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本当は教えたくない、Wantedly Awardにノミネートされるまでにやった3つのこと #2
みなさんこんにちは!もう12月下旬なのに21度という宮古島の暖かさに慣れてしまって東京へは戻れなくなってしまった人事広報の具志堅です!
前回は【本当は教えたくない、Wantedly Awardにノミネートされるまでにやった3つのこと#1】を投稿いたしました。まだ読んでいない方は#1→#2→#3の順でお読みいただいた方がノミネートまでのフローを理解しやすいかと思いますので、ぜひこちらからご覧ください。
さて今回も【Wantedly Awards 2023「PROFILE CRAFT」にノミネートされるまでにやった3つのこと】のテーマでお届けします。今日は第2弾です。前回の記事でご紹介したように焦点を当てるべき案件の見極めが完了したら、次はメンバーに協力を仰いでいきます。
Story Craftならインタビュー相手、Match Craftならサムネ用の写真を撮影するカメラマン、Profile Craftならメンバー全員の協力が必要です。ひとり人事とはいえ、本当にたったひとりだけでノミネートを目指すということはまずあり得ません。人事担当者というのはただありのままのメンバーの魅力を求職者に伝える媒介者にしかすぎないと私は考えているので、本気でノミネートを目指すなら尚更ほかのメンバーの協力は不可欠です。
だからこそ今回お伝えすることが重要になってきます。
#2 依頼に魔法をかける
みなさんは、なぜか後回しにしたくなるタスクを依頼された経験はありませんか?私はあります。基本的に5分以内に消化できるタスクはすぐにやっちゃう派なんですが、たま〜に「すぐできるやつなのになんか取り掛かるの腰が重い!!」という依頼に遭遇します。そういうタスクには共通点があります。
依頼が長くて読む気にならん
読んだけどネクストアクションが分からん
ネクストアクション分かったけどどうやったらいいか分からん
そしてなんと恐ろしいことに、今回私がノミネートを狙ったProfile Craftでの依頼はこの3つをコンプリートしそうな予感だったんです🥹
これでは誰も納期内にやらないだろうなという未来を見聞色の覇気で察知し、依頼に魔法をかけることにしました。それぞれにどんな魔法をかけたのかぜひご覧ください。
1. 依頼が長くて読む気にならん
かけた魔法:読ませない、聞かせる。
依頼をする際に私が気を付けていることは、それをやる意義や目的をしっかり伝えることです。ただTODOだけを押し付けてしまうと単なる作業になってしまい、かなり淡白なアウトプットになってしまいます。何より個人作業化してしまって、チームで目標に向かっている状態が作れません。
前述の通り、ひとり人事とはいえ本当にたったひとりだけでノミネートを目指そうとするのではなく、みんなで同じ目標(ここではノミネート)に向かっている状態をまずは作り出すことが大切だと思います。
とはいえそこまで丁寧に伝えてしまうと、やはりどうしても依頼文が長くなる。そこで私は最初に口頭で伝えて、その後にテキストでも依頼を送ることにしました。TOMAPでは毎月2回「社員MTG」を実施しているため、その場を借りてノミネートを目指す目的や意義、TODOを説明しました。
中でも説明する時に「どんな言葉を使った方が燃えるか」は結構考えました。TOMAPの社員は「1番」とか「唯一」というワードで燃え上がるタイプが多いので、「Profile Craftは今年から新設されたので、もし今回受賞できたら初代受賞企業になります!!!こんなに素敵なメンバーが揃ってるんだから絶対いけます!!!!」と伝えました。
予想していたよりも協力的な姿勢を見せてくれる社員が多く、「やったけどこれで大丈夫そう?!」と当日に確認してくれるメンバーもいました!
2. 読んだけどネクストアクションが分からん
かけた魔法:notion完備。「あ、全部notionにありますよ!」で私もメンバーもストレスフリーに!
Profile CraftはTODOが多かったので、口頭で説明しても後に忘れてしまうことを想定していました。そこであらかじめTODOリストを記載したnotionページを用意しておきました。
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とにかくメンバーの「考える負担」を極限まで減らしてあげることがタスク実行率を上げる秘訣だと思います。
結構やることが多くて大変かもと心配していましたが、「え〜写真どれにしよう!」と過去のアルバムを見ながらメンバー同士での会話も発生し、みんな楽しんでくれていました🌸
3. ネクストアクション分かったけどどうやったらいいか分からん
かけた魔法:必殺「一緒にやりましょーー!💖😆」
注意しておきたいのは、「notionに書いたからみんなできる!」わけではないということです。notionを見て自分でやってくれる人もいれば、notionは開いたけど中のトグルを開くのが面倒な人もいれば、あとでやろうと思って放置状態になっている人もいます。メンバーの個性は十人十色、見守り方も十人十色です。
私はメンバーの特徴に応じて、下記の図のような感じで全員との関わり方をイメージしてました。
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補足しておくと「一緒にやった方が早い組」は仕事ができるできないという話ではなく、「このタスクの不得意属性」のことです。「なんかちょっとプロフとかいじったりするのマジでやりたくない」というタイプです。どのタスクにも得意・不得意はあるので、メンバー1人ひとりの性質を理解してどんなアプローチをしたら完遂できるかを考えてあげると協力も仰ぎやすくなります。
「ネクストアクションは分かったけどどうやったらいいか分からん」はまさに「このタスクの不得意属性」です。そういうメンバーには「〜〜さん、いま時間ありますか?!Wantedlyのプロフィール一緒にやりましょ!!PC開いてください!」と声掛けをして一緒に編集しました。ずっとついているわけではなく、プロフを編集する画面にさえ移動させてあげればあとはnotionに書いているTODOをやるだけなので、実質1人あたり2分ほどしかかかりませんでした。
おわりに
さて、ここまで【Wantedly Awards 2023「PROFILE CRAFT」にノミネートされるまでにやった3つのこと】というテーマで、「#2 依頼に魔法をかける」方法をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
次回も同じテーマで「#3 進捗管理の化身になる」をお届けしていきますので、気になる方は今のうちにフォローしていただけると幸いです!
それではみなさま、本日はこの辺でおさらばえ。
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