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【No3/4】参考書の失敗しない選び方〜③参考書の種類偏〜(小中高生共通:SNSのおすすめは危険?

◯3行で前回のあらすじ

・TwitterやSNSのあやふやな”おすすめ参考書”情報に危機感を感じてこの記事がStart。
・①では”目標の設定の仕方”6種、②では偏差値から”自己分析・学校分析の方法”を紹介。
・目標×自己分析×参考書の種類で決めていこう。

以前の記事はこちらCheck it !!


参考書選びはオンライン家庭教師の生命線。
個人で勉強していく上では参考書は強い味方。

でも、

その種類は…多すぎる‼︎‼︎

「こんなに多い中で自分に最適な参考書なんて見つかるんだろうか?」
「とりあえずみんなが使ってるやつがいいのかな?」

そんな風に思ってしまっても無理はないよね。

しかし、選び方を知って使いこなさえれば100人力です。
それで今日は参考書の選び方、第③回。
今回も知ってる人には当たり前。
”参考書の種類編”
前回までの目標×自己分析をもとに、
選んで参りましょう。

第③回”参考書の種類編”、スタートです!

<前提:参考書は薬にも毒にもなる>

「参考書ってなんでこんなに種類があるの?」

これは正直、私も思います。
でもこれだけ種類ができる理由は、

・時代
・レベル
・用法
・内容の重点具合(文語、イメージ、計算重視、)

これらを細分化していけば、自然と量が増えていきます。

実際、高校の数学の教科書でさえ、目標ごとに5種類用意されています。

この参考書の特徴的な違いについては、
また次回、特別編としてまとめます。

今日はレベルと内容について、
これを知らなければ、
参考書はあなたにとって毒にも薬にもなります。

毒になる例は明快です。

◇小学生が高校生の参考書をやれば、
難しすぎて勉強は自分にできないもの、
と感じ、嫌いになってしまうよね

◇高校生に小学生の参考書を
簡単すぎて成長できない。

どちらも自分には良薬にならず、
むしろ毒になってしまっていますね。

「そらそーだ」

と聞こえてきそうですが、
意外と皆さんこのどちらかになってます。

自分の目標、レベル、使うべき参考書、
しっかり判断して、

参考書も、用法用量を守って使っていきましょう。

<実践:参考書を良薬にするには用法を知ること>

「そんなこと言うたってどうしたらいいんや」

と嘆きたくなります。
学生時代自分もそうでした。

まずは、
用法を簡単に4種類に分けて考えます。

《参考書の種類》


①理解:インプット
②演習:アウトプット
③暗記:アウトプット
④受験用演習:インプットとアウトプット

これは勉強方法の4種類でもあります。

なので、基本的に、

▷理系(計算系)科目
 ①→②→④の流れ
▷文系(暗記系)科目
 ①→②→③→④の流れ

で勉強するのにあわせて、
参考書を使っていくことをお勧めします。

まだ
「んんー?よくわからん。」
となりますよね。

もう少し詳細に。


①理解について

これは基本的に教科書で足ります。
でも教科書も親切設計でないのと、
自分のレベルにあってない場合もあります。

その場合にはまずは

「知識を説明してある参考書を使いましょう」
「できれば”流れ”で説明してあるものが良い」
 「問題ベースのものでは”ない”」

です。

どの参考書がいいよ。
は状況によって途方もなくなるので、
またまとめますが、。

各科目共通して代表的なものは、

▪︎小学生:四谷の予習シリーズ等
https://www.yotsuyaotsuka.com/kyozai/

▪︎中学生:学研のニュースコープ等https://ieben.gakken.jp/c_series/nc_sankou/

▪︎高校生:学研 よくわかるシリーズ等https://hon.gakken.jp/book/1130336400

▪︎シグマベスト 理解しやすいシリーズ等
https://www.bun-eido.co.jp/store/detail/24210/

となります。
高校は数学がリンク先になっていますが、その他の科目も優秀です。
あくまで代表例で、ケースバイケースでおすすめは変わります。

「問題と解説ばかりが載っているもの」
は次の段階で使うものになります。
そこが1番注意が必要です。

”流れ”で
[なぜそれを学ぶのか]
[前後の知識とどうつながるのか]

これを確認しながら学べるとベストです。


②演習について

これは基本理解の定着をするためです。
言うなれば、筋トレ
インプットでよく肥えた栄養は、
筋トレをしなければスマートな筋肉にはなりません。
”使えるもの”にするには”実際に使う”のが1番です

基本的にはそれぞれ付属の参考書、問題集があるので、
それを使いましょう。
(学校で渡されているワークや、付属の問題集でもOK)

市販だと…

▪︎小学生:四谷の予習シリーズ(にまとまってます)等
https://www.yotsuyaotsuka.com/kyozai/

▪︎中学生:学研のニュースコープ問題集等(塾用教材も優秀)
https://hon.gakken.jp/book/1130444100

▪︎高校生:学研 よくわかるシリーズ問題集等
https://hon.gakken.jp/book/1130406700

▪︎シグマベスト これでわかるシリーズ問題集等
https://www.bun-eido.co.jp/store/detail/24393/

等になります。

ポイントは

[学んだ内容を問題でどう使うかがわかりやすいこと]
(これをわかりにくくするのが入試問題)
[解説が丁寧であること]

等で選んでいくといいですが、
基本的には①と②は関連していた方が学びやすいはずです。


③暗記について


 はもう言うまでもなく、

・単語帳
・用語集
・1問1答

等がこれにあたります。
暗記色が強い科目に関しては、
②の演習がさほど必要なく、すぐに暗記に入るのもOkです。

これはおすすめがキリがないので割愛します。
「テンションがあがるやつでOK」な面も強く、
「受験までに最低でも2冊はしっかり行う」必要があります。


④受験対策について


これがいわゆる”受験勉強”にあたる部分ですが、
基本的に、①と②で得て、馴染ませた知識を、
いろいろな状況に当てはめたり、複合して使う練習です。

問題のパターンとしてて理解するインプット

それを解くアウトプット

を繰り返すことになります。

(みんな大好きチャートさんは基本この段階です^^)
(最初からチャートだけで勉強しようって言うのは
本当に誰も得しないからやめてください)

代表的なのは

小学生:予習シリーズ(は本当に優秀)
    と塾技、出る順、最高水準、各シリーズ等
https://www.bun-eido.co.jp/store/detail/21611/

中学生:最高水準、塾技、各シリーズ等(塾用教材も優秀)
https://www.bun-eido.co.jp/store/detail/23397/

高校生:これは本当に各科目で違いますが、

例えば、
数学:レジェンド

英語:Vintage

やっておきたい長文300

国語:ちくま評論入門

シリーズでお勧めしやすいのは
東進のレベル別シリーズ
https://www.toshin.com/books/archives/225.html

ただココは本当に個別で相談してほしいです。

ポイントは、
実際の入試の形を意識して出題されていること、
テキストとしては解説の丁寧さが、重要かなと思います。
なので、このレベルになると、
基本、問題の量≦解説の量(ページ数等)になるはずです。
問題の量の方が多い問題集を使いこなすのは結構至難です。


<発展:自分の目標、レベルと比べる>

ここまでで、

「ほうほう」
となんとなく違いを掴めてくれていると嬉しいです。

ではここから
今までの参考書の選び方シリーズと組み合わせていきますが、
さほど難しくありません。

まずは第2回で出した自分の偏差値から考えて、

[全国偏差]
[ 〜48] まずは簡単な演習や暗記で基礎力につながる種を得る。
[48〜52] 基礎知識を入れて演習。
[52〜58] 基礎の演習〜標準レベル(多くの学校の目指すライン)
[58〜65] 応用レベル(難関高校の目標レベル)
[65〜 ] 最難関(最難関高校の目標レベル)

この認識で行きます。
手前の種類分類と合わせて、
以下を中心に行うことができます。

[ 〜48] →①
[48〜52] →①と②
[52〜58] →②と③
[58〜65] →②と③と④
[65〜 ] →③と④

といった具合で
参考書を選んてみてください。

また、
①を行うと定期テストで平均点に少し足りないくらい
①と②までいくと定期テストで平均から8割くらい
①、②、③まですると定期テストで9割くらい
④までいけば定期テストは余裕。

という印象になるはずです(環境による)

<まとめ:目標×自分のレベル×参考書の内容>

今回は大分具体的に、
参考書の種類と活用イメージをお話ししていきました。

大切なことは、

目標×自分のレベル×参考書の内容

を総合的に組み合わせて選ぶことです。

残念ながら、1冊でどの人にもぴったりな参考書、
と言うのは存在しません。

成長してきたら服を替えるように、
参考書も、その時々の自分に合わせて変えていくことが必要です。

そうれば参考書はあなたにとって良薬であり、
最高の味方であり、
最高の友になってくれるかもしれません。

「参考書が最高の友だなんて嫌だ」

って声が聞こえてきそうですが、
実際友達より、多くの時間を参考書と過ごすかもしれませんからね。
愛着が持てる一冊が見つかるように祈っています!


□あとがき

さてと、今回で、基本的なことは書き切りました。
この後「参考書の特徴編」
をやろうかと思っていましたが、
それよりも「具体的なお勧め参考書」
を並べて行った方がいいかなあ
と思案中です。
その後、
■中受編、高校受験編、大学受験編
□もし分析編
■勉強計画方法
□受験の心得
等それぞれの詳細を続けて行けたらと思います。

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駄文をご拝読いただき、ありがとうございます。
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