どんなささいな風も歌になる。
こんにちは!
がんサバイバーの想いや体験を31字の短歌に表現し、みんなで一冊の本を作るというプロジェクト”あの日の風を記憶する わたしの31字”の公式noteです
さて、いよいよ岡野大嗣先生よる短歌レッスンが土曜日から始まります!
レッスンに向け、
初めてだけど本当に大丈夫かしらと不安を感じている方や
参加しようかまだ迷われている方に、
ぜひ声を大にしてお伝えしたいのが、
短歌は実はとっても身近なものなんだよ、ということ。
「サイレンと犀」のあとがきで、岡野先生も綴っておられます。
「短歌は、短く、静かにもらすため息のようなものだ。」と。
ため息は流れていってしまうけれど短歌は残る。短歌に残して、読み返せば、何度でもそのため息のもとになった情景を心に甦らせることができる。
難しいことは考えずに、まずは日常のなかでふと「忘れたくない」と心が揺れ動いたことやものを、素直に描写してみる。
はじめは上手くできないかもしれないけれど、いくつか作ってみるうちに、
自分の作った短歌には、
作ったその瞬間の自分の心の揺らぎや、周りの情景が
琥珀のようにそのまま閉じ込められている、
ということをきっと感じるはずです。
短歌は自分のための小さな歌
これも岡野先生の言葉です。
どんなささいなことでも、スケッチするような感覚で歌にすれば
それは自分にとっての立派な短歌だし、
社会的に価値のない見過ごされがちなものこそ
短歌の世界では共感を生んで拡がっていくということが多々あります。
最後に岡野先生から、参加者へのメッセージを紹介します。
忘れたくない光景や心の動きを、31文字の「うた」に収めてみませんか。
短歌を読む楽しみと創作のヒントを、実例とエピソードを交えてお伝えします。
サバイバーのみんなと作った短歌集は、数年後きっとかけがえのない存在となっているはずです。
まだ迷われている方も、ぜひ一緒にチャレンジしましょう!
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