話しかけないでオーラ全開のお客様。どうやって接客するのが正解?!
たまに、話しかけないでオーラ全開のお客様っていらっしゃいますよね。
オーラだけではありません。
実際に、美容室で「会話少なめ」or「会話する」の希望を聞くアンケートでは「会話少なめ」を希望するお客様も増えています。
私もその1人です😳
お客様目線だと、
と共感したくなりますが、、
美容師目線に立つと、
って戸惑ってしまうこともありますよね。
でも大丈夫!
そんなお客様に対しても、リピートにつながる接客は存在します。
むしろ、一見反応が薄い・口数が少ないお客様の方が一度心を掴めれば長くリピートしてくださるお客様に成長してくれます。
今日は、私あおいが考える「話しかけないでオーラ全開のお客様に対しての接客方法」をご紹介します。
あなたの接客の幅を広げるきっかけになれば嬉しいです。
下記のポイントでお伝えします。
♦︎話しかけないでオーラ全開のお客様。どうやって接客する?!
・これは避けたいNG接客
「話したくなそうだからそーっとしておこう。」
これは🙅♀️
私たちサービス提供者が、
「お客様のことを知りにいくこと」を諦めてしまうのはNGです。
会話の有無・会話の量に関わらず、
「お客様のなりたい姿を叶える」というミッションに変わりはないからです。
お客様の事を知らなければ、「お客様のなりたい姿を叶える」ことはできません。
そのため、
口数が少ないお客様に対しても、お客様がストレスを感じず、少しでも心地よいと感じるコミュニケーションを工夫する必要があります。
それが、お客様をなりたい姿へ導くプロなんじゃないかなーと思っています。
具体的にどんな工夫ができそうか下記で解説していきますね。
・口数が少ないお客様の心もつかめる接客3選
①「めんどい!」と思われないカウンセリング
口数が少ないお客様は、カウンセリングの時間にストレスを感じやすいです。
「めんどくさい・・できれば早く終わらせたい!」
というのがお客様の本音です。
カウンセリングでのストレスを軽減させ、お客様の要望を汲み取るカウンセリングにするための3つのコツをお伝えします。
コツ❶ビジュアルを見せて答えやすくする
お客様は髪の毛や美容のプロではありません。要望や悩みを聞かれてもなんて言ったらいいかよくわからないお客様も多いです。
そんな時は、写真や画像などでビジュアルを見せながらお客様とイメージを共有することがおすすめ。
ビジュアルで共有することで、「こんな感じがいい」「これはイマイチかなぁ」など曖昧な要望や好みを美容師に伝えやすくなります。
コツ❷他のお客様の事例を共有する。
お客様が言葉に詰まったとき、他のお客様の事例を出すことも有効です。
「たとえば〇〇なお客様もおおいですよ」
「この季節だと〜な雰囲気が〇〇なお客様に人気です」
他のお客様の例があることで、その事例をもと話しやすくなります。
コツ❸施術中のちょこちょこカウンセリング
ちょこちょこカウンセリングとは、施術前のカウセンリングだけで一気に終わらせるのではなく、施術中にもちょこちょこカウセンリンクすること。
施術前はお客様が緊張していて、会話が弾まないことが多く、色々質問しても曖昧な反応しか返ってこないことがあります。
そのため、施術前カウンセリングで聞けなかったことを施術中にちょこちょこヒアリングするのがおすすめです。
上記の3つのコツを活かして、お客様に「めんどくさいー!」って思われないカウンセリングを目指していきましょう。
②お客様の「ボソッ」を大切に受け取ろう
口数が少ないお客様に対しては、美容師が必死に色々な話題を投げかけるのではなく、お客様の言葉をひろう/受け止めるイメージを持つことが特に大切です。
口数が少ないお客様も、意外とお客様から話しかけてくれることもありますし、「ボソッ」と呟くこともあるでしょう。
私たちは、その言葉をスルーせずに受け止めます。
お客様から切り出してくださった話題やつぶやきは、「この話題ならお客様が話してもいいかな」と思っている話題です。
一言返答して終わるのではなく、共感をし、質問を重ねて少しでもお客様のことを知れるチャンスを掴めるようにします。
例えば・・
とお客様がボソッと言ったら
これで終わっていませんか?
お客様の言葉を受け取って、1つ質問を加えるだけでも、得られる情報が変わってきます。
お子様の話を何もしてないお客様に対して、
と唐突に質問したら、お客様は驚かれたり、不快に感じる方も中にはいらっしゃいます。
ですが、お客様がボソッと言った言葉を受け止めた上での質問であれば、自然と答えてくださいます。
口数が少ないお客様こそ、「話題を投げかけるのではなく、お客様の言葉を受け止める」これが鉄則です。
③ことば以外のサインを「観察」する
ことばを発さなくても、表情や行動、目線などにお客様の気持ちが隠れていることがあります。
・顔を上げて周りを見渡す
・緊張して目が泳いでいる
・視線が止まる
・髪の毛を触る
など、
上記のようなことば以外のサインは無意識なので、ことばよりも正直だったりします。
無意識にでたサインを見逃さずに観察することで、話さないお客様の気持ちを知ることができるようになりますよ。
あまり話したくないお客様にとって、話さなくても察してくれる美容師さんの存在はとってもありがたく、お客様との心の距離を縮めるきっかけになります。
お客様のちょっとしたサインからお客様の気持ちを感じ取れるように、興味を持って観察してきましょう。
以上、口数が少ないお客様の心もつかめる接客3選でした。
まとめ
「話しかけないでオーラ全開のお客様。どうやって接客する?!」
持つべきマインド:
会話の量に関わらず、お客様を知りにいくことを決して諦めない。
接客方法:
①「めんどい!」と思われないカウンセリング
②お客様の「ボソッ」を大切に受け取ろう
③ことば以外のサインを観察する
ぜひこれらのポイントを意識して接客してみてください。