売らなきゃ!の呪縛から解放される〈オススメの思考〉
・毎日予算達成できるか不安で仕方ない。
・売上のプレッシャーに押しつぶされそう。
多く販売員から相談されるお悩みです。
販売員をやっているとお店の予算だけではなく、個人の予算(俗に言うノルマ)がある会社がほとんどです。
個人予算が取れなかったり、他のスタッフが売れてるのに自分だけ売れなかったり、売上へのプレッシャーは少なからず必ずあります。
私も昔、売上が取れない時は、胃をキリキリさせながら必死に接客していました。
しかし、
ある思考をもつようになってから、売らなきゃ!!の呪縛から解放され、スランプからいち早く脱却できるようになりました。
(決して、プレッシャー0ではないですけどね)
その思考法とは、、
”売れないときは売らなくてもいい”
「え、、?!なにそれ?」
って思われた方も多いと思いますが、
この思考に幾度となく助けられてきたので、今日はご紹介したいと思います。
”売れないときは売らなくてもいい”
人は売ろうと思えば思うほど余計に売れなくなります。
お客様の気持ちよりも「売らないと!!」という気持ちが大きいとお客様はどんどんあなたを警戒し、避けようとします。
恋愛と一緒です。
相手の気持ちを考えずに「好きだから付き合って!!!」と言いまくっても相手は引くだけですよね。
「付き合って!」と言うのをやめて、相手が喜ぶこと・楽しませることをした方が、相手が振り向いてくれます。
販売も一緒。
売るのやめて、お客様を楽しませることに集中する
ことが大切です。
私は接客トレーナーになったばかりの頃、接客の大スランプに陥りました。
「このままずっと売れないんじゃないか?」と思うほど接客しても接客しても全く売れなせん。
トレーナーっていう立場になったばかりの私は「トレーナーっていうくらいだから売れないと示しがつかない」と意気込みすぎていたんだと思います。
入ったばかりの新人スタッフが横でお客様と楽しそうに会話し、お買い上げにつながっている傍、私はすごい形相で接客し続けても全く売れない。。
完全に空回りしていました。
そんな姿みて、上司がぼそっと私に言いました。
売れないなら無理に売らなくていいんじゃない?
売らなきゃ!売らなきゃ!と焦りまくっていた私はその上司の言葉を聞いて、すーっと心が軽くなったことを今でも覚えています。
その後、私は”売ろう”とするのを意識的にやめました。”売ろう”ではなく目の前のお客様を楽しませようという思考にスイッチしたのです。
そこから不思議とお客様との会話が盛り上がり、提案のぎこちなさをなくなり、お買い上げにつなげることができました。
「売らなくてもいいなんてそんなの甘いんじゃない?」って思われる方もいるかもしれません。
むしろ私自身以前はそう思っていました。
でも、販売の世界って矛盾だらけなんですよね。
・販売に対しての熱意は必要だけど、熱すぎる販売員はうっとうしがられる。
・たくさん提案するのは大切だけど、提案している感を出すと警戒される。
・お客様に興味を持つことは大切だけど、聞きすぎると答えてくれない。
・売ろうと思えば思うほど売れない
うまく行かないときはこの矛盾の罠にはまっていることがほとんどです。
そのため、売りたい・売るべきと言う考え方自体を一旦なくそうと意識してみることが大切です。
・なぜか売れない
・売上を見るのが辛い
・売ることに疲れた
そんなときは今日の内容を思い出せていただけると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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