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麻羽たんぽぽ[和ハーブと森の占い師]
2021年8月2日 19:21
クズの花は、蔓と少し大きめの葉の間から顔を覗かせ、紫色の房を空に向かって咲かせます。あまりに繁茂しているので草刈りを始めると、蔓がほかの木々や草と絡み合っていて、どこから手をつけたものか迷ってしまいます。もちろん、クズはそんなことはお構い無しに元気いっぱいに、眩しい陽を浴びてきらめいているようです。そんな中、甘い花の香りが漂ってくると、私は過ぎ去りし真夏を思います。盛
2021年5月6日 17:04
雑木林を歩いていると、林縁に小さなホオノキが生えていた樹高わずか50㎝だろうか小さくても立派に大きな葉を付けていた辺りを見渡したが、ほかにホオノキはない実を食べた鳥がタネを運んできたのかもしれないもしくは、何年も経って芽を出したのかなんと、この木の種は土の中で20年以上も休眠できるらしい数年後には3mくらいにはなっていようやがて20~30mの大木になる初夏の頃大きなクリーム
2021年1月1日 06:00
年の節目になると、ああもうこんな時期かと思う年初ともなれば、新しい抱負や具体的な目標を掲げ今年こそはと揚々とした気持ちになるものだ年神さまを迎え祀るための門松に、松竹梅の正月飾り松・竹・梅と縁起良いとされる植物たちが並ぶいずれも雪や寒さに耐えながら、常緑の松、色褪せず育つ竹、残雪のころに花開く梅と、美しくたくましく健やかな姿こそ慶びと心を寄せた人々の想いが込められているそうだ
2020年11月28日 20:37
師走、12月2日〜6日のころ七十二候では「橘始黄(たちばな始めて黄ばむ)」という。橘は古い時代から日本にあるミカンの一種。かつてはミカンを総称してそう呼ばれていたそう。そのまま食べるには酸っぱいが、爽やかで香り高い。文化勲章の意匠であり「不老長寿」「悠久の繁栄」「栄誉」を願う縁起のよい常緑低木である。その実が黄色く色づき始める。暮らしでは年の瀬を感じ始めるころ。数多の人が1年
2020年11月28日 20:16
チャノキの花は、白く小ぶりで、葉の影に俯くようにして咲く。そんな花姿からか、花言葉は「追憶、純愛、謙虚、思いを辿る」などがある。チャノキはいわゆる「茶」だが、その花をみる機会は意外と少ない。広大な茶畑が、白い花畑になることはない。葉に栄養を行き渡らせるため、蕾のうちに刈り取ってしまうらしい。また、チャノキは栽培が広まった結果、山間に自生しているものも多い。人里離れた場所でチャノキが