見出し画像

治療家・カウンセラーを目指す前の注意事項【実際のトラブルを紹介】やってはいけない7つの掟。

治療家、整体師、心理カウンセラー、アドバイザー、エステティシャンなど、これから人々をより健康的に、または美しく、心身共に健康を願う職に就く人には、必ず知っておいてほしいことがあります。

治療家・カウンセラーがやってはいけない7つの掟


①患者、クライアントの話を理解しない

治療家やカウンセラーに一番、重要なことは、患者さんやクライアントの話を良く聞くことです。どこが痛むのか?何に悩んでいるのかる?何に困っていて、どうしていきたいのか? 相手の問題の本質に目を向けることが大切です。

②断定をしないこと。

あなたは、◯◯だから、、、。医師でもないのに、病名を付けたり、相手を分析したとしても、断定した発言をしてはいけない。つい専門家として、私には全て分かる、今までの経験があるから!と、慢心していることに全く気づけない治療家やカウンセラーは、実際にいる。自信と過信は、全く違う。自信を持ちながらも、謙虚な姿勢で、物事をニュートラルに考える必要がある。 時には、自分のバイアスで、物事を決めつけてしまうことがあるから。【今までそうだったから】【1万回も当たったから絶対そう】1万1回目の仮説は、自分が作り出そうとしていることに過ぎない。 いつも、偏った考えをしないように、ゼロポイント地点で、物事を見ていきましょう。

③アドバイスをしない

アドバイスは、正直言って、他人に与える必要はありません。【◯◯すべき、◯◯はやめた方がいい】決めるのは、相手であり、治療家、カウンセラーが決めることではない。常に、相手に問いかけることを意識した方が、本当は相手のためになります。情報や提案など、相談者の視野を広げてあげたり、思考の整理がつくように、問題や課題に対して、自己解決できるようにそのプロセスをサポートするだけでいいのです。
自分は過去に経験したことであったり、知識が豊富だったとしても、良かれと思って、あれこれ指摘や指示をしてしまう人が世間一般的にも実際に多く、そうした過度な意見の押し付けが返って、相手を悩ましてしまっていることに、発言者はなかなか気づけない。ましてや、お客様の人生観や家庭、夫婦問題などに口出しするのは絶対にやってはいけないこと。


④依存させない

治療家やカウンセラー、施術者にとって、依存は1番させてはいけないこと。依存は、支配であり、相手を最終的に追い詰めたり、苦しめたりします。『◯◯を続ければ、すれば、幸せになれます。美しくなれます。健康になれます。自分を見つけられます。』そんな宗教的な暗示など、最初から必要がない。自分一人でも、自立した精神や健康、美しくなれます。だから、開運グッツ持たせたり、何かの習慣などを強要しなくていい。何かに【捉われる】ことが、既に余計なこと。なくても、しなくても自分は元気という意識を持った方が、一々何かにすがることもなく、依存や支配も何もなくなる。


⑤意思を奪わない

意見の押しつけは、他人の意思を殺すこと。絶対◯◯した方がいい、100%◯◯は、不幸になるなど、自分の意見で人を支配するのはやめよう。どんなに自分が正しくても、経験者だったとしても、脅したり、不安を煽る発言だけはしてはいけないこと。宗教家など、自分の発言力や影響力が場合によっては、人々から自分の意思や行動を捨て去り、コントロールしていることに全く気づかない人がいる。困っている人、悩んでいる人の心の隙間に入り込み、不安や恐怖、怒りを埋めてくれたとしても、それと引き換えに、あなたの意思を奪ってしまう。奪うことでしか、存在できない人は、救世主や指導者ではない。ただの洗脳者。信者の末路は、結果的に誰も幸せに導いていない。自分の軸、意思を失った人は、自分そのものを見失い、また新しい教祖を探すだけ。人生を幸せに導いてくれる人なんて、存在しないことに、永遠に探し求めてしまう人が多い。

⑥治療家が自分ファーストにならない

治療家、カウンセラー、施術者にとっての優先順位は、【今より良くなってほしい】と思う気持ちはよく理解できる。しかし、その想いがいつしかエゴに変わってしまう人もいる。【◯◯してほしい】は、勝手な願望であり、それに対して絶対的に従わせたり、思い通りにすることが全てではない。患者にとって、した方がいいこと、やめた方がいいことがあったとき、患者が1番求めていることは何か?を理解していなければ、ただの押し付けになる。お客様の優先順位を無視してしまえば、次第に客は離れていきます。所詮、客商売をしているのだから、【信頼関係、人間関係】を築けない施術者、カウンセラーには、人は寄り付きません。


⑦配慮を忘れてはいけない


配慮とは、当然、思い遣ること、親切にすること。そして、配慮は、愛を持つことです。発言、1つ1つに配慮が必要であって、余計な一言やアドバイスをして、他人を悩ませたり傷つける人がいる。結局は、自分にしかフォーカスしておらず、相手が聞いて、どう捉えてどのように思うか?、感じるのか?と、発言する前に、最低限の憶測も必要である。自分が正しいからと言って、何でも言えばいいわけではない。結局のところ、配慮に欠ける人は、愛や感謝、謙虚な心が足りていない場合が多いように思います。

実際にあった整体院でのトラブル


人気のコラム

心のパワーが足りない、生きる気力すらない、本当は、回復するスイッチがあなたの心にはあります🍀

無気力の理由、死にたい理由、頑張れない理由、ネガティブな理由、心が折れた理由、全部、理由があります。自分が既に知っている理由と知らない理由もある

自分の理由と、どうやって向き合うか心がスーッとする一冊です。みなさんの悩み、心配事が晴れますように☀️

Amazon Kindle Unlimitedにて、無料購読できます!

【人生の9割は、メンタルで決まる
~鋼のメンタルは、幸せな人生を歩む~】
https://www.amazon.co.jp/dp/B07W1893CD 

画像1

【本書の主な内容】
・本番に強いメンタルを作る
・決断力・判断力・精神力を身につける方法
・豊かな人生を作るEQ(心の知能指数)の高め方
・心が折れる原因
・最強のメンタルと仕事の効率化
・他人への依存を断ち切る
・潜在能力を最大に引き出すメンタルトレーニング
・健康な心と身体を作る

「あなたの周りのサイコパス人間~タイニーブレイン創造的思考と閉鎖的思考の違い~」https://www.amazon.co.jp/dp/B07W4LLBH1 

画像2

【本書の主な内容】
・サイコパスに、支配されない強いメンタルを身につける
・人間関係を築くEQ(心の知能指数)の高め方
・サイコパスの脳の構造・人格の特徴
・パワハラがもたらす社会への悪影響とは?
・サイコパスをやめる方法
・サイコパスの接し方・対処法
・人生・人間関係を豊かにするEQ(心の知能指数)とは?
・【人権】を知ろう、私たちの存在価値


この記事が参加している募集

スキルアップのため勉強や書籍やセミナー、講座などに有り難く使わせて頂きます。ご支援ありがとうございます🤝