モデル、2022年を振り返る
こんにちは!AYAです。
寒くなってきましたが、皆さんお元気ですか?
私は今、イギリスに留学中です!
クリスマスが明けて、私は今Waterstonesという本屋さんのカフェに来ております!🎄
イギリスはクリスマスが日本のお正月のようなもので、実家に帰省して家族で過ごすのが一般的なようです。
カフェ、小売店、美術館などもほとんどが閉まります。交通機関も本数が減ったり一部運休したり,,,
私はというと、
クリスマス前にオックスフォードに残っている友人とワイワイしたものの、クリスマス当日は寮でひっそりと過ごしていました笑
年末が差し迫るなか今年1年を振り返り、お世話になった人に電話やメールをして過ごしています。
今年1年何があった?
今年の出来事を思い起こしてみると、
1月 ミラノへ渡航して、モデル事務所探しを開始!
2月 モデル事務所 WHY NOT に合格!ミラノコレクションに挑戦♪
3月 ミラノから帰国。アルバイトを再開!留学のための奨学金に応募。
4月 大学4年生の授業開始!派遣のコールセンターとアルバイトで貯金。
5月 授業、バイト漬けの日々。ヘアショーのお仕事をゲット♪
6月 授業、バイト漬けの日々。留学準備が本格化!
7月 授業、バイト漬けの日々。撮影♪
8月 撮影♪ その後、バイト漬けの日々がたたり大幅に体調を崩す。
9月 東京ファッションウィーク♪ イギリス留学へ出発!ミラノFWと大学のオリエンテーションでドタバタ,,,
10月 留学先大学の授業が開始!
11月 授業!中間の課題!ロンドンの事務所探し!
12月 授業!期末課題!そして、締め切り1週間前から風邪でダウン泣
とこんな感じの1年でした!
ビックイベントとしては
・ミラノの事務所に所属したこと
・イギリス留学が始まったこと
です。
中学、高校、大学と年を重ねるにつれて密度の高い1年を送るようになっている気がします。とはいえ、月日が流れるスピードも倍速になっている泣
2022年、良かったこと!
割とネガティブな面ばかり考えてしまいがちなので、まずはポジティブなことから書きたいと思います✿
・ミラノの事務所に合格!
2019年の夏のニューヨーク、冬のパリでの挑戦を経て,,,
3度目の正直でついに、海外で事務所に所属することが出来ました!
サラッとモデル事務所に入れてしまう人も大勢いるとは思いますが、
私にとってこれは大きな成功体験となりました!!!
2019年に初めてモデルとしてニューヨークへ行った自分が知ったら驚くだろうなと思います。
あの頃は事務所への入り方も対策も手探り状態。
海外のファッションウィークってどうしたら出られるの?とりあえずモデル事務所に入ればいいんだよね?メールで写真やらプロフィール送ればいいのかな?でもどんな写真送ればいいの?なんて迷走していたら期末試験と課題に追われてそのまま渡航日になっちゃたよ、どうしよう!ひとまず行ってから考えよう!
といったフワフワした甘々な考えと憶測で渡航していました,,,
その後2度の海外挑戦で打ちのめされ、コロナ期間を経てワークショップでの修行の日々を送り、やっとミラノでモデル事務所に所属。
所属した事務所 WHY NOT はミラノでもトップクラスのモデルさんが所属する老舗事務所で、ラッキーとしか言いようがありません!
素敵なご縁と皆様のご支援に感謝です。
どこか周りに流されるまま始めたモデル活動で、
日本でのオーディションに落ち続け,,,
海外では2度も事務所への所属を断られ,,,
正直何度も「向いていないんだろう、辞めてしまおう」と思いました。
アタックしても振られ続けていたようなものですから。なかなか辛かった泣
けれどここで辞めたら一生、何に対しても逃げる癖がついてしまうと思い、
受験や学生生活の傍らでも細く長く活動を続けてきました。
そして今年1月からのミラノでの海外挑戦で、
月並みですが「諦めずにアタックし続ければ前に進めるんだな」と実感できるプライスレスな経験をし、これまで続けてきて良かったなとしみじみ思いました。
まだまだモデルとしてはひよっこ中のひよっこですけどね笑
ミラノの渡航に関するブログやYoutube動画については宜しければこちらをご覧ください!
・オーディションで仕事をゲット!
実のところ、私は高校3年生で東京でモデル事務所に所属できたのは良いもののオーディションに落ち続けていました😂
もう何をどうしたらいいのか分からない!と言った感じです。ゆくゆくは海外のファッションウィークで仕事をしたいと伝えていた為か、ほとんどがファッションショーやヘアショーのオーディションでした。
ウォーキングスクールに通っていたことや、体幹トレーニングをしていたことで自分のウォーキングには謎の自信がありましたし、オーディションに呼ばれている以上書類選考の写真が悪いとも思っていませんでした。
となるとオーディションでのオーラ?が足りないのかな、着ていく服が悪いのかな、やっぱり写真⁉なんて迷走していました,,,
今となっては諸々やっていた試行錯誤が見当違いで恥ずかしい泣
とはいえミラノの事務所への所属後にオーディションで初めて仕事を勝ち取ることができ、やっとこさ第一関門を突破することが出来ました。
何かと成長が遅いのは自覚しております。
その後、六舞宴にて東京コレクションを歩いたことも貴重な経験の1つ。
運営側との距離の近さ故に、ブランド側・モデルを雇うクライアント側の視点を知ることで仕事への責任を再認識しました。
六舞宴のショーへの参加で感じたこと・考えたことについてはこちらの動画で話しています。
・イギリスの交換留学生枠と奨学金をゲット!
今回の留学について語り始めるとこのブログがさらに長くなりそうですので、また別でガッツリ書きたいと思っています。
とはいえ今年のビックイベントの1つなので少しだけ笑
派遣交換留学の準備は1年前から取り組んでいました。
そもそも派遣交換留学とは日本の大学と海外の大学間で学生を交換し、互いの学生が自国の大学に学費を納めることで協定校大学で勉強できる、というものです。
交換留学生は大学の代表として行くことになるため、学内の選考があります。これを突破した上で留学先大学に申請し、それが受諾されれば晴れて留学決定となります。
成績や語学力の証明、志望理由書の提出、面接、オリエンテーション、資料作成など長い道のりでした。
また奨学金に関しては、学内と学外のもの両方に応募しました。こちらも2週間近くかかりきりで応募書類を書いたことを覚えています。
そんなこんなで第一志望の留学先大学への交換留学生枠と、最大額の給付型奨学金をゲットしました!もうほんと死に物狂いです😂
円安ですし、バイトの貯金も限られているので本当に助かっています。
感謝、感謝です。
2022年、反省会!
・体調管理は仕事の基本
今年はイギリス渡航前と留学中に何度も体調を崩してしまいました。
留学先に持ってきた風邪薬が早くも無くなる事態に泣
原因はバイト漬けなどの無理なスケジュールで身体を酷使しすぎたこと、
マスクなしの生活(イギリスではもうほとんどの人がマスクを着用していません)で感染対策への意識が緩んだこと、
初めての1人暮らしで栄養バランスが偏ったこと、
かなと思っています。
仕事をする上で体調管理は基本中の基本。
モデルの仕事は特に替えが利きません。
1つのカットを撮るとしても、背景・メイク・衣装・モデルなど写真に写り込む全てが綿密に計算された唯一の物。
撮影の日程に合わせて場所とスタッフの予定を押さえているため、大金が動いています。
万が一、モデルが体調を崩したとなれば賠償責任になりかねません。
それはさておき、モデルに限らず社会人として体調管理には細心の注意を払い、感染対策や生活リズムのコントロールをできるように心がけなくてはと反省しました。
食事前と帰宅後のうがい、手洗いは本当に大事!!
・どんな環境でもコンディションを安定させる
上の体調管理にも繋がりますが、
日本、イタリア、イギリスと環境が変わる中で思い知ったのは、
どんな環境にいても自分のコンディションを維持することの大切さです。
ここでいうコンディションは、モデルとしての肌・髪・体型の管理、意識と感覚、情報源の確保です。
海外を飛び回って仕事をしたいと考えるのであれば猶のこと、どんな環境であっても揺るぎない身体と心のコンディションを作るのが大切だなと思いました。
しかし、これってなかなか難しいですね,,,
私はイギリスに来てから、大学生活と初めての1人暮らしでコンディションを維持しきれませんでした。
解決策としてはコンディションの維持をルーティン化すること、環境や物に依存せずにそれらを行えるようになること、リラックスできる時間を持つことかなと思っています。
・宣材写真を常にアップデートする
Daisukeさんが開発した「モデルの現状スコア診断」をしていて思い知ったのですが、宣材写真がまるで足りていません!
モデルには名刺代わりのコンポジットや、履歴書がわりのBOOKと言われるものがあります。これに必要なのが自分のモデルとしての商品価値を伝える写真です。
例えば前髪を上げたらどんな印象になるか、ボディバランスや肌の色はどうかという基本的な情報に始まり、
眼鏡をかけるとどうなる?ストリートウェアを着ると?写真でどんな表現ができる?
などなど特徴や能力、向き不向きやキャリアを伝え、自分を売り込むツールとなります。
イギリスで撮影をするとなるとまずはロンドンに行くべきか、衣装の調達をどうするか、スタジオを押さえるお金はあるのか、適したカメラマンやヘアメイクが見つかるのか、などなどやるのが難しい理由はいくらでも浮かんできますが,,,いずれにせよ新たな写真をゲットせねばと焦るばかりです。
一番手っ取り早いのがミラノやロンドン(こちらはまだ事務所に入れてませんが泣)でお仕事を取ることなのですが、取れる取れないに関わらず色々な理由で宣材写真として上手くいくとも限りません。
どうしましょうかねぇ(-ω-)。。。考えます!
さいごに
本当に長くなりましたが、最後まで読んで頂き有難うございます!!!
今年も世間の荒波にもまれ、塩もみをされつつ笑
自分の至らなさを知り、それを踏まえて成長できた1年になりました。
また年明けに2023年の抱負を書きたいと思います♪
改めまして皆様、2022年もブログやインスタグラムなどを通じてAYA Kを応援して下さりありがとうございました。
嬉しいことも大変なことも沢山沢山ありましたが、
今年も多くの方々に支えられ、助けられ活動することが出来ました!
自分は本当に人にも環境にも恵まれているなと日々感じます。
関わって下さった全ての方に心より感謝、感謝です。
それでは、また来年のブログでお会いできることを祈って。
皆々様ご自愛の上、よいお年を迎えくださいませ🍂
AYA K
@aya_k_k_myu
Header photo taken by my friend✿
@V&A museum