AnthronetJP News Letter

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  • てっちゃんの書評マガジン

    竹下哲生(Shikoku Anthroposophie-Kreis代表, 日本アントロポゾフィーネットワーク)による書評を不定期に公開。

最近の記事

健康オイリュトミー体験講座 第2弾

 ミカエルの季節となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。 この度「健康オイリュトミー体験講座・第2弾」を開催することとなりました。昨年度の取り組み で、大勢の皆さんとお会いできたことは、私たちの励みであり、大いなる学びでありました。今回も実りある出会いが待っていることを願っています。  この活動を通して、みなさまが健やかに過ごせる一助となることを心から願っております。 良い企画になるよう、話し合いながら進めます。どうぞお気軽にお問い合わせくた

    • 仏陀とクリスマスの聖句「クリスマスの心の準備をしよう」シーズン2

      講師 竹下哲生 ルドルフ・シュタイナーのアントロポゾフィーにとって、クリスマスという祝祭は特別な意味を持っています。それは彼のバイオグラフィーにおける、「クリスマス会議」の重要性を見るだけでも明らかです。それに加えてシュタイナーが行ったキリスト教的な祝祭に関する講演も、クリスマスに関するものが群を抜いて多いのです。要するにクリスマスには、アントロポゾフィー的な題材が溢れているのです。
そこで去年からクリスマス前の三ヶ月を使って、この祝祭に関連した精神科学的なテーマを深めるこ

      • 講座「シュタイナーの自由大学について」

        全3回 連続講座 オンライン開催 講師 入間カイ 2024年10月9日 10月16日 10月23日 水曜日  20:30-22:00 第1回「世界の前でアントロポゾフィーを代表すること」(10月9日) 第2回「瞑想的生活を営むこと」(10月16日) 第3回「大学会員同士の連帯」(10月23日)  コロナ禍、気候変動、ガザでの大量虐殺などに代表されるような世界を取り巻く霊的危機の中 で、日本でアントロポゾフィーの「協会」をつくろうとすることは、私たち一人ひとりの意志で

        • アントロポゾフィー特別講座意識魂の時代における社会的発展のための主要原則「社会有機体三分節化」

          講師 フィリップ・ヤコブセン 社会有機体の三分節化とは、社会、コミュニティ、企業、機関などの社会的有機体における精神生活の自由、法生活の平等、経済生活の友愛、この三重の構造を原理としています。 これは思考、感情、意志という三重の構造をもつ人間、この三位一体を原理とする人間の在り方と類似しています。人類は、社会における三位一体を実現しなければ、社会問題や紛争を解決することはできません。 (講師より) ゲーテアヌムウェブサイトより スイス•ドルナッハでご活躍中のバイオグラ

        健康オイリュトミー体験講座 第2弾

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          2本

        記事

          エーテル界におけるキリストの出現

          全3回 連続講座 オンライン開催 講師 竹下哲生 ルドルフ・シュタイナーは1910年に「エーテル界におけるキリストの出現」と題した単発の講演をヨーロッパ各地で数多く行っています。それらの講演で述べられたことは一括して「エーテル的キリスト」と呼ばれ、この包括概念は「キリスト衝動」という謎の言葉よりも遥かに大切なものです。何故なら「キリスト衝動」という言葉が指し示すものは、伝統的なキリスト教において「救済」と呼ばれているものと凡そ同じ意味で理解しても、特に支障はないからです(

          エーテル界におけるキリストの出現

          The Michael’s Garden

          ミヒャエルガーデンは どなたにでもご参加いただける交流の場です スウェーデン在住のシーグリッド•オーグランドさんをお招きし、 ストーリーテリングによる癒しの力について ワークショップをしていただくことになりました。 神秘的な物語を通してストーリーテリングの持つ癒しの力を体験して下さい。 想像力と語る声を通して物語を活き活きとしたものにすること、 また、暗唱するための新しい方法を発見することもできます。 経験は問いません。初心者の方々のご参加もお待ちしています。 (講師:

          The Michael’s Garden

          「第2回 インターナショナル バイオグラフィ― ギャザリング」ミヒャエラ・グレックラー博士 基調講演

          日本語吹き替え録画 配信のお知らせHolistic Biography Work, Association for Holistic Biography Work, Taiwan Association for the Promotion of Biography Work, Biography Dialogue Institute 共催 「第2回インターナショナル バイオグラフィーギャザリング」 ミヒャエラ・グレックラー博士による基調講演の、日本語吹き替え録画を配信いたし

          「第2回 インターナショナル バイオグラフィ― ギャザリング」ミヒャエラ・グレックラー博士 基調講演

          言葉の部屋

          ~ ひ・ふ・みの日にはじまった はたりえ のオンラインコミュニティ ~ 「言葉の部屋」は、 週一回のシュタイナーの言葉の朗読、月一回 のメールレターとオンライン交流会 をお届けするオンラインコミュニティです。 2022年のコロナ時代に始まりました。  8月からは第二期「魂のこよみ」のサイクルに入り、週ごとの言葉の朗読(日本語)と言葉に寄せるはたのコメントを配信します。   宇宙のめぐりと人の心をつなぐ扉を週ごとに開く道、多くの方たちとご一緒できれば幸いです。 本はイザラ書

          『我が闘争』

          堀江貴文:著 2016/12/6  今にして思えば、2006年のライブドア事件は、僕のマスコミ嫌いの「原点」であった気がする。念の為に言っておくが、僕はホリエモン信者でもなければ、ファンでもない。ただ岡田斗司夫さんのYouTubeで紹介されていたので、なんとなく買ってみたに過ぎない。  日本人ならば誰もが持っている「ホリエモン」のイメージは、マスコミが断片的な情報を切り貼りして作った「虚像」に過ぎないと言える。これに対して本書では、堀江氏自身の手による「自画像」が描かれてい

          『東電OL殺人事件』

          佐野眞一:著 2003/8/28  例年にない猛暑の中、回らない頭でYouTubeを見ていると、未解決事件として「東電OL殺人事件」が取り扱われていた。言うまでもなく本件は1997年(平成九年)3月9日未明に、東京電力の管理職であった女性が、東京都渋谷区円山町にあるアパートで殺害された未解決事件のことである。この事件が世間の耳目を集めた原因は、一千万円近くの年収がある一流企業の社員が、夜は売春婦として働いていたという、被害者女性のスキャンダラスな「裏の顔」にある。マスコミは

          『東電OL殺人事件』