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11月の読了本
こんにちは、天音です。
本格的に寒くなってきましたね。
もう暖房をつけないと、本を開く手が冷え冷えです。
さて。それでは毎月恒例の読了本紹介をしましょう。
紹介した後に、どの本が一番タイプだったか発表します。
11月は12冊読みました。
一気にコピペしますよ。
お忙しい方は目次だけでもご覧になっていただけると嬉しいです。
📚『ヤマネコとアザラシちょうさだん』
📚『世界名作“ひとこと”劇場』
📚『生き物A』
📚『羊皮紙の世界』
📚『透明人間は204号室の夢を見る』
📚『バナナの魅力を100文字で伝えてください』
📚『書評の仕事』
📚『認知症世界の歩き方』
📚『ナゾトキ・ジパング』
📚『「言葉にできる」は武器になる。』
📚『わかりやすさの罪』
📚『レペゼン母』
『ヤマネコとアザラシちょうさだん』と『羊皮紙の世界』、『認知症世界の歩き方』の読書感想記事は投稿していますね。
今回の記事では、上三つでは語らなかった本について話しますね。
10月の読了本まとめでも書きましたが、わたしは最近よく「ほんタメ」というYouTubeを視聴します。選書の参考にすることも多いです。
今月はその影響が大きな月だったといえるでしょう。
『生き物A』と『ナゾトキ・ジパング』はたくみさんが紹介していた本で、『透明人間〜』と『レペゼン母』はあかりんが紹介していた本。
……だったと思います。
どれもノーマークの本だったので、知ることができてよかったです。
🏆11月のベスト本発表
今月読んだ12冊。
どの本も唸るところがありました。
しかしわたしも人間です。
好き嫌い……自分の好むタイプというものがあります。
それを踏まえて11月のベスト本を考えると、小説部門では『レペゼン母』でそれ以外部門は『わかりやすさの罪』に決まりました。
『わかりやすさの罪』。
この前読んだ『べつに怒ってない』に続いて、武田さんの本は2冊目。
なんとなく、武田さんの一貫した主張が感じ取れたような気がします。
あらゆることを、どこまでも冷静に照査している印象。
選択肢を提示された時、その選択肢が排除したものを探してみる。
ひとまず「どっちでもない」という意志を持って、自分で考えていきたいと思いました。
意図してそう書いているのでしょうが、一読しただけではよくわからないところも少なくありません。
今後、何度も手にとりたいです。
『レペゼン母』は圧倒的でした。
親子のラップ対決という斬新さ。
ダメ息子と堪忍袋の緒が切れた母のぶつかり合い……というお話しなのですが、ダメさが凄くて笑うべきじゃないのに笑っちゃいました。
とても人情に溢れた本だったと思います。
わたしは「子」という視点を取りつつ読みましたが、「親」という視点で読める人はまた違った感想になるんじゃないかな。
基本的には「子との戦い」ですが、血のつながりだけでなく「義理の親子」というテーマもあります。
親子の絆という強靭なつながり、わだかまりをほぐして、断ち切り、周囲の人や本人とまた新しい糸を結んでいく。
長年の澱が消えて、スカッとしつつも余韻に浸れる小説でした。
ただわたしはラップに詳しくなく、作中で書かれるラップにうまくノリ切れなかったので、詳しい誰かがどんな感じなのか歌ってくれたら嬉しいと思います。
わからないとリズム感がなくて、なんか脳内でお経みたいになっちゃいました。ストーリーの面白さに影響はないけど。
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わたしとしては、いろんな本をたくさん読めて満足な月でした。
書きたいし読みたいという忙しない状態が続いていますが、面白い本を探していきたいと思います。
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