#カラダはあまり欲していない
先月に出た湿疹。湿疹だけならともかく、体調も芳しくなかった2週間。
40も半ばを過ぎると、一度落ちた体調を真ん中に持ってくるのが容易ではない…と実感する。
普段から運動しないので年齢に伴う体力低下はもちろんのこと、湿疹が出るということは免疫系も落ちていた証拠。
(ぶつぶつを通り越してゴワゴワした皮膚)
なので、カラダの栄養素自体が足りていないか、ちゃんと食べていてもそれが栄養素として取り込まれていないほど内臓機能が落ちていたか。
そう読みとることもできる。
薬膳管理師の知識もフル稼働させてこういう時の過ごし方や食べ物も選んで食べていたけど、とにかくかゆくてかゆくて…。24時間ストレス状態にあると結果的に食べ物もカラダが受け入れない状態だった。
かゆみで満足に眠れなかったこともあり、ただひたすら寝るだけの生活。
いまはだいぶ食べられるようにはなったが、まだまだ脾の働きに注意したい…というサインが口周りの吹き出物。
気虚・血虚がベースにあるので、食抜きは避けたいところ。お腹も空くので脳は食べたい。でもカラダの「食べたくない!」の葛藤が、毎日じぶんのカラダで繰り広げられています(笑)
先日知った「はったい粉」
栄養豊富で消化にも良い優れもの。そして最近仲間入りしたオヤツに「煮干し」もまた美味な事に気付いた。
不思議なことに、はったい粉と煮干しを食べた後はカラダがダルくないし眠く無い。
量を少な目にしてもお昼ご飯や晩御飯という形で「食事」をすると、100%食後に眠くなる。
それだけ消化にエネルギーが使われているのと、消化にエネルギーを持っていかれると他が機能しない(気血不足)カラダであるという事。
気血両虚はなかなか大変!
でもはったい粉は、満足感はあっても満腹感がなくてさらには腹持ちも良いと来た!(嬉しい誤算)
食抜きを避けたい時や、病中病後の栄養を摂りたい時には丁度良いかもしれない。(ただ、味は素朴中の素朴なので万人に好かれるかどうかは疑問)
パンやらクッキーの素材としてのはったい粉も良いかもしれないけど、糖質・脂質が気になるなら砂糖を入れない「練りはったい粉」がオススメ。
お団子にして、黒蜜やハチミツをかけても美味しく頂けるオヤツになる。
はったい粉の栄養価
貧血あり、便秘あり、冷え性ありなわたしには、お薬と同等なほど。お薬は比にならないか!そもそも毒だし!
疲れやすい、便秘、冷え性さんはだいたい胃腸が丈夫では無い事が多いし、その自覚もないコトが多くけっこう厄介。
食べれる=元気&健康という公式は成り立たない。
わたしも普段は2人前くらいたべる大食いですから。
日本人の食事は本来二食
農耕が盛んだった頃までの食事は二食がふつう。
それが戦後の教育で変えられた背景があり、今の食事習慣がある。
・バランス良く
・1日何十品目取りましょう
・1日三食食べましょう
そもそもこんなに食べていたらみんな病気になるのは目に見えていた事。
現に今、糖尿病・高血圧となっているヒトやその予備軍が何千万人居ることやら…。
その最たる原因が「食べ過ぎ」である事を、医療も国も何もいわない。
バランス良くするのは食事ではなく自分のカラダの内側。
食品類を増やしても、カラダの機能が悪ければ栄養素は取れない。
病気になったあとに体調を真ん中に戻すのは、頭で思うようにはいかない。
確実に時間はかかる。
注目すべきところは、食事や食べることではなくてじぶんの体調と生活習慣。
そこを見間違えたら、とんでもない方向に向かってしまう。
そう「病気になっていく」体の完成。
変えるところは「食の在り方」
明治維新以降、日本の生活はGHQによって歪められた。
食事もその一つ。
メディアの情報を鵜呑みにしていては
「得られるものが無いばかりか健康さえも失うよ」
過去の自分にそう言いたいが今となってはそうもいかず(笑)
だからこそ、同じ轍を踏む人が少しでも減ってくれることを願って綴って行こうと思う。