好きなこと、嫌いなこと、をもっともっと言語化してみる
こんにちは!オンラインで日本語を教えているErikoです。
今日は、「好きなこと・嫌いなことを深掘りしてみる」というテーマで、最近考えていることを書いてみたいと思います。
また、その中で、自分自身の「好きなこと」「嫌いなこと(苦手なこと)」についても、言語化する実験をしてみます。
まず、このテーマをちょっと掘ってみようと思った背景ですが、
こちらの記事でも書いているように、私は2024年9月現在、最後に勤めていた会社を辞めてブレイク+日本語レッスン+転職活動中、です。
その中で、これからの事を考えるにあたり、また嫌な環境に戻ってしまわないように、自分が何が良くて何が嫌なのかの解像度を上げておきたいと思いました。
また、こちらの記事で紹介した本を書かれているすずひらさんが、Xでこのように書かれていたのに共感したこともあります。
また、同じく読書メモで紹介した『正しく悩む技術』を書かれた杉田さんも、↓のような記事を書かれています。
現状3社で働いて、3社ともかなり辛くなってしまって辞めているので、
「働きたくない」
「自分は社会不適合社だ」
「自分には仕事ができない」
と、だいぶネガティブになっている部分がありました。
でも、もう少し細かく、「具体的に何が嫌だったのか、辛かったのか」を深掘りしてみたら、これからのことを考える上で参考になるだろうし、
仕事(他の人に貢献すること)をしながら、自分も辛くなくやっていけるのではないか、と思いました。
なので、私も「イヤリスト」そして「スキリスト」を作ってみたいと思います。
イヤなことリスト
1.(自分が)意味がないと思うことをやるのがイヤ
今までの会社の仕事で言うと、
議事録の言葉尻の修正に何往復もやり取りをし何時間も取られる
(内容は一緒)やると決まっている案件について形式上の承認を得るためだけに、非現実的な数字をエクセルでいじいじする
などなど…細かいことを言い出すと無限に出てきますが、あくまで一例です。こういった、「え、これ意味あるの…」と思うことをやっている時間と労力は、本当に苦痛でした。。
自分で選んだことや、自分が心から意味があると思っていること(今日本語を教えているのも当てはまります)であれば、多少の大変さはむしろ楽しく乗り越えられますが、
そう思わないことでただ量が多かったり難易度が高かったりすると、辛いのは当たり前ですよね。
意味は「見出すもの」だとは思いますが、とはいえ人によって、意味を見出せる活動と、絶対に見出せない活動、どうしてもあると思います。
2.納得がいっていないのに、決められたことをただやるのがイヤ
これは特に、大手企業で働いてきた時によく思っていたことです。
1とも関わりますが、「どうしてそれをやる必要があるのか」というところに納得感がないと、どうしても苦痛に感じてしまう。
例えば、多少非効率であったり、その時の最適解でなかったとしても
「理想はこうしたいが、現状リソースの関係で難しい。一旦今はこうして、長期的な解決策は一緒に考えていこう」とか
「理論だけで考えたらこうだけど、こういう事情や人のつながりがあって、こうするのが結果最適なんだ」とか
そういう、納得できる説明や背景があれば多分良いのです。
ただそれもなく、
「上がやれって言ったからやる」
「〇〇さんと〇〇さんは仲が悪いからこれができない」
のような、自分として「はぁ?」と思うような内容だと、どうしてもやりたくない気持ちの方が強くなるなと思いました。
3.言葉がきつい人、人の感情に鈍感すぎる人と付き合うのがイヤ
基本的に私は、人と話すのは好きな人間だ、と自分で言うと思います。
ただ、次の「好きなことリスト」でも書きますが
「人と話す」にも色々な要素がありますよね。
どんな相手と
どういう状況で
どういう目的で
話すのか?それによって、コミュニケーションの種類は全然変わってきます。自分の場合の「イヤリスト」で言うと
表情が乏しかったり全然笑わなかったり、威圧感があったり、言葉がきつい人と話したくない(みんなそれはそうだと思いますが、私はそのセンサーがものすごく敏感だと思います)
対立や競争している状況は苦痛に感じる
自分が相手を説得したり、難しい交渉をしたりする目的での会話は苦手に感じる(営業とか無理だろうなと思います)
いわゆるスモールトーク、世間話は苦痛ではないが興味もない
なのでこれを裏返すと、私が思う「人が好き」「人と話すのが好き」になるのだろうなと思います。
では、せっかくなので「スキリスト」も深ぼっていきたいと思います。
スキ、も「人と話すのが好き」とか「英語が好き」とか色々ありますが、「それの何が好きなのか?」というところにその人の価値観が出るのかな、と思っています。
スキリスト
1. 人と話すのが好き(→言葉が優しい、感受性が豊かな人と、少人数で深い話をするのが好き)
「イヤリスト」の③をひっくり返すとこんな感じになります。
なので、オンラインで日本語を教えるのが全く苦痛でなくできるのは、この辺りもあると思います。
まず、自分をわざわざ選んでお金を払ってきてくれている方が生徒さんなので、基本的に自分にある程度好意的な人しかいません。
どうしてもコミュニケーションが合わなかったり、失礼な態度を取る人が仮にいれば、関わらないことを選ぶこともできます。
そして何より、1対1で、深く関係を築いていける点が良いです。
もちろんレッスンの一環ではありますが、期間が長くなれば少しプライペートな話をしたりもします。
少人数で時間をかけて深い関係を築いていく、というのは好きだし比較的得意な方なんじゃないかと思いました。
また、少しずれますが、バーで副業していた時もものすごく楽しかったです。それは、
共通の話題があることがわかっている(お酒)
特に目的のある会話じゃない(雑談なので説得とか交渉とかは不要)
初めから私に好意的な人しかそもそも話そうとしてこない
客層が良かった
お店のスタッフとお客さんという関係性が明確なのでそれに合わせてコミュニケーションできる(こちらが興味あるとかなしではなく、相手に楽しんでもらうことを一番に考えるので逆に楽)
この辺の理由もあるかなと思います。
2. 英語、外国語が好き(→言語を「勉強すること」、その言語がなければ深い内容の対話ができない相手と対話ができることが好き)
「英語が好き」なども、かなりふわっとしていて、扱いを間違えると難しいものだなと思います。
私の場合、
そもそも勉強オタク気質なので、勉強自体が楽しい
その言語を使って、深い話、対話をするのが楽しい
この辺なので、じゃあ例えば「英語を使うから」と言って、ホテルのフロントや航空会社のグラウンドスタッフが向いているかと言ったら全然そんなことはないんだろうなと思います。
(おまけ)お酒が好き
会社員時代に思ったことですが、「お酒が好き」と言っている人って、3種類くらいに分かれるんじゃないかと思っています。
酔っ払って訳がわからなくなるのが好きな人
飲み会でみんなでわちゃわちゃするのが好きな人
お酒自体が趣味で愛情がある人
私は、「1と2は何なら嫌いだけど3が好きな人」です。
ひとりでバーに行ってゆっくりのんびりお酒を楽しむのは好きですが、うるさい居酒屋で大人数で飲んだり、ただテンションを上げるために飲むのは好きではありません。
でも、「お酒好き?」という質問に対して何も考えず「はい、好きです」と答えていたので「飲み会好きな人」という認識をされてしまい、結構困っていました。「〇〇が好き、にも色々あるよなぁ…」としみじみ思った瞬間でした。
そしてその中で、バーを通して人と仲良くなったり、深い話ができる相手ができたりもするので、なんだかんだ全てそこにつながっているのだろうなと思います。
そんなわけで今日は、ちょっと自己分析チックなことをしてみました!
「好き/嫌い」を深ぼってみると新たな発見があるかもしれませんね。
ではまた次の記事でお会いしましょう〜!
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