イノベーションを起こし“ワクワクする未来”を創りたい。新規事業の立役者がコンサルティングファームからAlgoageに転職した理由
こんにちは!Algoage人事広報担当の高橋安奈です。
今回は、2022年2月に入社した上西智さんにインタビューを行いました。
なぜコンサルティングファームで働いていた上西さんが、事業会社であるAlgoageに転職を決めたのかについて、お話いただきました!
大学院卒業後はコンサル会社へ就職
ーー大学院卒業後の経歴を教えてください
大学院修了後、アーサー・ディ・リトル・ジャパン(ADL)に就職し、コンサルティング業に従事しました。
研究を進める中で、どれだけ魅力的な構想を描いたとしても、マーケット環境やリソースの潤沢さ、法整備など様々な障壁により、なかなか花開かない様子を目の当たりにしまして。こういった障壁を取り除き、イノベーションを促進する仕事をしたいと考え辿り着いた先がADLでした。
ーーADLを選択した理由はなんですか?
元々SFが好きで、その中で描かれる“ワクワクする未来”をただのエンタメとして享受するのではなく、自ら創っていきたいと考えている僕にとって、多岐にわたるクライアント・業界に対する新事業・技術戦略案件に携われるADLは、とても魅力的な環境でした。
特に注力していたのは、サービスロボットの領域です。
先駆けとなる官公庁案件に自ら立候補し、その後幅広く他の案件にも携わらせてもらうことで、最終的には社内で「若手で(サービス)ロボットといえば上西」と言われるまでになりました。
サービスロボットという新業界を創造する端緒を開く一躍を担えたかな、と思っています。
ーー働く中でコンサルタント特有の悩みはありましたか?
在籍4年弱で30余りの案件を担当、入社前に想像していた以上のペースで経験を積ませてもらい、自分自身の成長も実感していましたが、仕事ってそう簡単にはいかないもので、コンサル特有の悩みも抱えていました。
「習うより慣れろ」の文化が強いコンサル業界は、社内でパフォーマンスの高い先輩から学ぶべき要素を取り入れ、自ら会得していくことが必須です。
しかし同時に流動性の高い業界でもあるので、経験を積んだら卒業される方も多く、成長要素を見つける機会が相対的に減っていく部分がありました。
打開策としては、マネージャーまで昇進するか、もしくは環境を変えるか。
そのように考えた時に、より非連続な成長を早期に実現できるのは後者、しかも自分で決断して自分で実行まで担う「事業開発」なんじゃないかと思い、そこを軸に視野を広げて機会を探すようになりました。
Algoageに惹かれて副業から正社員に
ーーAlgoageとの出会いを教えてください
実はCEO大野やCTO安田は、大学時代の同期なんです。
ちょうど転職を考え始めたタイミングで、安田からスポーツ系の受託開発案件を手伝ってほしいとお願いされました。元々スポーツには興味があったので、2021年の春から、週末の副業でAlgoageに関わるようになりました。
副業を始めて数ヶ月経った時に、「受託をやめて自分たちで事業を創ることにしたから、副業ではなく正社員として働かないか?」と大野から誘いを受けました。
大野から話を聞く中で、惹かれた点が3つありました。
1つ目は、これから間違いなく成長する市場における事業開発に携われると思った点です。
正社員に誘われた当時、大野や安田が構想していた事業、すなわち現在の『チャットブースト CV』は、入口となるマーケットニーズがあることは一定検証されていましたが、まだまだ黎明期でこれから開拓できるポテンシャルが非常に大きいと感じました。
2つ目は、DMMグループのリソースを活用しながら事業開発ができる点です。
これにより、通常のベンチャーの枠を超えた、迅速かつ大胆な意思決定ができ、最速で事業を伸ばす経験ができると考えました。
3つ目は、DMMグループの会長・亀山さんの存在です。
亀山さんは露店商から一代で50以上の事業を手掛けるDMMという会社を築きあげた、生粋のイノベーターです。ある意味、温室で育ってきた僕にとって、事業開発という分野の最前線を常に走ってきた方からフィードバックをもらいつつ、自分たちの事業をつくれる環境って最高だなと思いました。
ーー亀山さんの存在が大きかったんですね
実は入社前に大野に誘われたBBQで、初めて亀山さんにお会いしました。
その時、「DMMのリソースをフルに活用して、失敗を恐れずに挑戦してみなよ」という旨を亀山さんが仰っていて。
その言葉を聞いた時、自由度はありながらも基準値を超えたリソースを活用できることや、自分たちの力で事業を大きくするために、思う存分チャレンジできる環境が整っていることに納得できました。
事業と組織の成長に立ち会えてワクワクする
ーー転職の際に悩んだことはありますか?
コンサル業界出身者が事業会社に転職する際、まずミドルフェーズの会社を経験してから、アーリーフェーズの会社に飛び込む事例が多いです。そのため自分もそうすべきかなと悩んだ時期もありました。
有難いことに、他社さんからもいくつかお声掛けいただきましたが、不確実性が高い部分もあるものの、一番自分が成長できるAlgoageの環境に魅力を感じ、転職を決意しました。
ーー転職の決め手はなんでしょうか?
「事業作り」に加えて「組織作り」にも、より深く携われると思ったからです。“ワクワクする未来”を創っていくには、ただ事業を作るだけでなく、それを世の中に届けられる組織を作ることも必須です。
その両軸に携わるという観点で、転職を決めた当時の正社員約10名のAlgoageはまさにゼロベースで挑戦できる環境でした。僕の価値判断の軸は学生時代から変わらず、ワクワクできるかどうか。やはりこの直感には抗えなかったですね(笑)。
こうしたハード面に加え、副業時代含め社員の半数と顔見知りで、その優秀さや社風などのソフト面を知っていたことも大きいです。
Algoageは事業を伸ばす経験を通じて成長したいという意欲の高いメンバーが揃っています。故に、各個人の関係性に基づく馴れ合いではなく、目標ベースでフラットに議論ができる、そしてその中で自分も成長できると思いました。
中でも「期待して任せる」、そして「難しい状況に直面したら全力でサポートする」という風土が強いので、自分で決断して動かしている手触り感は非常に強いです。
また、コンサル時代には味わえなかった、真の意味での“浸透”まで感じていますね。
こういった大胆な決断をしてチーム・組織としてその方向に進んでいくためには、メンバー一人ひとりが気持ちよく働けることが非常に大事になってきます。その中で、人を動かす力も培われていると思います。
急成長中の市場だからこそ感じられるやりがい
ーーAlgoageでの仕事のやりがいを教えてください
Algoageでの仕事のやりがいは、大きく分けて2つあります。
1つは事業成長です。『チャットブースト CV』を始めることを決めたのが2021年の夏で、初めて売上が立ったのが12月でした。そこから半年後の2022年5月、売上は単月約850万円に到達しました。これは単純計算で12倍すると1年間に1億円以上売り上げられる見込みになります。
これが実現できたのは、資金面はもちろん、営業・マーケティングやコーポレート周りの人材・コネクションなど、幅広くDMMグループのサポートを受けられる環境で、メンバーそれぞれが自分の持てる以上の力を発揮してくれているからだと思います。
もう1つは組織成長です。事業を成長させるにはチーム・組織を強く大きくしていく必要があります。そのためにマネジメント勉強会やチーム合宿など、随時企画・実行しています。
特にマネジメント勉強会は、本当に良い波及効果を生み出しています。メンバーが学んだ内容を社内で実践・振り返ることで、他メンバーにも伝播してチーム全体の行動が変わる様子を目の当たりにして、これこそまさに「組織作り」だな、と感じています。
※チーム合宿の記事はこちら!
これからもワクワクを大切に動いていきたい
ーー今後の目標を聞かせてください
会社として目指す目標は、短期的には『DMMチャットブースト CV』を市場No.1のサービスにして、イノベーションを起こしたいです。中長期的にはその座をキープしつつも、より大きな価値提供ができるサービスに昇華していくとともに、他のサービスも立ち上げていけたら…と考えています。
また個人としては、転職の決め手でお話しした「事業作り」と「組織作り」の両軸ができる人材になりたいですね。それが自分がワクワクする世界に飛び込むための“権利”になると思ってます。
その“権利”を得た上で次に挑戦してみたい領域は、イノベーションとスポーツです。とはいえ、まだ現時点で具体的なアイデアはないんですけどね(笑)。
求む!一緒に切磋琢磨できるコンサル出身者
ーー最後に、これからどんな方と一緒に働きたいですか?
不確実な状況でも思い切った意思決定ができる、あるいはそれに挑戦してみたいという方、そしてそれを通じて売上やチームを伸ばしたい方と働きたいです。
Algoageは、事業的にも組織的にも未熟で、これから強く大きくなっていく段階です。自分たちで“型”を一つひとつ作っていくこの段階には、“自分で決断する”勇気と気概のある方が必要です。
逆にそういった方にとっては、通常のベンチャーだと存在するはずの障壁がないという点において、非常にユニークかつ魅力的な環境を提供できることを保証いたします。
ぜひ一緒に、この最高の環境を楽しみながら、クライアントやユーザーに価値を届けて、業界におけるAlgoageの存在感を増していきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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