乳がん治療で乳房全摘を選択した患者も人目を気にすることなく
公衆の入浴施設に行けるようになってほしい
そういう願いを込めて書きます
乳房全摘による大きな外見の変化は当事者にとって大きなコンプレックスとなることはもちろんですが、他者がその傷をみることで抱くであろう感情についても不安を抱いていると知って欲しいと思います
わたしも当事者なのでわたしの意見としてお伝えすると
入浴施設に行くという勇気はまだ持てていません
やはり、人前で服を脱ぐというのはハードルが高いと感じています
片方の胸がないというだけでも異様な姿かたちです
その上、手術痕も小さくありません
初めて目にした人は驚くだろうし、気持ち悪い
怖い、かわいそう
色んな気持ちが湧くのも自然なことだと思います
けれど触れてはいけないものとして
観て見ぬふりをしてくれるのならいいのですが
そういうわけでもない
というのが乳がん経験者の体験談としてたくさん語られているからです
そしてもうひとつ
隠さなくても
隠しても
わたしたちは公衆の入浴施設に入ることは拒絶されるのでしょうか
高齢女性という共通点に何かあるのでしょうか
ここにあげた例は特殊なものではなく
本当にたくさんある声です
気持ちよく、癒されたい
そう思って入るのが入浴施設なはずなのに
裸になったその状態で、赤の他人に乳がんであることを説明し、理解を求めなければならない
理不尽過ぎる
わたしが過剰に反応し過ぎでしょうか?
そもそも入浴施設に入浴着の着用が可能であるかどうか
問い合わせをしなければいけないことから始まるんです
ただお風呂に入りたいだけなのに
この願望を叶えるためにいったい何個のハードルを越えろというのか
自然と乳がん患者がこういった公共施設に足が向かなくなるのは
当然なのかなと思います
振り返ればわたし自身、入浴施設で乳がん患者と出逢った経験はありませんでした
いつの間にか、追いやっていたのだと思います
だから知って欲しいと思います
まず、厚生労働省では入浴着の着用を許可しています
未だに、施設側に着用を拒否されることもあると聴きます
入浴着という存在を正しく知って欲しいと思います
撥水性の高い素材が多く、不衛生にならないように作られています
そしてデザインも増えて来ています
実際によく選ばれている入浴着をここにあげてみたいと思います
タオルのようなものから
服のようなものまで
幅広くなってきました
これはわたしたち患者にとってすごく有難く、
自分の傷口の大きさに合わせて選ぶことができるようになりました
と、同時にさらに理解を深めなければ服を着ていると勘違いされるリスクも上がるのだと思います
乳がん=片方 というわけでもありません
両胸を失っている場合もあります
そういう方にとっては大きく隠したいのは当然のこと
身体をしっかり覆ってくれるものを選びたくなります
一口に乳がん患者といっても抱えている事情は様々であることを理解してください
現在、施設によっては入浴着の着用に理解を求めるポスターを
貼ってくださっているようです
もし以下のようなポスターを見かけられたら
ぜひご一読頂きたいと思います
日本全国、どの施設でもこのような啓発が当たり前になって欲しいと思いますし、こんなポスターがなくても当たり前
そんな世の中になって欲しいなと切に願います
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