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【図解】疲れたときにスマホを見ると、さらに疲れる
ある夜、「疲れたから動きたくない」と言いながら、
妻がずっとスマホをいじっていたんです。
スマホを操作する作業には大きな身体的負担がないので、
気軽なリフレッシュ方法だと
認識されているのかもしれません。
一方で、よい睡眠のために
寝る前にスマホの画面を見るな、
というのはもはや現代人の常識。
ある時期以降の睡眠・健康関連の本には、
ほぼ間違いなく書かれていると思っています。
具体的には、スマホの画面から眠りの質を下げる
ブルーライトが放たれていたり、
新しい情報や刺激的な情報によって
交感神経が活性化されて覚醒状態をもたらしたりします。
十分な睡眠が取れていなければ、疲れも解消されません。
睡眠時間だけでなく、睡眠の質も重要。
上記より、疲れたからといってスマホを見過ぎると、
眠れなくなってさらに疲れが取れにくくなる、
というサイクルを見出すことができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1737752964-5n0yUfuxsRV7h4WlHJqGKXbB.png?width=1200)
スマホを見過ぎる → 眠れなくなる
眠れない → 疲れが取れにくくなる
上記の 2つはどちらも、人体の構造上、
避けられない因果関係です。
(図中の下と左上の矢印)
疲れを感じる → スマホが見たくなる
一方で、こちらは回避可能な関係です。
(図中の右上の矢印)
スマホが手元になければ、それで終わり。
最近、私は夕食後~寝る前にスマホを充電
するようにしています。
夕食後~寝る前は、一日活動して心身が疲れており、
なおかつ睡眠の質を上げるために
スマホを遠ざけたい時間帯です。
この時間帯にスマホを充電することで、
スマホの持ち運びに制限をかけ、
安易に触れないようにしています。
また、必要に迫られて操作するときのために、
今でも画面は基本的に白黒です。
お前も PHS にしてやろうか。
指先ひとつで簡単に刺激を得られる仕組みが
常に手のひらの中にある、
これほど恐ろしいことがあるでしょうか。
ちょっと指を動かしてスマホを操作するだけで
我々は情報という刺激を
好きなだけ得ることができます。
現代人は、たとえ心身が疲れていようと、
オールズとミルナーの実験のラットのように
休む暇もなくボタンを押し続けているのです。
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