ジャン=リュック・ゴダール監督-逝去される
ゴダール監督の残したものは、大きい・・
1960年公開の初期の代表作でもある「勝手にしやがれ」でフランス映画界にヌーベルバーグ(新たな波)を起こし、長年にわたり異端的な革命児であり続けた映画監督ジャン=リュック・ゴダール監督は13日、スイス西部の自宅で逝去された。91歳だった。フランス紙リベラシオンによると、スイスで認められている、死を選んだ人が医師処方の薬物を自ら使用する「自殺ほう助」により亡くなったと言うことだ。一部の関係者は「病気ではなく、疲れ切っていた」と述べた。
そのゴダール監督の残したものは、大きい・・
そして、そのコンテンツのロジックは、引き継がれる。
現代映画の礎を築いた「最後の巨匠」映画監督ジャンリュック・ゴダール(91)死去(2022年9月13日)
The MOST BEAUTIFUL SHOTS of JEAN LUC GODARD Movies
ゴダールは、当初から特異な方法論だ
ゴダール監督は、当初から特異な方法論だ
そのジャン=リュック・ゴダール監督の前期の作品は、
ヌーベルバーグの基本3要素(即興演出、同時録音、ロケ撮影中心)と
はっきりとしない物語の運び以外には、共通項の少ないといわれる、70本以上の多彩な作品群だろう。
草稿:ゴダール監督の手法は、21世紀になって、より斬新だった。
ゴダール監督の手法は、21世紀になっても、より斬新なロジックだった。
その詳細は、ジャン=リュック・ゴダール(1930-2022)の手法、21世紀になり、所謂、映画の枠を超えている。
2006年 ユートピアへの旅
2006年のポンピドゥのインスタレーション的展示。
ユートピアへの旅 - Voyage(s) en utopie
失われた定理を求めて - ポンピドゥー センター (2006年5 月 11 日 / 8月 14 日)
À la recherche d’un théorème perdu – Centre Pompidou (11 mai / 14 août 2006).
これらは、本来の表象を、どう、その時代のメディアで伝えるかの精神論と言えるのかも知れない・・・
1960年代ニューベルバーグと呼ばれた若者は、その時は、80代後半となり、何を伝えるか・・・・・
そして、そのロジックは、「言葉、映像言語(映像文法)は、今、いらない。」-2018年 イメージの本 (The image book) につながる。
2010年 ゴダール・ソシアリスム
2010年 ゴダール・ソシアリスム(Film Socialisme) 3楽章からなる長編劇映画。ゴダール監督の、いわゆる*メタ映画以降の傑作といわれる。
この時点から、フィルムではなく、デジタルのHDカムで撮影された。
(註)*メタ映画以降:このゴダールの作品に於いては、一点の思想を伝えるだけではなく、観るものにとって、多様な解釈ができるだろう。
Film Socialisme
2014年 さらば、愛の言葉よ
2014年 さらば、愛の言葉よ(Adieu au Langage)は、初めて3Dで撮影された。
Goodbye to Language 3D Official Trailer 1 (2014) - Jean-Luc Godard Drama HD
(註)
*メタフィクション(meta-より上位の接続し)とは、第四隔壁の打破であり、フィクションがノンフィクションをフィクションに見立てる表現技法である。
*第四隔壁とは、基本は演劇用語であり、一般的には観客と舞台を仕切る見えない隔壁
2018年 イメージの本 (The image book)
2018年 イメージの本 (The image book) - スイス・フランス、映画、文章、絵画、音楽を自在にコラージュされた、前衛的な映画で、 5章からなる84分の映像にゴダールは俳優を使わず、従来の映画にない構成と、特質すべきは、映像の創世記から、現在のアラブについての要素が入ることだ。
THE IMAGE BOOK Trailer | TIFF 2018
The Image Book – Official U.S. Trailer
ゴダールの短編を考える
最後に
小生のコラムでは、常に「イメージと文化」を追っていた。
そこには、常にゴダールの精神が教示することを念頭にしなければ、ならなかった。
関連のコラムを最後に添付して置きます。
ランダムな文章を、最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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