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【本から学ぶ】無意識の怒りを洗い流す【10-4】

以前は自分のことで精一杯で、周りをみる余裕がありませんでした。それが最近は、少し落ち着いたこともあり、周りを見渡せるようになりました。

ただ、周りを見渡せるようになった途端、少しのことでイライラカリカリすることが増えたような気がします。これではイカンな・・・と思っていた所、こんな文章を発見しました。

ときには、心をジャブジャブ洗って爽快な気分に浸りましょう。私たちは社会生活を送るうち、知らず知らず心を汚して重たい気分になっていることが多いからです。
いつの間にか心に溜まる汚れの正体はなんだと思いますか?
それは”無意識の怒り”なんです。
宇佐見百合子『こだわらない とらわれない もう、悩まない』,サンクチュアリ出版,2012,P54

この「無意識の怒り」は悲しみや不満に形を変え、自分を苦しめていくそう。ううう、心あたりがあります。

本来の自分を見失わないために、毎日生まれるかんしゃくを収めて心を平和に保ちましょう。少しの汚れも取り除いて、いつも心をきれいにしておくのです。
それが『洗心』(せんしん)。
――心に降り積もる邪気を、常に洗い流して清らかにしておきなさい。
宇佐見百合子『こだわらない とらわれない もう、悩まない』,サンクチュアリ出版,2012,P56

この「洗心」は、お風呂に入ったり心地よい音楽を聞くなどして心に余裕をもち、自分自身を見つめ直すことを繰り返すことによって次第に心がきれいになっていくそう。

周りを見られるようになった私は、今度は周りを見すぎて自分を見つめることがおろそかになっていたように思います。そして落ち着いたつもりでいましたが、まだまだ心は慌ただしく、精進が必要だなと感じました。

「洗心」は毎日欠かさず行うことが大切とのことでしたので、今日から心がけていこうと思います。


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