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note版:自己を啓発する本(自己を啓発するとは言っていない)

自己啓発本世の中には自己啓発本といったものが数多くある。 これらの著作は非常に素晴らしい出来だ。 今現在うまくいっていない人、今から10年後に薔薇色の人生を送りたい人からすると、自己啓発書の類は光り輝く天啓の書に見える。 有名著作は数あれど、その中でもデール=カーネギー『人を動かす』、ナポレオンヒル『思考は現実化する』は二大巨頭であろう。 私も十代の学生の頃、父親の本棚にこれらの著作があったので読みました。 だが、これらの著作を読むたびに非常に前向きになると共に、どこか腑

    • note版:人は第一印象が重要という罠(印象は第一印象が全てではない)

      第一印象について世間ではコミュニケーションの場面において「第一印象」が最も大事と言われている。 恋愛だけでなく、商談、就活の面接、営業などあらゆる面で喧伝されていることだ。 誤読されがちなメラビアンの法則なども大人気法則としてよく援用される。 メラビアンの法則については誤解が非常に多いので、「メラビアンの法則 誤解」などでgoogle検索をするとコンサルの扇動的な意見に惑わされることが少なくなると思う。 さて、話はこうだ。 コミュニケーションには一にも二にも「第一印象

      • note版:現代の三種の神器の話

        結局食器洗いが一番面倒家事における現代の三種の神器といえば、ドラム式乾燥機・ロボット掃除機・食洗機と言われているが、今回は食洗機について書く。 私の知人がこう言った、「人生で最も面倒なことの一つ、 それが食器洗いである」と。 食器洗いに関しては、好きな人は好きだが嫌いな人はこれが最も嫌いであるという人も多い。 それを解決するのがまさに食洗器だが、これがなかなか手が出しにくいものだ。 これには一つ理由があると思う。 食洗機についてのこれまでのイメージがあまりよくないから

        • note版:視力を、回復しよう。

          目を良くしたい。 これは現代人なら多くの人が抱える悩みである。 一昔前までは、視力の低下は不可逆性だった。 一度悪くなるともう良くなることはない。 眼鏡かコンタクトで凌ぐのみである。 しかし時代は変わり、視力を改善する方法がどんどん登場してきている。 20年ほど前から矯正方法が顕著に増えてきたように思う。 レーシック、ICL(眼内コンタクトレンズ)、オルソケラトロジー…。 今回は 現代の視力矯正(回復)の手段をそれぞれ紹介していく。 …続きは下記URLで読めます。

          note版:「門外漢であればあるほど、また専門外のものを習得するときであればあるほど、最初は大人しく、身銭を切って人に教えを乞うたほうが良い」話

          習い事ビジネスというのは盛んである。昨今はビジネスパーソンに人気な習い事として英会話、プログラミング、簿記、ペン字、フィナンシャルプランナーなどが挙げられる。 上記の様な資格や技能は、仕事の幅が広がりキャリアが有利になるものとしてビジネスパーソンにとって人気が高い。 そのためこれらを習得するために習い事ビジネスも非常に盛んであるが、どうも見ていると向上心に付け込んだ悪質なビジネスも多い様に見受けられる。 いくら時間とお金をつぎ込んでも全く身につかない、上達しない。 ただ

          note版:「門外漢であればあるほど、また専門外のものを習得するときであればあるほど、最初は大人しく、身銭を切って人に教えを乞うたほうが良い」話

          note版:more B than Aの誤解と言い換え表現(口語熟語表現編)

          「英文法が本当に役立のは、読解ではなくスピーキングである」というコンセプトの下、高校英文法修了済みの前提の上で、調べてもなかなか答えが出てこない表現について以下で整理する。 <今回の要諦>スピーキングにおいて、「AというよりもむしろBだ」「AではなくむしろBだ」と言いたいときは、 ①not so much A as B ②A rather than B ③more B than A の内で、品詞や句・節などを気にせず使える表現は①と②である。 <本題>「Aというよりもむ

          note版:more B than Aの誤解と言い換え表現(口語熟語表現編)

          note版:最低賃金とそこから見える日本的企業の闇と愚かさ

          毎年10月に各都道府県の最低賃金が改定された。2024年の東京都の最低賃金は1,167円だった。 20年前の2004年は710円であったことを考えると、400円以上も上がっている。 自身が学生の頃を考えると、まさか1時間当たりの時給が1,000円を超えてくるとは驚きを隠せない。 東京都では約4年ほど前から最低賃金がすでに1000円を超えているが、昨今の物価高を鑑みるとまだ高いとは言えない。 にもかかわらず最低賃金の上昇に対して、芳しくない反応を示す中小や一部大手企業は珍

          note版:最低賃金とそこから見える日本的企業の闇と愚かさ

          オススメの英単語帳を選ぶ基準②

          前回の確認と今回の趣旨記事の詳細はこちら。 という訳で英単語帳が備えるべき3要素が分かった時点で、オススメできない英単語帳の特徴を列挙していく 良くある形として、見開きで左ページ英単語と和訳、右ページ例文と訳文のレイアウトの単語帳をイメージして、それぞれ本屋で確認してみて欲しい。 駄目な英単語帳の特徴<以下駄目な英単語帳の特徴(下記の特徴が1つでもあったらダメ)> ①赤シートの意味がないのに赤シートを入れている。 ②気軽にチェックテストができない。 ③英語の欄に日本語

          オススメの英単語帳を選ぶ基準②

          オススメの英単語帳を選ぶ基準①

          まず始めにまず大前提として言っておきたいのは、ここで話しているのは「スタローンとジャン・クロード・バンダムはどっちが強い?」というレベル感の話なので、「単語帳の優劣」<「個人の努力量」であることは付言しておきたい。 何故か。 大学受験レベルの英単語帳を単語数の面で見ると、どの英単語帳でもほぼ同じ知識量を担保できるからである。 現状殆ど全ての単語帳は大学入試のデータベースから頻出の単語を採り上げている。 故に大学受験で頻出でない英単語を収録している英単語帳というのは基本的に

          オススメの英単語帳を選ぶ基準①