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朝型習慣で幸福度(ウェルビーイング)を高める。

 先日、ウェルビーイングに関する講演会にたまたま参加しました。ウェルビーイングという言葉は、近年、ダイバーシティの浸透とともに注目されているワードの一つで、意味としては、「個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあること。」だそうで、私が参加したセミナー講師の方は、「継続的に幸福を感じられること」と説明されていました。
 私自身のウェルビーイングを考えてみると、朝型の習慣が定着したことで、生活の幸福度が高まったと感じています。
 そこで、今回は、生活習慣の見直しによってウェルビーイングが高まることについて、共有します。

1.朝型習慣の定着と継続性

 過去の記事でもご紹介しましたが、私は、朝の勉強習慣を定着させてから徐々に起床時間が早くなり、今では、4時に起きる生活を続けています。 
 元々朝早く起きることが得意では無かったと自覚していますが、勉強をきっかけに、朝型習慣を定着させ、大きくライフサイクルが好転したと実感しています。そのため、少しでもこの生活習慣を続けることができれば幸せだと思っています。
 ただ、今は職場の残業が少ないですが、今後、業務量の多い部署に異動となれば、このような生活を続けることが難しくなることもあります。その為、私のウェルビーイングは長期的には不安定、かつ、いずれは低下すると見込んでいます。(悲しい!)

2.朝型習慣を続ける理由

 私が、朝型習慣を続けている理由は、朝の方が、ワーク面では仕事や勉強が捗る、健康面ではゆとりのある朝を迎えることで便通が良くなる、メンタル面ではストレスを感じにくくなり、経済面では道路や公共交通が混んでいないことで通勤時間が短くなるなど、生産性が高まるたくさんのメリットを生むとともに、素晴らしい生き方や自分と向かう時間の増加に繋がるからです。

3.ストレスを減らす

 上記のストレスを感じにくい点を少し掘り下げます。我々が日常で感じるストレスについては、家事や育児などプライベートの時間において発生することもあるかと思いますが、一般的には仕事によるストレスが多いと思います。
 仕事が終わってすぐにプライベートに意識を切り替えることができれば良いですが、ダラダラと仕事のことを考えてしまうことは少なくありません。 その為、仕事終わりから寝るまでの時間が長くなると、嫌なことや忘れたいことを思い出す機会が増えますが、朝型の習慣を取り入れることで、その夜をできるだけコンパクトにし、悩む時間を与えずに済むことができます。
 これは、寝たら忘れるというタイプの方が前提となりますが、朝型習慣が“悩んでいる時間”の軽減に寄与してくれるでしょう。

4.自分を知る

 勿論、仕事や家庭の事情で夜型にならざるを得ない方もおられると思います。また、朝よりも夜の方が活動的で、勉強や仕事のパフォーマンスが高いという夜型の方も少なくないはずです。
 ここで重要なのは、ご自身にとって精神的にも肉体的にも前向き(ポジティブ)になれる時間を見つけ、ウェルビーイングを高める時間を増やすということです。
 仕事の失敗や勉強が上手くいかないなど、不安要素をあげれば切りが無いほど人生は悩むことが多いですが、何事もポジティブに考え希望を持てる時間を増やす。そして自分がコントロールできる範囲の中で成長できることを考え実行に移していくことが、ウェルビーイングを高めるためには必要だと思います。

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