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#7 管理栄養士が教える美容栄養学【代謝アップで健康美へ】

明日から10月、今年も残り90日!!
「あっという間〜」って言うくらい、1年は早いなと思いました?

私は逆です。
いいも悪いも色々あった今年ですので、「やっとここまできたー」なので長く感じました。

そして、最近まであんなに暑かったのに、急に秋になり涼しくなりましたし、秋の食材が店頭に並び始めました。

かぼちゃにさつまいも、ぶどうに柿。
食材の宝庫の季節、何作ろうかと楽しみでしかありません。

そして、秋から冬へと移り変わるこの季節は、気温の変化に伴い、私たちの体にもさまざまな変化が現れやすい時期ですね。
特に30代から40代の女性は、代謝が少しずつ低下し始めることがあり、その影響で体の冷えやむくみ、疲れやすさを感じることがあるかもしれません。

はい、私もその一人🙋‍♀️

20代の頃とは体質が変わったのか、ごはんを食べないと体が冷えて体温が上がらないため動けなくなります。
「食べること」はとても大切と身に感じます。

そんな時期・年齢だからこそ、体の代謝をアップし、デトックス効果を高めることが重要。
これによって、体の中から健康と美を引き出し、免疫力も向上させることができるのです。

今回、秋から冬にかけて代謝を上げ、体をデトックスするための具体的な方法について、美容と栄養の両面からアプローチしていきます。
簡単に取り入れられる食事や生活習慣を見直すことで、今すぐにでも実践できる内容をお届け💁‍♀️


はじめに

❶基礎代謝量の低下

❶基礎代謝量の低下

20代の頃よりも太りやすくなった
昔は食べてもすぐ戻るため太らなかった

当てはまっていれば、基礎代謝量の低下が関わってきています。

体の冷えやむくみ、疲れやすさを感じるのなら代謝が少しずつ低下によるものと書きましたが、この代謝の低下がまさにこれ。

基礎代謝は、私たちが無意識に行っている生命活動で必要になるエネルギーの消費量のことで、体温調整や呼吸、心拍など生きるための活動は寝ているあいだにも休むことなく続けられています。

一般的に10代をピークに年齢とともに筋肉量が減少し、各臓器のエネルギー消費率も低下し、基礎代謝が低下すると全体的なエネルギー消費量も低下します。

このため、「同じ量を食べていて昔よりも太りやすくなった」は、「消費エネルギー量が昔よりも減っているから」残った分脂肪として蓄えられている、ということになります。

30代40代になってきたら、消費エネルギー量を上げるために少し工夫が必要になってきます。

❷外気温の低下の影響

外気温の低下の影響

秋から冬にかけて、気温が下がると体は冷えやすくなり、その影響でさらに代謝が低下しやすくなります。

代謝とは、私たちが食べ物を食べてエネルギーを作り、不要なものは排出する一連のシステムのことです。

代謝が低下すると、体がエネルギーを効率よく消費できなくなり、脂肪が蓄積されやすくなったり、免疫力の低下により風邪を引きやすくなることがあります。

さらに、血行不良が原因でむくみや冷え、肩こり、肌トラブルが起こりやすくなるのも、この時期特有の悩みです。

また、体が冷えることで内臓の働きも鈍くなり、消化不良や便秘などの不調を引き起こすこともあります。

これらの症状を予防し、健康と美を保つためには、体を温めて代謝をアップさせることが重要です。

次に、具体的な取り組み方法を4つ紹介します。


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