【キビナ】きびなご(きんなご・キビナ)の捌き方。
今日、食べるもんねぇなー。ってごろごろしていたら、、←どうなのこれw
大家さんがキビナをくれました。さすが海辺!なんて新鮮!!山では見かけないので、引っ越してから初めて食べたけど、お刺身も焼いても揚げても美味しい!捌き方も覚えたので備忘録。
それにしても、近所の人が魚を持ってきてくれるって、海なし県人の憧れシチュエーションであった。
きんなご?キビナ?きびなご??
『キビナ』と地元の人は呼ぶ。お土産だと、きんなご、きびなごって書いてあることが多い。きんなご呼びが可愛くて、そう呼んでいたけど、通じないからキビナと呼ぶようになった。笑
牛乳カルシウム神話がひっくり返った話し
キビナは、まるごとカルシウム!100gあたりに含まれるカルシウムの量は鮮魚で100mg、干物で1,400mgだそうな。
カルシウムと言えば、すぐに思いつくのが牛乳だが、牛乳ってカルシウムが数値では多いのだけど、体内に取り込むと過剰になって、骨からカルシウムを溶かしてしまう。粗鬆症が一番多い国は、一番牛乳を飲んでいる国だ。
実はわたしも。20年前くらいに、牛乳神話を信じてせっせと飲んでいた。ある日、仲良くなった女医さんが、おまけで骨密度を測ってくれた時に絶望した。なんとスカスカだという診断!うそでしょ?!当時、納得できなくて調べて、たどり着いたのが、牛乳が原因説だった。
▼kindleで無料で読めるよ。懐かしい!
ならば実験してみよう、と1年やめてみた。1年後に再び測ってもらったら、骨が若い!しっかりしているね!と言われた。(やめたら、戻るのね!?)
やっぱり日本人は、普通の和食でバランスがとれているのだなぁ、と思った。と言うか、この時に頭で考えたり、情報で食べるのをやめようって思った。食べたいものを食べて、ピンピンコロリなのだ。
話しは戻って、キビナを愛でる、浄化する
氷水に入れる。めっちゃ手が冷たい!
まずは観察。透き通っていて、美しい。
▼塩を入れて、塩水にしているよ
キビナを捌いていく!
できれば左手側に頭をもって、
ボキっと折ったら、そのまま下に引く。内臓がずるっととれる。
逆さにもったら、指で割いていく。
すーっと指をすべらせる。
開いたら、骨がある(黒いところ)
この骨も、すーっと指をいれると外れる。この時に、けこう破れる。
骨とれた。写真を忘れたけど、横に小さなヒレがあるので、引っ張ってとる。
くるっと中指に当てて、背中のヒレをつまんで、引っこ抜く。初めて捌いた時、これのとり方がわからなくて苦戦した。
完成ー!さっぱりした青魚に見えるのに、もんのすごい脂であり、手がギトギト。氷で冷やしているから、脂も固まって大変なことにぃぃ!
▼キビナには、山葵より、青唐辛子
試食タイム!
キッチンペーパーで水氣をふき、盛り付けしていただきます!スーパーで買うなら、面倒でも捌いてあるものはやめた方がいい。自分で捌くのと味が全然違う!
初めて食べたのはスーパーの捌いてあるものだった。キビナってあんまり美味しくないな??と思っていたのだけど、お寿司屋さんでキビナを食べて感動!それからは自分で捌くようになった。
冷凍しておくと、忙しい時にキビナと野菜炒めができて楽ちんだ。ほとんどシラスを見かけないので、子魚を食べたい時にありがたい。
もしも、また山に引っ越すことがあるなら、懐かしく思うだろう。今、めいっぱい楽しんでおこう☺
ではまた!
▼鰹の手作りツナ
▼鮪の皮ポン酢
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