MASA

30代製薬会社バックオフィス勤務 ORIX Buffaloes /Nick Kyrgios/Daniil Medvedev/東京インディーズシーン/江戸前鮨/中本(荒木屋)をこよなく愛しております

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最近の記事

また下らない昔話に花を咲かせてしまった

岡崎体育の「ポーズ」の一節。ポケットモンスターのアニメEDに使われた曲。 この曲は当時、妖怪ウォッチに侵食され人気が落ちていた時にリリースされ、そこからポケモン人気がV字回復し、エポックメイキングな曲となってるそうな。 子供向けの曲だけど、赤緑第一世代からのファンに向けた大人へのメッセージが込められてる。 子供向けの曲から柔らかい気持ちを思い出して感動するとは衝撃的である。 自分達が初めて「何者」かになろうとして足掻いた高校時代。共に歩んだ部活メンバーとの思い出を「ポケッ

    • もう一度体験したいこと

      よく分からないが何の気なしに問われた質問に対して、少年時代の記憶が蘇った。 ガルーパが食べたい。 そう思ったがガルーパと返事をしてもピンとこないだろうなと思って言葉にできなかった。 別に日本でも探せばいくらでも食べれる話なんだが気が進まない。なんでだろうと帰り道に思案。 少年時代の記憶と願望を手繰り寄せた。 家族で訪れたハッピーバレーにある、店先の水槽で魚・エビ・カニ・貝類を見ながら、その種類と量および調理方法を決めてオーダーするあれだ。あれをもう一回体験したい。

      • 結果と自身の貢献

        ずっと応援していたオリックスバファローズが25年ぶりに優勝した。 近鉄から数えると20年ぶり。 天国にいる仰木さんや小瀬選手にようやく報告ができる本当に節目の優勝だったと思う。 ファンにとってチャンステーマにもある合併の中での悲しみをようやく乗り越えたエポックメイキングな出来事でもあったと思う。 ここで立ち向かえ戦士たち 悲しみ乗り越え突き進め 真紅と蒼の魂を 炎と燃やして攻めろ 真紅は近鉄、蒼はブルーウェーブ、悲しみは合併。ようやく一区切り。 そんな感動の嵐の中でや

        • 愛すべきDaniil Medvedevを想い、選手のメンタルヘルスを考える

          先日、こんな記事がネットに踊った 6/7現在、クレーコートに対応できず全仏で一度も勝てていなかったはずのダニールがベスト16までコマを進めた。 ノヴァーク、ラファ、ロジャーがトップハーフに割り振られ、潰しあう構図の中でダニールはトップボトムにいる。ノヴァークが決勝に行けず、ダニールが決勝に行けば世界1位が確定する。 客観的に見て、その可能性は限りなく0に近いが、トップに上り詰めた後に騒ぐなんてファン失格なのでこの段階で愛すべきダニールへの思いを簡潔にnoteに書き殴ろう

          つらつらとほのぼの日記

          浅い興味で留まっていたはずがいつの間にか深みにハマりかけているものがある。 「戦略的視点から見るプロテニス観戦」と「将棋」だ。 まだまだマニアから見れば嘲笑される入り口の類だけどいつかは「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」と超級者向けタグのついた動画とかも見たい。 ※これは「深淵に潜む者」 ①プロテニス観戦リアルタイムの視聴は社会人生活のリズムを破壊するため後日が多いが特定の選手以外は肩入れしないスタイル。 Nick KyrgiosとDaniil M

          つらつらとほのぼの日記

          かけがえのない経験

          ザ・ノンフィクション・偏差値じゃない〜奇跡の高校将棋部 もっと早く出会いたかった漫画みたいな奇跡の物語 全国の高校生将棋大会で、灘高、麻布高校などエリート進学校を打ち負かしてきた私立岩手高校「囲碁将棋部」 高校時代の最後を締める全日本学生選手権で京都大学を相手に、彼らはついに奇跡を起こす 絶望的な状況から、京都大学を含む3大学に全て5-0のストレート勝ちする奇跡もそうだけどある一人の物語に胸を抉られた。 勉強もスポーツも苦手だった細井克哉君の県予選の快進撃 彼は何も

          かけがえのない経験

          ピザ食った後、思った話

          漠然と『何か』になりたかったけど一つのことを極めることは出来ず結果としてゼネラリストになるのか、たくさんのことに興味があってその延長沿いでゼネラリストになるのか。 自分は多分前者です。(a.k.a器用貧乏) 男子なので、極める分野はやはりスポーツに目が行きがちだ。 「一つのことを極める」の主要評価項目がマネタイズや名声だとするとそこは修羅の国 一億円で故障しない肩があったらローンを組んでも絶対に買った。そのお金を返せる自信もあった 元近鉄、ヤクルトで活躍したユウキが引

          ピザ食った後、思った話

          挫折の美学

          幼い頃は足が速いと称され、スポーツもそれなりに出来た。 狭いコミュニティでの一番という勘違いは転校を機に絶望と変わる。 典型的な挫折を味わい、中学で早々サッカーを諦めて高校でテニスを始めるも、プレーでは一度も一番を取れず。 しかし人をまとめるという自分の居場所を見つけて部長を全うした。 それは間違いなく自身のアイデンティティを形成する根幹の経験となっている。 何処にでもある陳腐なエピソードの中にも、自分が主人公になって何かを賭して勝負に出る。その結果に何かを想うという一連

          挫折の美学

          拝啓 佐野様

          社会人一年目、岩手に配属され最初の一年は本当に友達がいなかった。 社内にて特定の方から徹底的にいびられ、精神をすり減らし、家と会社の往復のみでほかにやる気も出さずじまい。 弱音を吐く場所もなく、セルフコントロールができない日々だった。 振り返りますと負のスパイラルを抜け出せたのは2年目の年末、サッカー大好き、女遊び大好き、コミュニケーションおばけの佐野さんがチームに入ってきてくれたお陰です。 ・フットサルチームに入ってとっても素直な男子看護師と友達になれました ・その繋

          拝啓 佐野様

          不確実性と不健康なコンテンツの魅力

          自分は保守派な人間だ。 •一時の酔いに任せて宙にも浮かぶ千鳥足でも終電を逃す事なんかない •遅刻なんてしない •古い友達以外のLINEは砕けて話せず堅苦しい文章を打つ •デートでは行く店の下準備は怠らない これは自分の性格だし変えれない。自分の世界に近いもの、そこから外れる時は慎重に少しずつしか輪を広げられない。 けど周りにいる好きな友人は真逆だ •後先考えず欲望のまま積極的に繁華街でボッタクられに行く •ろくに英語喋れないくせに外国人にナンパする •入った事のな

          不確実性と不健康なコンテンツの魅力

          敗者の美学

          2017マイアミオープン フェデラーvsキリオスの対戦は全てのセットがタイブレークになる大接戦だった。 敗北したのはキリオスでラケットを叩きつけ、その後フェデラーと握手をし敬意を表していた。 何度も見たこの試合、キリオスを好きになったきっかけの試合だった。 絶対王者フェデラーに当時21歳の悪童キリオスが挑む。 フェデラーは怪我明けとは思えないほど、絶好調でミスショットがほぼ無いとんでもない仕上がり。 対してキリオスもゾーンに入り明鏡止水の境地におけるプレーを見せていた。

          敗者の美学

          やるせなさを楽しむ

          3.11の際に岩手に住んでいて、MRとして担当だった大船渡、陸前高田の惨状を目の当たりにしても、COVID-19による世界の変化も自分には致命傷になることは無く、特に感受性が高まる事なく鈍感にそれとなく生きている。 サラリーマン生活も一時は潰れかけたけど、楽しく10年間を過ごせたと自負してる。 周りから見れば羨望される部署で信頼され仕事を回している。 でもふと、うだつの上がらない日々の延長を生きている感覚に苛まれる。 人はどこまで行って満たされても、行き場のない不安と不満

          やるせなさを楽しむ

          自らの意思で早朝出社と働き方改革

          「働き方改革」 幾度となく耳にする言葉に対して答えを見出せてない。 世間に対して発せられるこのメッセージは異なる立場のギャップをどう埋めるかを思考停止し、イメージだけが定着、労働者側がそのギャップに苦しんでるように思う。 製薬会社に勤めてる中で営業担当のMRは 直行直帰、有給促進、月の残業15時間以内を目標にされ、自分の業務量との差に嘆いている。 一方、自分は内勤で9月時点で月30時間のペースを優に超えている残業のせいで年内の残業時間を月10時間に抑えるように上司から命

          自らの意思で早朝出社と働き方改革