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タンニン鉄液をパワーアップ?する話 その3 実験2をスタートさせます
前回行なった実験はタンニン鉄液、再キレート化液、クエン酸二価鉄活性液のパックテストでした。
その結果、タンニン鉄をクエン酸で分解して再キレート化すると、タンニン鉄液より二価鉄イオンは増えることがわかりました。その理由としては、タンニン酸とクエン酸ではクエン酸の方が電離度が大きいので、タンニン鉄液にクエン酸を加えるとクエン酸鉄液になってしまうということらしいです。じゃあ、わざわざタンニン鉄を作らずに、最初からクエン酸鉄液を作った方がうんと効率的ですよね。
タンニン鉄より再キレート化液やクエン酸鉄の方が二価鉄の含有量も多く、さらにクエン酸鉄液がより安定しているのはほぼ間違いないです。ただ、実際に植物に施しての比較実験では、なぜだかタンニン鉄の方が成績が良かったという報告もあるので、今回はそのあたりを自分で検証したいと考えています。
実験2
タンニン鉄液、再キレート化液、クエン酸二価鉄活性液、水を植物に施して根張りの様子を観察する。
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用意した実験用の植物は、ばあちゃんが畑の片隅に植えっぱなしで放置していたネギ。同じような太さのものを4本引いてきて、水洗いした後に根を1~2㎝ほどに切りそろえ、葉も分枝部分のすぐ上でカットしました。ネギは根や葉を切られると刺激を受けて慌てて延びようとしますので、きっとがんばってくれることでしょう。
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ちなみに、今回使用した土は条件をそろえるためにホームセンターで買ってきた「花と野菜の培養土」を使用しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1671085708234-qefVFC89QO.jpg?width=1200)
ところでそれぞれの液体は一体何倍に希釈するといいのでしょうか?本家のメネデールの標準機尺率が100倍ですので、様子を見ながらとりあえずそこからスタートすることにしましょうかね。それぞれを薄めて2~3日に一度100㏄施すことにします。
さあ、どれが一番しっかりと根を張るのでしょうか?乞うご期待!w
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