!文化の秋!秋は大学祭へ行こう!~東京工業大学「工大祭2023」が楽しかった話

こんにちは、水無瀬あずさです。

なんか急に寒くて、こう、秋ですね。秋深き、隣は何をする人ぞ。隣のマホを見る人ぞって感じですね。そう!大きなマホロアちゃんのぬいぐるみに続き、小さなマホロアちゃんも届きました。秋はマホの季節ダヨォ!!

真ん中のグレーがニューカマーのマホロアちゃん!

そんなこんなで、秋です。みなさん秋といえば、何を思い浮かべますか?読書、スポーツ、食欲、漫画、ゲーム、お酒、お酒、お酒など、さまざまなお酒の秋があるものですよね(煩悩の塊)。

ということで、我が家にとって秋といえば大学祭。先週末は東京工業大学の「工大祭2023」へ行ってきました!初めて行った工業系の大学ということでものすごく見ごたえがあり、夫と二人で目を輝かせました。一応エンジニアの端くれ、理系は正直苦手だけど、学祭はマジで楽しかった!

ということでとっても楽しかったので、今回は工大祭における独断と偏見によるワタシ的みどころをご紹介したいと思います。興味のある方は来年ぜひ足を運んでみてくださいね。そして今年の秋はぜひ、どこかの大学祭へ行ってみてはいかがでしょうか?よろしくお付き合いください。


秋といえば大学祭!

秋ですね。秋といえば、何を思い浮かべますか?我が家では秋といえば大学祭なんです。

というのも私と夫は、結婚してすぐの頃から、毎年どこかの大学祭に行ってきました。きっかけは忘れましたが、たまたまどこかの学祭に行ったら面白くて、「また来年も行こうね」というのが続いたんじゃなかったかなあ。コロナで学祭が無くなったり、入場制限付きで行けなかった時は寂しい思いをしましたが、再び日常を取り戻した今年は、各大学で通常通りの大学祭が開催されています。

「小さい子どもがいるから、大学祭なんて行けない」と思う人、全然そんなことないのです。ベビーカーで来ている親子とか普通にいるので、全然引け目に感じなくて大丈夫。にぎやかな雰囲気がスキなお子さんなら絶対楽しいと思いますよ!ぜひ行って、ぜひ!

展示を見たり飲食しながら若さの刺激(と酒)をいただき、「若いってそれだけでもう素晴らしいことだよね」とババア丸出しの発言をしながら帰るのが楽しみ。いいよね若さ。私にも多分あったんだよね、あの若さ。

我が家がこれまでに学祭に行った大学は、以下です。意外と少ない。

  • 横浜国立大学(横浜)

  • 青山学院大学(青山)

  • 早稲田大学(早稲田)

  • 東京大学(駒場)

  • 電気通信大学(調布)←夫の出身校

  • 神奈川大学(横浜)←長男の地域活動の取材の付き添い

横浜国立大学にはほぼ毎年行っていて、ほかは日程が合えばって感じ。もっと色々なところに行ってみたい。

大学祭は陽キャの祭典。学祭に行くことで、その大学の陽キャ度を図ることができます。とくに都内の一等地にある有名大学は陽キャ度が高い気がしますね。青学とか早稲田のキラキラ感は陰キャの私に眩しすぎる。それに対して、横浜国立大学は「ほどほど陽キャ感」があって好きなのです。陰の者には横国がおすすめよ。学内に草むらが多いので、子どもたちが小さい頃は学祭中ずっとバッタとカマキリを探していたっけ。

ちなみに横国の学祭「常磐祭」は今週末11月3日(金)〜11月5日(日)です。我が家も行きます!横浜の方はぜひ!(何目線の宣伝なのか)

ここが楽しい!工大祭2023のツボ

今年初めていった東京工業大学の「工大祭2023」、模擬店もにぎやかで楽しいのですが、なにより展示がすごい。さすが工業系って感じでした。いろいろな大学祭へ行ってきたからこそ、工大祭はものすごく見どころがたくさんあると感じました。ということで、個人的に面白かった内容をご紹介します!来年も行きたい!

構造が難しすぎて普通に迷う

まずこれは見どころではないんですが、構内の構造が難しすぎてマジでむずいんです。夫が地図を見ても全然分からないと言っていて、何度もインフォメーションに質問に行っていました。ちなみにクイーン・オブ・方向音痴の私は地図があってもなくてもいずれにせよ分からないので、特に問題はありません。私の中のGIS(Geographic Information System=地理情報システム)は生まれながらに全壊しているのです(駄目じゃん)。

出典:大岡山キャンパスマップ|東京工業大学

地図とは関係ありませんが、東工大の概要を簡単に。まあ言わずとしれたって感じですが、改めて調べてみると「ほえ~」ってなります。

東京工業大学(とうきょうこうぎょうだいがく、英語: Tokyo Institute of Technology)は、 日本の関東地方にある国立大学である。
東京都目黒区に本部を置き、国立大学法人東京工業大学によって運営されている。略称は東工大(とうこうだい)、Tokyo Tech。
文部科学省が実施しているスーパーグローバル大学事業のトップ型指定校ならびに指定国立大学法人に指定されている。

引用元:Wikipedia

東京工業大学の偏差値は65~68となっている。
理学院の偏差値は67、工学院の偏差値は67、物質理工学院の偏差値は66、情報理工学院の偏差値は68、生命理工学院の偏差値は65、環境・社会理工学院の偏差値は67となっている。

引用元:マナビジョン

偏差値68ですって。限りなく高みの存在ですな・・・。ともすれば一生ご縁のない大学だけど、学祭ならすみずみまで見れちゃう。しかも楽しい。ビバ学祭!!

次男くん、記念撮影の図

見応え十分!レゴワールド

レゴ部といえば東大が有名ですが、東工大にはレゴ同好会というのがあるようです。展示を見ようと思ったら入り口からすごい行列ができていてびっくりしましたが、せっかくなので並んで展示を見てきました。

入り口はレゴで作った自動改札機になっていて、一人ひとり、信号が「◯」になったら通るというものでした。すごい、面白い!

レゴの改札機

改札を通ったら展示の数々が。人が多くてなかなか進まないんですが、動いている作品に小さな子どもたちが釘付けになっていました(人が多すぎて撮れなかった)。

ブランディングが大事。
たぶんなにかのキャラクターたち
空とぶ夜行列車は躍動感がすごかった
雷門
東工大の本館(迫りくるアヒル)
東工大の図書館
敷地内にある「百年記念館」

記念撮影スペースがあったのですが、次男くんが恥ずかしがって行ってくれなかったので夫婦で撮影してもらっちゃいました。がっはっは。

仲良し夫婦

学祭で動物園?七宝焼体験?

東工大の学祭で珍しかったのが、動物園と七宝焼体験、他の学祭では見たことのない展示があったことです。

動物園は、生命理工の研究室で飼育している生き物を展示するというものでした。魚から爬虫類、ハリネズミなど、予想外にたくさんの生き物を見ることができました。(カエルの写真があるので苦手な方は注意)

古代魚の展示(実物もいました)
子どもがめっちゃ怖がっていたカエル
めっちゃ震えてて可愛かったハリネズミちゃん
こっち来てくれたハムスターちゃん
これも古代ギョ?

有料でくじ引きをして、当たるとハリネズミちゃんを抱っこできる(もちろん手袋付き)という企画もされていました。当てる自信がなかったのでやりませんでしたが、ハリネズミちゃんかわいかったなあ・・・。

物質理工の研究室で行われていた企画が、「伝統工芸七宝焼に挑戦しよう!」というもの。材料費300円がかかりますが、自分で作った七宝焼のオリジナル作品を作れます。せっかくなので次男くん(小6)が挑戦。

下書きを元に、銅板に釉薬を塗っていく
完成した作品がこちら(焼く前)

ちなみにこの絵は、次男くんのオリジナルキャラクター「かせいじん」です。上手。

原画はこちら

焼くのに1時間ほどかかるとかで、他の展示を見たり休憩しながら待ちました。お金を払うと控えとして番号とQRコードが書かれた紙を渡され、そこにアクセスするとスプレッドシートが開き、自分の番号が焼き上がったかどうかが確認できるというもの。素晴らしい。

1時間たち、焼き上がったものがこちら。

かせいじん激おこ

「めっさ怒ってる!」と爆笑しましたが、いい記念になったんじゃないでしょうか。大学祭でこういうことできるのって、なかなかだと思いました。

胸アツ!ロボコンの実機が実演

東工大といえば、ロボコンで有名なのだそうで。体育館で、ロボコンで実際に使われた実機を実演するというので見に行きました。

ロボコンのことは全然知らないけど、実際にロボットが動いているのを見ると興奮するものですね。リングをガシャコン!と掴んでセットするのが超絶かっこ良かった。いいなあロボット、こういうの作れると絶対楽しいんだろうなあ。どうやって作るのか検討もつかないけど、いやこれロマンだよね

上と下で2台のロボットでポールにリングを投げていくんだって
ただいま調整中

次男くんがいるせいか、近くにメンバーの学生さん?が来てくれて、あれやこれや解説してくれました。センサーでポールの場所と距離を把握してから投げるとかなんとか。ほへぇ~。そして、それに乗じて次男くんそっちのけで興味津々に質問しまくる大人げない私と夫。「ルールは?」「どうやって動かすの?」「作るのにどのくらい時間と費用がかかるの?」などなど、根掘り葉掘り聞くので学生さんがタジタジになっていました。ごめんなさい。でもとても面白い話でワクワクしました。

外側で稼働する実機(強そう)

体育館内には、ほかにもいろいろなロボットが展示されていました。本当に何をどうしたらこれができるのか想像がつかないけど、質問したら学生さんがいきいきと説明してくれるので、楽しくなっちゃいました。いいなあ理系脳の人は、これが理解できて。私も生まれ変わったら機械工学とかの勉強がやりたい

ライブのサイリウムのばらつきを表現したロボットらしい

折り紙という「科学」

折り紙同好会の展示があるということで、折り紙好きの次男くんの要望により見に行ってみました。

なんかすごそうな予感

折り紙っていえば鶴とかカメラとか、その程度の知識と技術しか無い私なので、こんな精巧な折り紙を見るともうドン引きです。何がどうなった。

リスとラクダ
クワガタの足のトゲトゲまで再現できていてすごい
ものすごくでっかいキツネの嫁入り折り紙と!
カンブリアンモンスターオパビニアもいた

折り紙って子どもの頃から手軽に楽しめるものだけど、大人が、しかも頭のいい人たちが真剣にやれば、ふつうに「科学」なんだよなあという驚きでした。真面目にやればガチの数理研究なんだ。なんて奥深い。

個人的には、オパビニアを作るならぜひハルキゲニアとアノマロカリスも作ってほしかった。子どもたちがカンブリア期に興味があった時期があり、私もムダに知識があります。面白いよね、古代生物!

夫と二人で「すごいね」って話ながら見ていて、ふと振り向くと次男くんがふつうに学生さんに「これどうやってるんですか?」とか質問していて、ワオと思いました。さすが我が子、コミュ力モンスター。

折り紙に興味津々の次男くん

スーパーコンピューターSUGEEEE

東工大にはなんとスーパーコンピューターTSUBAMEがあり、一般公開されているというではないですか!そりゃもう見に行きますよね。なんかわからんけどすごそうだから見に行きます(ただの野次馬という)。

とにかくすごいTSUBAME氏
冷却されていてひんやり寒い
覗き込んでいるところを夫に激写され
「怪しい人発見」と言われる私

やっぱ食欲の秋だよね

いろいろと展示を見てきましたが、やっぱり学祭といえば模擬店だよねということで、いろいろなものを食べました。たこ焼き、焼きそば、チュロス、アメリカンドッグ、タピオカミルクティーなどなど。

たこ焼き屋さんに並ぶ次男くん
(めっちゃ待たされた)

ただ一つ、唯一一つ残念だと思ったのは、東工大の学祭、アルコールNGなのです・・・。ビールを飲みに行っているようなものなのに(大間違い)!!仕方がないのでノンアルコールビールを飲みましたが、テンションが上がらないよう。まあルールなので仕方ないんですけどね。

結び

東京工業大学の「工大祭2023」は、見ごたえのある展示がたくさんでとても楽しい大学祭でした。毎年いろいろな大学祭に行っているけど、展示をゆっくり見ることってあまりなくて、基本的に食べて飲んで終わりってことがほとんどです。展示をしっかり見たのは、東大のレゴ部くらいじゃないかなあ。でも工大祭は、「大学のお祭り」にふさわしい、楽しみながら研究成果を発表しているという点で素晴らしいと思いました。

ただ、「魅せ方」を工夫しているところはごく一部で、全体的に真面目な研究発表が多かったのは残念だったかなあ。研究発表ってなるとどうしても固い感じになってしまうので、面白そうなテーマの企画なのに「入りづらっ!」と中まで入れなかった展示もたくさんありました。魅力的な研究テーマがたくさんあったので、ぜひ魅せ方までこだわって更に素晴らしい展示を追求してほしいと思いました。

来週は横浜国立大学の学祭!11月はいろいろなところで大学祭が行われているので、友達と、家族やパートナーと、ぜひ足を運んでみてくださいね!

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