【ニブセキの息子】まさかの廊下で「ぶらさがり」 ー二分脊椎症の息子の誕生ー
息子は帝王切開で産まれ、しかもすぐに腰の髄膜瘤を埋め込む手術をしなければならなかった。普通にイメージされるような、出産後すぐの抱っこはできなかった。
出産は午前中。手術室で妻と別れ、控室でしばらく待った。言われていた時間になったところで、あらかじめの指示で、手術室とNICUの間にある廊下で待つのだ。
つまり、手術室からNICUに息子が運ばれてくる途中の廊下で数分だけ、産まれたての息子を見たのだ。マスコミでは、政治家などが出入りするところを記者が囲み、質疑することを「ぶらさ