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2023年4月の記事一覧
設計(者)プロポーザルをリ・デザインする<番外編05>2023年日本建築学会文化賞に新井久敏さん(元 群馬県庁)
番外編をもう1本、公開します。2023年日本建築学会文化賞が発表されました。
・日本建築学会 - 2023 年大賞・学会賞・教育賞・著作賞・作品選奨・奨励賞・作品選集新人賞・文化賞
https://www.aij.or.jp/2023/2023prize.html
新井久敏さん(元 群馬県庁)が「設計者選定方式の改善・革新の先導・実践を通じた魅力的な公共建築・まちの創造に資する貢献」で受賞して
設計(者)プロポーザルをリ・デザインする<番外編04>香美市立美良布保育園建設事業 設計委託業務 公募型プロポーザル
ゴールデンウィークですので、本論の合間の話題提供・情報提供です。
・香美市立美良布保育園建設事業 設計委託業務 公募型プロポーザル
https://www.city.kami.lg.jp/soshiki/47/birahupuropo.html
この2023年度は年度当初から非常に多くの設計(者)プロポーザルが公告されていますが、これは特筆すべき内容です。
なんといっても、参考資料として公開さ
設計(者)プロポーザルをリ・デザインする#010:選定・審査委員会を組織する(誰が委員長を務めるか)
委員会を組織するうえで最後に考えたいのは、誰が委員長を務めるかです。ここまで考えてきた委員会の構成は、図書館のような文教施設・文化施設であれば、1)副市町村長、2)教育長、3)建築士(「つくる」専門家)、4)図書館等に知見を有する方(「使う」専門家)、5)「つくる」「使う」の専門家(その事業の性格・方向性次第)です。この5名のなかから委員長、ついで副委員長を決めていきます。
なお、一般的には最終
設計(者)プロポーザルをリ・デザインする#007:実績をどう証明するのか
そもそも私は設計実績を求めることに、さほど肯定的ではないのはすでにおわかりいただけたでしょう。若い方々にとって、ただの参入障壁でしかないですし、誰にだって初めてがあります。それに建築士の場合、国家資格であるわけでその認可を受けている以上、もう信頼するしかないという気もします。一級建築士の合格率、ご存知でしょうか。10%に満たないのですよ。ぜひ、以下で詳細を確かめてください。
・国土交通省 - 令
設計(者)プロポーザルをリ・デザインする#006:誰の実績までを含むのか
設計者の過去実績を評価するうえで考えておきたいのが、誰の実績までを評価対象に含むのか、です。
特に設計者はJV等のチームと考えると、意匠、構造、設備(電気、機械)、さらにはランドスケープの専門家が集います。提案者の実績を問うわけですから、これらの専門家が経験してきた実績を持ち寄ること自体は歓迎すべきでしょう。ですが、気をつけないと実績の名義貸しのような状態にもなってしまいます。さて、どう考えるべ
設計(者)プロポーザルをリ・デザインする<番外編03>:長与町新図書館等複合施設設計業務公募型プロポーザル二次審査(プレゼンテーションおよび対話審査)の公開
番外編は書きやすいと言いますか、筆が進みます。
・長与町新図書館等複合施設設計業務公募型プロポーザル二次審査(プレゼンテーションおよび対話審査)の公開について
https://webtown.nagayo.jp/kiji0034338/
先日行われた二次審査の資料が公開されました。特に動画は大事なアーカイブです。このような公開を実現するべく奮闘してくださった長与町の方々に心から感謝と敬意を捧げ