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人類ならロックマンをやれ
ロックマンとは人類に大人気アクションゲームである。新作ロックマン11が発売され、ロックマンは今非常にアツイ。そしてロックマンは今なおFC版も面白い。
FC版1~6が収録されたロックマンクラシックコレクションがあり、手ごろにロックマンを楽しむことができる。
お前は、ロックマンと言えば難しいアクションと考えているかもしれない。しかし難易度を落とす抜け道があるのがロックマンシリーズだ。とくにコレクション版はいつでも巻き戻し機能があり、凡ミスしてもすぐやり直せる。昔挫折した人こそにやるべきだ。
巻き戻しのほかいつでもセーブ機能もある。巻き戻しはずるいと感じるなら、難所の前でセーブして越えられるまでロードを繰り返せ。
後は連射機能、連射機がなくても、高橋名人じゃなくても連射できる。硬くて鬱陶しかった雑魚も瞬殺だ。
クラシックコレクションは、お前が腰抜けでもクリアできるように調整されている。つべこべ言わず買ってやるべきだ。
だがそれでも悩むお前のために、各シリーズの解説を入れる。
オススメだけ教えろというなら5だ。多少難しいステージも前述の巻き戻し機能で何度もやり直せば進める。全部やると決めているなら2からだ。
ステージセレクト!弱点武器!土下座!
この時点でロックマンの基本が揃っており完成度が高い。
ステージセレクトでクリアできる所を探し、ボスを激闘の末倒し、手に入れた武器でつぎのボスの弱点を突く。
試練を乗り越えれば、次の希望が見えてくる。
ただ一作目ということもあり、独自部分が多い。動きに慣性がかかる(2まで続く)や、ボスが6体、高火力攻撃(敵味方とも)、意味のない点数など。他シリーズの経験がある人だと少し戸惑うかもしれない。
難易度は高めだが、抜け道は1から用意されている。足場を作る武器マグネットビーム、消える足場は1からあるが、これがあれば楽勝だ。相手の無敵時間を消すセレクト連打バグ。このバグはコレクション版でも出来るので仕様に近い。倒せない強敵に容赦なく使え。
マグネットビームを取るには、エレキマンステージの途中にあるブロックを壊す必要がある。ブロックを壊す方法はエレキマンの武器か、ガッツマンの武器を使うかだ。
ガッツマンステージはマグネットビームがないと辛いので、エレキマンの弱点カットマンを武器を持ち込んで倒し、もう一度エレキマンステージにいくことをお勧めする。
難儀する部分もあるだろうが、弱点を突き、マグネットビームを駆使し、セレクト連打すれば、クリアできる。巻き戻し機能も使って果敢にチャレンジしろ。そして伝統の土下座を目に焼き付けろ。
ボス8体!E缶!サポートメカ!
ボスの数はお馴染みの8体となり、いまにグッと近づいた。難易度は1より低い。1にあった大ダメージもなくなった。慣性はまだ続くが、やりやすいゲームになった。最初に選んでもいい。
2はニコニコ動画で一世を風靡した『エアーマンが倒せない』が有名だが、エアーマン自体は強くない(ステージは難しめ)。2はシリーズ内なら8ボスバスターのみ撃破をしやすいほうだ。
仮にどれもバスターで倒すのが、難しいとなってもE缶がある。最初に倒すべきボス、メタルマンのステージに置いてあるので、勝てないなら使え。
全体的にステージは難しいが、強武器メタルブレードを取れば、道中の敵はだいぶ楽に処理できる。道中を楽にするサポートメカもいる。アイテム二号(エアーマン撃破で入手)があれば、ヒートマンステージも楽だ。
みんなのトラウマと名高いクイックマンステージも巻き戻し機能を使えば、素早く再挑戦できる。何度もやり直して、前に進め。
スライディング!ラッシュ!ブルース!
お馴染みの要素が増えてきた。ロックマンといえばコレという人も多いだろう。音楽や背景が強化されており、1から通してやれば鮮やかさに心躍る。
スライディングはロックマンにスピード感を与え、死んでも元の場所まで素早く戻れるようになった。ボスのジャンプをくぐるという難しいことも、やりやすくなった。
操作自体は増えたが、お前の強力な味方だ。
サポートメカもラッシュに変わり、おなじみのコンビになった。今回のラッシュジェットは強力で、ステージクリアにかなり役に立つ。入手条件はニードルマン撃破。
敵か味方か謎のライバルブルースも今作が初登場。中ボスとして何度も立ちはだかるが、落ち着いてパターンを見切れば勝てるはずだ。
ボスは2より手強いが、弱点武器ゴリ押しがきく。タップマン辺りを倒して最初の足掛かりを手に入れろ。
個人的にシリーズ全体を通しても好きな作品だ。やりやすさ的にも最初にやってもいいかもしれない。ただ2をやってるとニヤリと出来るので、最大限楽しむなら2からだ
チャージバスター!エディー!隠し武器!
ついにチャージバスター登場だ。どのボスにも安定したダメージを入れられるようになった。ただ最近のと違い、チャージした弾は細い。命中率は豆弾とそんなに変わらないので注意しろ。
お馴染みサポートメカエディーも登場だ。アイテムをくれるが、たいてい欲しいものをくれないという困ったやつだ。だが画面切り替えで出すアイテムを変えさせることができる。気のすむまで変え続けろ。
今回は隠し武器がある。あるとワイリーステージで楽が出来る程度だが、初の探索要素だ。ちゃんと見つけろ。場所はファラオマンとダイブマンのステージだ。
4はボスの難易度が高めだ。3より弱点武器の威力が下がり、無敵時間も長くなった。避けて攻撃を入れるというアクションゲームの基本が問われる。出来るなら3よりバスターのみでボスを倒しやすい。出来ないのなら弱点アリでも厳しい。
歯ごたえがあるゲームだが、初心者にはオススメ出来ない。他のシリーズをやってロックマン力が高まったらやるといい。お前が上達が試されるナンバーだ。
幅広チャージバスター!ビート!易しい!
従来型に近い楕円型の幅広チャージ弾になった。当てやすくて使いやすい。そして各ステージある8つのプレートを取るとビートが入手できる。
ビートがあると8ボス後に楽が出来る。プレートは一つ除けば道中に落ちている。逃さずひろえ。
ボスの攻撃力は落ちて、パターンも対応しやすいのが多い。8ボスでバスターのみで倒すなら一番楽だ。一方ステージがソコソコ難しい。ただ1UPが手に入りやすい仕様なので何度も挑戦して突破しろ。巻き戻しで何度も繰り返してもいい。
今作は公式でも易しいといわれる作品だ。おまえがロックマンになれていないのならこの作品を推す。個人的にFCの中では3と並ぶほど好きな作品だ。
ラッシュとの合体!ステージ内分岐!エネルギーバランサー!
合体してパワーアップはみなのあこがれだ。6でついに憧れまで到達した。そしてステージ内分岐が登場し、いくつかのステージは二度楽しめる仕様になった。分岐点にいくには、合体形態パワーロックマンかジェットロックマンがいる場合がいる。
最近の作品ではお馴染み要素エネルギーバランサーが登場だ。武器変更しなくても自動で残数の少ない武器に武器エネルギーを回してくれる優れもの。テンポアップにつながる重要なアイテムだ。
色々いいことを書いたがこのゲームは実験的な作品といっていいだろう。
合体形態はギミックを動かしたり、越えたりするためのものになりがちだ。常用はは難しい。
ステージ内分岐だが、分岐先にいるボスは通常のものと変わらない。そして全ての分岐を回っても手に入るのは5より弱体化されたビートだ。
ただ悪いゲームと勘違いしてはいけない。無難に良くまとまったゲームだ。5をやった次にやるべきは間違いなく6だ。
実験作と書いたが、ここにでた要素はSFCの7で花開くことになる。6をプレイし7で、どう変わっていったのかを確かめてくれ。
未来へ
ロックマン1~6まで全部やっても、次は7~10まで収録されたロックマンクラシックコレクション2がある。お前の死闘はまだ続く。
それにクラシックコレクションにはチャレンジモードという様々な状況や条件で戦うモードがある。仮にお前が1~6をすべて飽きるほど、やっていたとしてもクラシックコレクションには買う価値がある。
ロックマンは30年以上続く歴史あるシリーズだ。それがコレクションで揃えれば、1~10をすべて集めても5000円程度、最新作の11を足しても一万程度だ。今すぐロックマンをはじめろ。人類になれ。
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