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小津作品の区別がつかない

クロサワ、ミゾグチ、そしてオヅ。日本が誇る世界的映画監督なんだけども、小津安二郎の作品を思い出すと、『東京物語』と『お早う』のふた作品以外、もう区別がつかなくなっている。
特に『麦秋』だの『晩春』だの『秋刀魚の味』だの区別がつかない。『早春』なんてのもあったっけ? 鎌倉なんて出てきたっけ? 大洋の試合なんて出てきたっけ? 紀子が何とかだっけ? 原節子が出てきて紀子だの、紀子だの、紀子だの……
松山善三監督『典子は、今』なんて映画もあったっけ? 確か、松山監督の奥さんは高峰秀子だった。デコちゃん。ちなみに、名優加東大介の手記『南の島に雪が降る』を原作とした同名映画に、「デコちゃん」というセリフが出てくる。興味があったら確認してちょうだい。加東大介も出てるよん。
原節子と高峰秀子は同時代に活躍した、同年代の女優さん。2大巨頭だね。全盛期に引退して85歳オーバーまでご存命だったのも同じ。

そう言えば同じく区別がつかなくなった作品群がある。シェイクスピアの『マクベス』、『オセロ』、『リア王』だ。もう、どれがどれだったか分からない。

あと、筒井康隆と筒井道隆と井筒和幸の区別もつかなくなった。

それから、松重豊と重松清の区別もつかなくなった。

もう、年かも。いや、年なんだ。ダメなんだ。もう、覚えようとすらしてないんだ。
つい先日、大谷翔平の名前が出てこなかった。もうやきが回ってますわ、私。ああ、ああ、ああ……

まあ、岩下志麻さんはずーっとお綺麗ということだけは覚えている。あ、ルッキズム? ダメ? あ、そう……


AUskeえいゆうすけ

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