[レッスンレポ]はじめての薬膳茶会イベント
昨日6/30は、AUREA.にとっても記念すべき初イベントの日『薬膳茶会』でした。
インナーチャイルド育児セラピーの【harel】さま主催のコラボイベントで、「今ここにいる」自分と向き合い、薬膳茶と共に癒す時間をテーマに講師をさせていただきました。
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オリジナル薬膳茶製作のお手伝いをしました
harelさまはAUREA.設立に大いに関係しているお客様です。早々に「セッションでクライアント様に出すお茶を考えてほしい」とご依頼をいただき、オーダーメイド薬膳茶を6種作らせていただきました。
▼ harelさまのオーダーメイド薬膳茶の記事はこちらをどうぞ!
クライアント様からのウケも良くご好評のご報告をいただいており、そのクライアント様限定での薬膳茶会イベントをしましょう!という運びになったのです。
どんな内容にしようか、どんなレクチャーで進めてみようか、さては薬膳茶を使いながらどうしてみようか….色々あって悩みましたが、今回は
体質診断チェック
[今]の私のための薬膳茶
私だけのオリジナルブレンド薬膳茶
この3つで進行することにしました。
1. 体質診断チェックをしてみる
自分の身体は今どんな体質なのか?
専用のチェックシートで判定し、自分の身体と向き合う時間を作りました。
チェックシートは約10項目ほどの質問に対し、チェック数が多かったタイプが今のご自分の体質だとお伝えしました。もちろん項目数が1番多いのと2番目が同点だったり、僅差くらいのタイプもあったかと思います。
私自身は、やっぱり潤い不足の「陰虚」タイプでした。次点は「血虚」。陰液不足で典型的なカラッカラな更年期オンナでしたよw
今回、薬膳について学んだことがない方々対象のイベントでしたので、レクチャー資料では「薬膳とは?」「薬膳茶とは?」からはじまり、中医学の考え方などを説明しました。「なるほど」と言った声も多く、また、途中でご質問が出るなど積極的に学ぶ姿勢にAUREA.中谷は感激しました!
2. ”[今]の私のための薬膳茶”を味わってみる
体質診断チェックシートを完成した後に、レクチャーに戻って6タイプの体質についてご説明。
気虚・気滞・血虚・瘀血・陰虚(水不足)・水滞(痰湿)の6タイプの状態、タイプ別の原因を説明していくと、皆さま何かしら思い当たる節があるようで「うんうん」「そうそう」とお声も出たりしました。
小さな症状や普段あまり気にしていなかった状態が、その体質(または傾向値が高い)だというサインだということを気付く。仕事も育児も一生懸命のクライアントさま達でしたので、こうやって自分自身の身体と向き合う時間はなかなか得られないのは当然です。日常、見逃しやすい身体のサインがどんな意味を持っていたのか、AUREA.のご説明で腹落ち(納得)をされているクライアントさまもいたようで非常に嬉しかったです。
限られた時間のイベントでしたが、各6タイプ向けのオススメ薬膳茶もご提供しました。数種類の提供でしたので、この日の皆さまの水分代謝はいつもよりも好調だったのではないでしょうか?
ちなみにウェルカムティーは”とうもろこし茶”にしました。本来は梅雨の季節のお茶としてお出しする予定でしたが、梅雨明け宣言直後のイベントで快晴&夏日和の当日でしたので、喉を潤す目的でアイスでお出ししました。
女性のクライアントさまなので、自然と6タイプの体質のお話をしながら月経についてのお話にもなりました。女性は良くも悪くも血にまつわる事象や体調が多いものです。毎月の生理や妊娠・出産にまつわる血絡みのことなど、過去の体調のお話などを教えてくださいました。
私は薬膳茶会の資料を作成しながら、自分の血関連の話を思い出しました。
私自身、健康妊婦で臨月を迎えましたが、胎児が大きく成長しすぎて2週間早めての出産でした。臨月からどうしてか血圧が異常値を叩き出し、2週間早くの分娩では、促進剤使っても息子は出てこず、無事出てきたら出血が酷くて翌日もその翌日もフラフラ、顔が変化する(気が抜けてしまい下に下がる、二重は一重瞼になるくらい)ような時間でした。その間も出血は続きます。血は男性もそうですが、女性は十分にあることが大事であると、レクチャー資料作成中に改めて感じましたし、血関連の血虚・瘀血については個別でレッスンを作ってもいいなと思いました。
3. 私だけのオリジナルブレンド薬膳茶を作ってみる
この日のメインテーマの1つ、自分で作るオリジナル薬膳茶の時間では、皆さまかなりイキイキして茶材をチェックしたり、選ばれていました。
AUREA.からは「自分の診断タイプ結果や2番目にチェック数が多かったタイプに合う茶材をブレンドしてみる」、「[今]の私が求める茶材を自由にセレクトしてみる」というテーマを出させていただきました。
リアルに薬膳に触れることは身近なことだったんだ
だいぶ終了予定時間よりオーバーしてしまったのにも関わらず、皆さんからは多くのご質問などもいただき、おかげさまで、大変有意義な時間となりました。(時間ギリギリであったクライアントさまたち、大変失礼いたしました!)
主催のharelさまもご同席され「わいわい話ながらとても良かった!」と感想もいただきました。
たくさんの嬉しいコメントをいただきました!
今回はテーマが確固としてあったことに、「初めての薬膳/薬膳茶」といった内容で難し過ぎず、そして多くの茶材を一つ一つ味わったり自分だけの薬膳茶を作ってみたりという経験が充実した時間になったと信じています。
そして、難しい、薬っぽいと言ったイメージが「身近なんだ!」と気付く時間だったとも思っています。
私自身も、薬膳料理を日々の食事やお茶などに取り入れたとき、何よりも自分自身の身体、そして心の状態に向き合いました。そうです、身体の声を聞いてみるのです。しっかり自分と向き合うことで、私はどうしたいのか、どうなりたいのかという思考がクリアになる瞬間を薬膳で経験しました。
なのでこのようなイベントは、様々な不調や体調管理において、薬膳を通じて自分自身の声を聞く、そして癒すというキッカケ作りを伝える場でもあると感じています。
薬膳Kitchen AUREA.は、いつもの食材、いつものお茶が薬膳でプラスに変わることをこれからも発信し続けていきます。
そう、改めて強く感じた1日でした。
ご参加いただいたクライアントさま、そしてこの薬膳茶会を主催しお声掛けくださったharel大内さま、心からありがとうございました!
今後とも皆さまとのこのご縁を大事にしていきたいと思います♡