79.「Awarefy」で学んだこと①スキーマと自動思考
この間、「Awarefy」というアプリがとても良かったという記事を書きましたが、このアプリで学んだことを少し記録しておこうと思います。
もし、辛い人がたまたまこの記事に出会って、少しでも楽になってくれたらいいな、という期待も込め、あとは後の自分が読み返すためです。
認知行動療法の「認知の歪み」についての話なのですが、わたしは全く詳しくありません。
なので流し見程度で読んでくれたら幸いです。
今回は第1回目。
『考え方の癖・認知の歪み』
認知とは、ある出来事に対して瞬間的に浮かんでくる「自動思考」と、その背景にある「スキーマ」に分けて捉えることができる。
「スキーマ」とは・・・
育った環境や生まれ持った気質などが絡み合って形成された、生き方や価値観。普段はあまり意識しない。
「自動思考」とは・・・
スキーマに影響を受けながら、その瞬間瞬間にパッと浮かんでは消えて浮かんでは消えて、を繰り返していく思考。
ある出来事に対しての自分の反応を、意識的に観察することで、根底にあるスキーマよりもその内容をキャッチしやすいと言える。
まずはこの「自動思考」に焦点を当てて、自分にはどんな思考の癖があるのかを見つめる。
自動思考に歪みがあると、体験した出来事をありのままに捉えることができずに、不必要にネガティブな感情に襲われることが多くなる。
わたしは、体験した出来事をありのままに捉えることができない。まさにそうで、それで何度も辛い目にあったり、嫌な思いをしてきました。
極端な例でいうと、誰かが自分のいないところで、深刻そうに話をしているのを見かけた時。わたしのことを言っているんじゃないか、というネガティブな感情になります。
いや、それはわたしの勝手な思い込みだと頭では分かっているので、その場はやり過ごすことはできるのですが、結局長い間引きずって相手への信頼感が、どんどん薄れていってしまう。信じられなくなる。これは相手のせいではなく、自分自身の問題。
まぁこれは極端な例ですが、今のわたしの人間不信気味という結果を考えると、意識せずとも心の奥底で何度も感じていたことなんだと思います。
そしてこれは過去のことに関してもそうです。
楽しかったであろう思い出が、どんどんネガティブなものに変換されてしまい「楽しかった」と「悲しかった」が一緒になり、最終的に悲しかった思い出として残ります。
少しでもその体験に似ている物事と遭遇すると、フラッシュバックみたいによみがえります。これが、今一番辛いんですよねー・・・。
次は『自分を苦しめる考え方の癖』という話です。
全部で10種類あるみたいで、もう長くなってしまうので今回はここら辺で。