Adobeのillustratorで小学生用の紙教材を作り始めたらなかなか面白いことになってきた
小学校でよく使われているWordで作られた無機質なプリント。ずっと違和感を感じてました。なんか、ワクワクしないよな。なんかダサいよなと。
Adobeのillustrator使えるようになりたいと思いました。
「そうだイラレで、教材を作ろう」
当時はお金がなかったので、独学でillustratorを学ぶことにしました。毎朝4時から6時をイラレを学ぶ時間に。約3か月でプリントくらいは作れるようになりました。かなりワクワクした学びでした。
目指していたのは、
見た目が美しいプリント。
ダサくないプリント。
活動の足場掛けになるプリント。
一目でやることがわかるプリント。
自ら使いたくなるプリント。
ユニバーサルデザイン。
数々のトライ&エラーを繰り返しました。
試行錯誤の数年間でした。(めっちゃ楽しかったけど)
やがて何とか形になってきました。完成品を子どもたちが使い始めると…神は細部に宿りますね。記入欄のビミョーなデザインとか、イラストとか、フォントとか、余白とか、色使いとか、全体の配置とか、主教材(教科書とか)とのつながりとか。シールを貼るところとか。
プリントのデザインは子どもたちの学習にもろに影響することが分かりました。特別支援が必要な子どもへのアプローチのひとつとして可能性も大きく開けました。
素人仕事ですが一部を公開します。(ランダムに12枚)使いたい人がいたらPDFデータ送りますよ〜
これらのプリントはいわば学びの足場掛け。自立した学びになるためのひとつのツールになるよというお話でした。特に学びの全体像を掴むためにはかなり有効でした。(ちょうどよいものが市販されていなかったので)
この後、これらのプリントの簡単な説明動画をiPadで作ったり、その動画をYouTubeにアップしたり。私にとってブレンディッド・ラーニング、個別最適化、自由進度学習を始めるきっかけになった8年前の出来事でした。