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想いや人生

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#恋愛詩

えにし

えにし

同じ街に住んでても
違う世界に生きる人

遠い街に住んでても
同じ世界に生きる人

袖触れ合うも
合わないも

導かれるのが 人の縁

虹のした

虹のした

照らすは
こころに持つ ひかり

潤い
感性沁みて みず

胸の軋む夜
迷いも 涙も越えて

いつか 見つめる先

あなたが かける
虹のしたで

陽のあたるテーブル

陽のあたるテーブル

声を想い出して
花弁を集める
香りのような記憶
照らす陽に透けて

あの花が咲く頃には
特別だった日々
振り返れば 淡く
感触だけ 甘く

特別だった人
特別だった自分

特別じゃなくなった
——今でも

物語

物語

時代が変わっても
文明文化が変わっても

胸を揺らす
響きは変わらない

千年前の恋人が
したように

遠く異国の恋人が
したように

僕たちは
恋を詠み 詩を紡いで
手を繋ぐ

今となっては

今となっては

夏の足音は
想い出の匂いを
含んでやってくる

もう戻らない日々と
まだ見えない日々を

青と白と緑とを
風に乗せながら

あの人は、、
どうしているでしょうか

まだ
蝉の声は聴こえず

濡れた星々

濡れた星々

お伽話は煌めいて
この身のうえにも
降りますか

ハッピーエンドは
憧れて
誰かが届けて
くれますか

泣き見上げては
夢を見て

こぼれる星は
濡れて瞬く