新しい一週間が始まるぞう。Vol.19

画像1 私には二人の子供がいます。二人とも大学、専門学校を卒業後、地元で働いています。下の子が産まれて間も無く妻が病気で他界し、それからずっといわゆる父子家庭の環境で子育てに奮闘して来ました。私の実家は熊本にあり、両親や親戚、周りのたくさんの人に支えられながらこうして生活を送り、子供もすくすくのびのびと成長出来たと思っています。
画像2 父によく言われました。「いいか!親が子供に好かれよう、気に入られようって思ったらダメやけんな!親はな、他の人が言ってくれん事をちゃんと言って、叱ってやらないかんぞ。今の時代は誰も本気で怒れん世の中やろ?中身のない話でうわべだけ笑って責任も取らん。当たり障りのない薄っぺらい関係ばっかりや。真剣に怒ってやるのも愛情やぞ。俺はお前に好かれようとは思わん。死んだあと、ちょっとでも思い出してもらえたそれでいい」
画像3 子供の頃からたくさん怒られて来ましたが、自分が子を持って改めて父に言われた言葉は、私の中では哲学のような教訓となっています。母が、「お父さん、あんたの事褒めてたばい。あやつはちゃんとしゅんとわかなのことをいつも褒めてあげとる。抱っこしたり頭を撫でたり、母親代わりもちゃんとしとる。俺には出来んわい」と言ってくれた時、涙が出そうになりました。私は父の子なので、父のようなおじいちゃんになりたいです。父のような言葉を息子達に言える日が来るのかな?と思いながら今日も頑張ろうと思います。

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ぞうさん。
私の記事に立ち止まって下さり、ありがとうございます。素晴らしいご縁に感謝です。