もう悩まない!!最初に知るべきアプローチの基本
販売員のお悩みランキング第一位はなんだと思いますか?!
答えは・・
【アプローチ】*お客様へのお声がけ
・無視される
・嫌な顔をされる
・背を向けられる
など、お客様の冷たい反応に心が折れてしまい、苦手意識をもっている販売員がたくさんいます。
アプローチがうまくいかない⇨接客に入れない⇨売れない⇨モチベーションが下がる、といった感じでアプローチがうまくいかないことが原因で負のループに入ってしまうケースも多いです。
逆に、アプローチの苦手を克服できれば、確実に売上が上がります。
今日はアプローチが苦手で苦手でどうにかしたい・・そんな方に向けてまず最初に知って欲しいアプローチの基本をお伝えします。
*トーク例などの具体的な手法は【中級・上級者編】として別の記事で書かせていただく予定です。
無視されることが当然
アプローチの苦手意識は、テクニックよりもマインドが原因のことがほとんどです。どんなマインドでアプローチを考えているかで苦手克服ができます。
ファーストアプローチに苦手な人に共通しているマインドがあります。
それは、お客様の反応に期待しすぎているという点です。
お客様が話してくれると期待するから無視されたり反応が薄いと凹みます。
でも、無視されて当然なんです。
知らない場所で知らない人から声をかけられて、愛想良く反応する人なんてほぼいません。久しぶりに買い物に来たときや初めて行くお店は想像以上に緊張します。
持つべきマインドは、
無視されて当然・反応悪くて当然、そう思うことです。
反応が悪ければ、少し見守って次お声がけできるタイミングを見つければいいんです。
ではアプローチで何を目指すのか?
それは、
この人なんかイヤ!!とストレスを感じさせないこと。
無視されても反応なくてもいいけど、「なんかイヤ!」「なんか嫌い!」って第一印象で思われてしまうと挽回するのが難しくなってしまいます。
ファーストアプローチで良い反応は期待しないこと。
目指すのは、ストレスを感じさせないアプローチです。
ストレスを与えないアプローチの基本
・「⚪︎⚪︎しながら」声がけ
「何かしながら」を装うようにします。商品を手に持っていたり、デイスプレイ変えをしたり、他の仕事をしながらのお声がけがおすすめです。
なぜなら、いかにも「接客します!!」みたいな意気込んだアプローチはお客様に警戒されてしまうからです。お客様は基本、販売員に付き纏われたくないと警戒しているので、力まずに自然体を装うとお客様にストレスを与えづらくなります。
・軽く視界に入る距離感で動的待機
お客様の動きに合わせて、お客様の邪魔にならない程度に近くで動的待機することが大切です。軽く視界に入るくらい(だいたい1.5メールくらいら離れた位置)が理想です。
遠すぎるのも近すぎるのもNGです。
遠すぎると、アプローチするために遠くからお客様を目掛けて寄っていくことになり怖いですし、近すぎるとお客様は圧を感じて商品を見づらくなります。
販売員の待機場所によってはお客様にストレスを与えてしまうことがあります。
お客様の動きをさりげなく見ながら、適切な距離感で待機をするようにしましょう。
⚫︎去り際まで感じの良さをキープ
多くの販売員は声をかけるときは感じ良さを意識していますが、去る時には意識がゆるみがちです。
前述したように、アプローチは最初から良い反応が返ってくる可能性は低いです。1回目で良い反応をもらうことよりも何度か声をかけて少しづつ距離を縮めていくことが大切です。
そのため、反応が悪かった時の去り方で次に繋げられるかが決まります。
例えば、無視されたとしても無言で離れるのではなく、笑顔で「ぜひゆっくり見てくださいね‼︎」など一言添えるようにします。このように反応がなかった時にこそ、感じの良さを残すようにしましょう。
そうすることで、お客様はその後、安心して商品を見ることができ、販売員も再度アプローチしやすくなります。
以上が、お客様にストレスを与えないアプローチです。
大切なのは、お客様にストレスを感じる要素を極力排除することです。
皆さんのアプローチを振り返るきっかけになれば嬉しいです。
アプローチの中級編・上級編も書く予定なので、楽しみにしていてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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