Elmgreen_Dragset_コレクターの死_2009

#2)Elmgreen & Dragset、その作品と理念

スカンジナビアのアーティスト・ディオとして、ベルリンを拠点とするマイケル・エルムグリーンとインガー・ドラッグセットの2人は、1995年より共同で活動をしている。
その作品は、彫刻、映像、インスタレーション、演奏、パフォーマンス等の実に多様な現在系のメディアを用い、現代社会の意味を探究している。その中には、破壊というフレーズも視野に入れながらだ。
彼らの作品はユーモラスであり、美的感覚にあふれる、ただ、破壊的な視点とその逆説の境界線を往来するような流れだ。

Elmgreen & Dragset - Guggenheim Museum


ごく著名な展示、プロジェクトや賞の概要
2001年、イスタンブールビエンナーレ (Istanbul, Turkey)
2005年、「Prada Marfa」テキサスの砂漠の真ん中に設置されたプラダのブティック
2009年、ヴェネツィアビエンナーレ(ヴェネツィア、イタリア)
2011年「Powerless Structures, Fig. 101第四の台座、ロンドンのトラファルガー広場に選ばれる
展示は、2012年からだ。そして、現在、「「Powerless Structures, Fig. 101」」はArken Museum of Modern Artに永久保存されている。
2013年、「Tomorrow」V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館-ロンドン):旧テキスタイルギャラリーを架空の建築家ノーマンスワンの壮大な家族の家に変貌させた。
2014年、「Biography」アストルップ・ファーンリ現代美術館(オスロ)/コペンハーゲン国立美術館(コペンハーゲン)
2016年、「Van Gogh’s Ear」(ゴッホの耳)パブリック・アート・ファンド、ロックフェラー・センター:それは、高さ9メートル(30フィート)の空のスイミングプールだ。
そして、多くの賞も獲得しているが・・
2012年、エッカースバーグ勲章受賞、2015年、ノルウェー科学技術大学(NTNU)で名誉博士号授与。

そして、、
グローバルに、現在も展示が行われている、今後が楽しみなディオだ。

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ヴェネツィアビエンナーレ

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                   (c)Powerless Structures


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