親が変われば、子どもも変わる
ウサギ仙人(ウ仙)から子育てのこと伝授してもらっていた亀子であったが、
亀子「どうすれば子どもは言うことを聞いてくれるようになるんですかね?」
ウ仙「それは自分が変わることじゃな」
亀子「自分が変わる?」
子どもにかける言葉を意識的に変えるといい影響がでる
亀子「こんなこと言われたら、めちゃ腹が立ちますね」
ウ仙「まぁ続きを読んでみよ」
亀子「神みたいなお母さんですね」
ウ仙「どうじゃ?親の答え方一つで子どもへの影響が全然変わってくるじゃろ」
亀子「見習いたいです」
親の言うことは3割、やることは7割
ウ仙「『子供は親の背中を見て育つ』という言葉があるが、、だいたい親の言うことは3割くらいしか聞かんが、親のやることは7割くらい真似をするんじゃよ。しかし3割といえども、親の一言が子供に与える影響が大きく、言葉一つで子供の物の見方が大きく変わるんじゃ」
亀子「3割といえど、侮れないですね」
人間の脳はかけられた言葉をそのままイメージする性質がある
ウ仙「子どもに対してかける言葉はできるだけプラス言葉や未来に向けた話を意識するということが大事なんじゃ」
亀子「なるほど」
ウ仙「たとえば子どもが『将来、お医者さんになりたいな』と夢を語り始めたときに『医者になるのはそんなに簡単じゃないよ』『あなたの力で医者になるのは無理じゃない』と現実論を突きつけるより『立派なお医者さんになってね』や『○○ならいいお医者さんになれるよ』という言い方をするほうが、大人になって医者になる確率が高くなるんじゃよ」
亀子「勝ち組になれますね」
こうして亀子はレベルが上がった。
「プラス言葉」や「未来を語る」の術を覚えた。(つづく)
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