こどもと朝読書 #03 こがねのあしのひよこ
「こがねのあしのひよこ」
アルゼンチン民話
秋野ゆきこ 再話・絵
出版社 福音館書店
朝読書第3弾
最初に読んだのは昼、長男といっしょに。
面白かったので長女にも聞かせたいと思い、朝読書でも読みました。
良い感じに起きてもらえて大成功。
図書館で借りた本
長男チョイスだったような私チョイスだったような?
どちらか忘れてしまった。
ひよこは片足を返してもらうために旅に出る
黄金の足をもって生まれたひよこが王様に切り取られた片足を返してもらうため旅に出る
引き止める老夫婦「途中で大きな動物に食べられてしまうよ」
案の定、旅の途中でキツネ、ライオン、トラが現れるが
彼らは「一緒に旅に連れて行ってくれ」といい
「途中で疲れてしまう」と心配するひよこを他所についてくる。
そして力尽きる。
倒れた彼らをひよこはやれやれだぜと一飲みにして腹に納めて連れて行ってくれる。
おじいさんおばあさんの心配が本当にご無用
ひよこはトドメとばかりに川の水も飲み干して城に到着
城に到着したひよこは用件を伝えるが
名乗りと要求を告げますが、王様は雌鶏、羊、馬のいる場所にひよこを放り込み、殺してしまえと命じます。
お腹の動物たちを出して乗り切るひよこ
最終的に川の水も出して、王様は降参
エピローグ
片足を取り戻し、宝物も手に入れて家へ帰りましたとさ。
3匹の動物と一緒に帰ったそうなので、
老夫婦たいそう驚いたのではないでしょうか。
キツネはともかくライオンとトラが来たら逃げるよね。
ひよこの無双がすごかったです。
あとお供の動物たち、無闇に疑ってごめん。絶対ひよこを食べるつもりだと思った。
ウクライナ民話「てぶくろ」の時にも感じた申し訳なさを再び感じる。
絶対食べるつもりだと思ったんだよー。
もとの民話だとライオン、トラは別の動物になるのかな。
南米の大型猫科動物だからジャガーとかかな。
後味もよく、驚きもあり、面白く読むことができました。
※インスタに投稿したものとほぼ同じ内容となります。