この曲を聞くと、あの時のことを思い出す。そんな曲は誰でも1つや2つはあると思う。わたしにとってそれは小山田壮平の『Do You Love Shiva?』になる。 andymoriが解散して小山田壮平の初めてのミニアルバム『2018』に入っている。2018年に発売されたから、『2018』というアルバム。 2018年、冬。わたしは服を買いに神戸三ノ宮から元町を1人でぶらぶらしていた。どこかの古着屋で、ミリタリー系のヴィンテージを買った。ほくほくした。満足のいく買い物をすると
2023年も終わりです。今年もなんとかやり抜きました。孤独の極みでした、ありがとう。 わたしの仕事は現場に直行して、1人で仕事して、終わったら家に帰るという形式のため、当然誰とも喋らない。恋人も友達もいない、家族とも疎遠であり、1週間の会話時間は1時間程度だと思う。正月、お盆などの長期休暇では買い物でポイントカードを持っているかどうかの会話しかしないので、神経衰弱のようになる。このままでは気が狂う。ネットに蔓延る自称ボッチはだいたい恋人がいないだけなんだよな。 ふと思
11月7日、彼女は言った「わたしの誕生日は、いいなの日です」その時の声を今でも覚えている。可愛かった。 わたしは高校生の頃から、死にたいと漠然と願っていた。半分病人のまま生きていた。そして大学時代に鬱々とした気持ちは歯止めが効かなくなり退学。いや除名だったか。そして引きこもりとフリーターを往復するようになった。人生の普通レールから大きく外れてしまったが、あの時はどうすることも出来なかったんだ。 二十四歳頃から具体的にどう死ぬか考えた。部屋で死ぬなら、何日か食事抜いて
平日にも関わらず、不真面目だから仕事がなかった。朝起きてカーテンを引っ張ると、とても天気が良かった。寝惚け眼に陽光が差し込む。温かくて気持ちいい。人生の先の見えない不安など吹き飛んでしまう。目覚まし時計を掛けずに寝る、それこそわたしが求めている最上の幸福である。 10月25日から11月6日まで京都大丸で、版画家、川瀬巴水の展示会をやっているので行くことにした。 《神戸っ子》かつ《もやしっ子》のわたしは西は元町三宮、東は梅田まで、この範囲を出ることはほぼ無い。なので京都に
またしても気が滅入ってきた。部屋の電球は不気味にジーっと泣いている。後ろに誰かいる気がしたがそんなことはない、ここは独りだ。冷蔵庫からペットボトルを取り出してお茶を飲む。異臭がする。腐ったキャベツの匂いだ。冷蔵庫の中に住んでいるのだろう。遠くのアパートの一室から女がこっちを見ている。ウィンクをしたようにも見えるが、遠すぎてわからない。なんなら女なのかもわからない。だけどそうだったら良いなと思った。お茶を飲み切って空になったペットボトルを部屋の隅に放り投げた。最近はネグレクト
部屋を整理していたら、昔のノートが出てきた。本の感想を馬鹿みたいな文章で書いていた。本当に馬鹿みたいだから捨てようと思ったけどここで浄化する。過去のわたしよ、全世界に公開されると思わなかっただろう、わっはっは。 全て5年前の雑記だと思う。これから時が経ち、ドストエフスキーは文庫で手に入るのは全部読んだ。今は全集をちまちま読んでいる。 最後のベネってたぶんジョジョネタだよな? 読んだことすら記憶から無くなっていた。今回思い出させてくれたが内容が無さすぎる感想。無。
めんどくせぇ。めんどくさいから炊飯器を捨てた。そしてサトウのごはんを買い込んだ。2分だ。2分までなら待つが、それ以上は無理だ。待つのは嫌いだ。人間は待ちすぎている。待つために生まれてきたのか? 女、眼科、電車、電子レンジ、遊園地、郵便物、春、レジ打ち、役所、死、給湯器、レストラン、接着剤、どれもこれもくだらない。 わたしはコロナワクチンを打っていない。別に反ワクじゃない。ただめんどくさいだけだ。何度も案内が来たが、読みもせずに直ぐにゴミ箱に入れた。今も世間の奴らはせっ
なんかめちゃめちゃ寂しい。寂しさを紛らわせるために街に出たくなるけど、今日は日曜日。外にでても人、人、人、人の群れ。今年はカメムシが大量発生して、なんと例年の34倍らしい。ビカビカした緑の臭い虫。まぁ人間に気持ち悪がられている訳だが、わたしにとっては人の群れも同じだ。ニコニコしている奴らの内側からは隠しきれない悪臭が漂っている。それは歩き方一つとっても分かることだ。なにがそんなに楽しいんですか?わたしはどちらかというとカメムシだ。 だから家にいるのが好きだ。だけど今日は、
私には恋人も友達もいない。実家を離れ1人で暮らしているため、日々の会話もない。私のように惨めで孤独な人間はだんだんと本を読むぐらいしかやることがなくなっていく。孤独だから本を読むのか、本を読むから孤独になるのか。本があれば生きていけると思いながらも、読めば読むほど人間関係の素晴らしさを説かれているような気にもなって来る。 本ばかり読んでいると生来の出不精に拍車がかかり、完全なる引きこもりへと化した。このままではいけないと、゙本を買ゔという大義名分のために家を出ること
長澤知之ファンなら最近公開された、音楽とお笑いと、長澤知之と村上(マヂカルラブリー)を見ましたよね。 YouTubeに突如あがった3本の動画、大変面白く視聴しました。 わたしは家にテレビが無いのでマヂカルラブリーさんを全く知らなかった。M1で優勝した凄い人みたい、そんな彼が長澤知之の猛烈なファンで実現した対談みたいですね。 ネタは見た事ないけど、村上さんのこと好きになったよ。 その動画の第2回、第3回で出てきた、長澤知之の『MEDAMAYAKI』という曲について。 この