「フォレスト・ガンプ」リバイバル上映～感動の裏に隠された問題点/24時間テレビはクソ

名作映画「フォレスト・ガンプ」
公開されたのは1994年。

30周年。
7月5日（金）から映画館でリバイバル上映されるそうです。

映画『フォレスト・ガンプ/一期一会 4K ニューマスター版』が、2024年7月5日(金)より全国100館以上の映画館にて1週間限定でリバイバル上映される。

トム・ハンクス主演映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』全国100以上の映画館でリバイバル上映

100館以上の映画館で上演されるとはいえたった1週間限定。
映画館に観に行けない人も多いでしょう。

でもぜひ観てほしい名作映画です。
観たことがある方もぜひ観直してほしい。

映画館に行くことができない方はデジタル・リマスター版のブルーレイがあります。

フォレスト・ガンプ 一期一会 デジタル・リマスター版 [Blu-ray]

自己紹介が遅れました。

潰瘍性大腸炎で無職になっちゃったおじさんの「ありのこ」です。

潰瘍性大腸炎は難病に指定されています。
私も社会的弱者。

社会的弱者の視点から「フォレスト・ガンプ 一期一会」について考えていきたいと思います。

社会的弱者と言えば障害者。
障害者と言えば「え？今年もやるの？」でおなじみの24時間テレビ。

日本テレビ「24時間テレビ」がダメな理由も考えていきます。

・聖なる愚者がコンテンツになるとき

漫画家の山田玲司やまだれいじ先生。
「山田玲司のヤングサンデー」というユーチューブチャンネルで「フォレスト・ガンプ」を取り上げています。

動画の16分25秒あたりから「聖なる愚者」について述べています。

フォレスト・ガンプは障害者というよりは限界知能なんだと思います。

フォレスト・ガンプと限界知能についてはすでにnote記事にしています。
そちらをご参照ください。

障害者と呼ぶか限界知能と呼ぶかは別にして「IQが低い人が聖人」作品があります。

フォレストガンプも「IQが低い人が聖人」作品です。

フォレストガンプは名作扱いされています。
しかし「IQが低い人が聖人」コンテンツは作り方が難しいです。

今となっては遠い遠い昔。
まだインターネットが普及していなかった1998年のこと。

TBSで「聖者の行進」というドラマが放送されました。

脚本は野島伸司のじましんじ氏。
1990年代に物議をかもし続けた脚本家です。

ドラマ「聖者の行進」、Wikipediaには

題名は純粋な心を持つ知的障害者達を聖者になぞらえる

とあります。

当時はインターネットが普及してなかったのでブログやSNSはありません。
新聞だか雑誌の投稿欄にドラマ「聖者の行進」について次のような趣旨の投稿がありました。

知的障害者の親が

ドラマ「聖者の行進」は知的障害者全員が純粋であるように描いている。
本当に迷惑だ。

という趣旨の投稿をしてました。

私は知的障害者ではありません。
そして知的障害者の家族がいません。

だから知的障害者のことを理解しているとも思いません。
しかし言いたいことは何となく想像できます。
あくまで想像にすぎませんが。

・性悪な愚者は存在してはいけないのか？

「聖者の行進」のような「聖なる愚者」コンテンツは多くの人には気持ちが良い。
だから受ける。
金儲けになる。

しかし現実の世の中には「性悪しょうわるな愚者」だって存在するのではないか？
性悪が言い過ぎなら「聖なる愚者」コンテンツには合わない知的障害者の方だってたくさんいるはずです。

「聖なる愚者」コンテンツで多くの人たちの脳が汚染されるとどうなるのか？
「聖なる愚者」コンテンツ合わない知的障害者たちはおかしいのではないか？という問題が起きてしまいかねません。

コンテンツに合わせるために人間は存在している訳ではないのですが、コンテンツに合ってない現実の人たちが肩身を狭くするなんて事態になりかねないわけです。

・24時間テレビは差別まみれの人権侵害番組～聖なる弱者の行進

この問題は知的障害者だけではありません。
他の障害者も同じです。

マトモな人たちからの評判がクソ悪いのが日本テレビ「24時間テレビ」。

セクシー田中騒動にまともな対応ができない日本テレビ。
大谷翔平選手へのクソ報道でもまともな対応ができない日本テレビ。

そんな日本テレビが2024年も「24時間テレビ」を放送するそうです。
あきれ返るしかありません。

何しろ募金着服事件がありましたからね。

2024年の24時間テレビ。
タイトルを「愛は地球を救う」から「愛は地球を救うのか？」に変更。
コントですか？

着服事件がなかったとしても「24時間テレビ」はダメでしょう。

人権侵害のかたまり。
差別のかたまりです。