本当の疲労原因 「糖化(老化)」
夏場のムシ暑さで、油断して体調を狂わせるとイッキに悪化(汗)
特に、体調悪化のスタートとなる「疲労の蓄積」。
仕事などに疲れて飲む「栄養ドリンク(糖+カフェイン)」でなんとか誤魔化すものの、疲労感は残ります。
この「疲労の蓄積」の原因の一つは、体の「糖化(老化)」と言われています。
糖化(老化)は、食事などから摂った余分な糖質が体内のたんぱく質などと結びついて、細胞などを劣化させる現象。
老化物質AGE(終末糖化産物) は、タンパク質と糖が加熱されてできた物質。一度たまると、除去は望み薄(汗)。
実は、キツネ色にこんがり焼けたモノは、タンパク質や脂質が"糖"と結びついたもので、最凶の悪性物質のAGE(糖化最終生成物)を高含有。
また、加熱しなくても、砂糖などの甘いものの採りすぎで体内の糖が増えすぎると、体のいろんな組織で糖化が始まります。
直接、火で焼いたり、高速加熱するととAGEは十倍以上に。炭酸飲料などの人口甘味料は、10倍速でAGEを生成。
AGEが蓄積すると、代謝が低下し、肌の老化、動脈硬化、糖尿病、骨粗しょう症、アルツハイマー、ガンなどになるリスクが高まってしまいます。さらに、腸内環境を腐敗させ便秘にも。
◆強力老化物質AGE の4大悪食材
①ベーコンは最強のAGE値で、から揚げなどの10倍。
②ワッフルやパンケーキは、バターなどを高温調理。
③から揚げやトンカツ、牛ステーキは鶏肉の水炊きの10倍のAGE。
④フライドポテト、ポテトチップスは、AGEと高コレストロールの塊。
糖化(老化)で、免疫力が落ち、大幅に体調が低下しているのですから、元気ハツラツというわけにはいきませんね(汗)
「酸化」による老化は、抗酸化物質を摂取することで防止可能。しかし「糖化」による老化(短命化)は打つ手が限られます。
しかし、この糖化を防止する数少ない食材が「ショウガとニンニク」。
なかでも、ショウガ(生姜)は、抜群の抗糖化作用を持ち、また、抗酸化作用も持つためアンチエイジングにダブルで効果の優れもの。
また、ニンニクの成分のアリシンは、抗糖化作用と抗酸化作用を持ち、抗ウィルス作用ももつスーパー食材ですね。もちろんスタミナアップも。
あと、香辛料(スパイス)のシナモンやクミンも強力な抗糖化作用を持っています。
■「楽に生涯・健康ダイエット」