地方生まれの私が、この物語に絶望しない理由——『明け方の若者たち』感想文
8月2日、運営に携わっているライティングコミュニティ「sentence」で、カツセマサヒコさん著『明け方の若者たち』を味わう読書会を開催します。当日は、特別ゲストとしてカツセさんご本人も参加!!読書会に向けて、『明け方の若者たち』を呼んだ感想をここに記しておこうと思います。
深さのなかに、淡さも感じられる「青」の美しさまず心を惹かれたのは、表紙の美しさ。書店でこの本を見たとき、深さのなかに、淡さも感じられる「青」にグワっと引き込まれました。希望とも、絶望とも取れる色。その名